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なんでもそう?

2011-06-08 00:54:32 | テニス
日曜に約ひと月ぶりにテニスしました。
あー、またこんなに間を開けちゃって、今まで積み重ねて来たモノがずいぶん揮発してしまってました。
昨年も一時できない時期があって、その時はもっと長期に渡ってプレー頻度が激減したので、今回よりひどい状態でしたが…。
その時思い知った、「間を置くとこうなる」という症状が、裏切られる事なく出てくれて、私は悲しい。

症例1 脚力の低下
 ギリギリ届くはずのボールに届かない。
 フレームにすら擦らず空振り。
 (トホホ

症例2 打球感覚のズレ
 もっとも顕著だったのがハイボレーの押さえ加減。
 コートに突き刺さるはずのバックハンドハイボレーがエンドラインを越える。
 (あれれ

症例3 膝のバネの喪失
 つっ立ってストロークするので、真芯に当てたのにネットする。
 (うーん

ああ、悲しいなあ。
これからもプレーできる機会は少なくなりそうなんで、症状は悪化していく事が見えててブルーになる。
これって現役とOBの差に近いんでしょうね。
なんとか脚力だけでもキープできないかしらん。

やってもやらなくても悩みの多い趣味ですね。

さかむけ痛い

2011-06-04 00:51:04 | 音楽&本&映画
最近、と言ってもこの半年くらいですが、劇場で映画を観る頻度が多くなりました。
お休みの過ごし方が文科系になったのかなあ。
「ブラックスワン」を観て思う所があったので、また感想など書いてみようと思います。
以下、ネタバレありますのでご注意を。

見終えて思ったのが、「分からない、惜しいな、勿体ない」と言う事。
物語自体は主人公のプリマが、主役の座を獲得するため保持するために、努力しそして要らぬ心配をする、ままあるお話です。
この要らぬ心配をサスペンスフルに、サイコロジカルに、ホラー仕立てで描いているのですが、これが私には分かりにくかった。

物語の最初から、何者かに脅かされているのではないかという、強迫観念に捉われる主人公。
何者かは一貫して女性なのですが、これがだれなのか判然としない。
追い落とす結果となった前のプリマなのか、演出家が注目する代役のバレリーナなのか、もう一人の自分なのか、はたまたその総体なのか、都度都度変わっているのか。
恐ろしげなメイクで一瞬現れるだけなので、私には判別できず。
また、自傷する自分をたびたび幻覚視する。
何を恐れているのか分からない疑問符が頭の中に居続けて、物語世界に入り込めず、主人公の立場に立てませんでした。
彼女が自らを追い込んだ所産であり、この映画の勘所で外す訳には行かないので、これを明確にして欲しかったなぁ。
それとも私の認識力不足なのかしらん。

主演のナタリーポートマンはオスカーを取る演技。
一生懸命で、臆病で、貪欲で、必死で、執着心溢れ、王子を誘惑する奔放な魅力を表現しろと要求する演出家に応えようとする主人公を、迫真の演技でもって演じ切っています。
素晴らしい。
全てを踊り終わった所で物語は終了するのですが、その演技に引き込まれたのでしょう。
エンドロールが上がり始めても席を立つ人はまばらで、劇場が明るくなるまでほとんどのお客さんは座ったままでした。
私はいつも最後まで見ているのですが、これだけお客さんが席を立たなかった作品は、過去に覚えがありません。
それだけに、上述の分かりにくさが勿体なかった。

娯楽映画なんですから、取っつき易さというのはやはり重要ですよね。
もっと完全な作品になり得たのに。
あー、やっぱり勿体ない。

一長一短

2011-06-03 00:59:31 | Weblog
三脚を手に入れました。
手持ち撮影だとどうしてもブレたり浅いピントを外したりするのに、業を煮やしちゃって。
三脚設置して撮れる被写体と時間の余裕が揃った時、何度か利用してみました。
その使用感を書き残して置きたいと思います。

カメラは小さいので、買ったのは細身で軽量のにしました。
選定条件として気にしたのは以下の三点。
 一.ローアングルでの設置が可能な事。(草花を撮るのだ)
 二.視線の高さで撮れる事。(梢に咲く花を撮るのだ)
 三.かさばらない事。(山に持って行くのだ)
その他の機能は二の次としました。
さあ、野に出でいざ設置。

まず困ったのは構図の微修正でした。
雲台の角度調整方式が、ボール状の突起を回転させて行うタイプで、自由が効きすぎ難しい。
特に縦構図の時。
仰角をまず決め、それから水平を合わせようとすると、せっかく合わせた仰角も動いてしまい、やり直し。
上下左右を一度に決めて固定せねばならず、時間がかかります。
雲台をシンプルな構造のにした為の弊害。
次に風が強いと三脚が煽られ、反対にブレの原因になる事が…。
軽量にしたが故の弊害。

これら困難を乗り越え、構図設定できれば、後はピント位置を変え、露出を変え、絞りを変えして何枚でも撮れます。
素晴らしい。
手持ち撮影で取り直すと、同じ位置では二度と撮れず、後でこの構図でこのピント位置だったらなあ、と悔しがる事多数でした。
(ズレた方が結果気に入ったりする事もありますが…)

時間があり、本当に良い被写体(もちろん動かない)に出会った時は、強力なツールとなりますが、それ以外の時はお荷物。
使い所が難しいですね。
今度はスローシャッターでの撮影にも挑戦してみたいです。

<見たことある花ですね。三脚使いました。>



新設<余裕の時もある

2011-06-01 01:21:46 | Weblog
ずっと改修工事していた大阪駅が、5月の初めにようやく完成しました。
長々と工事場所を囲っていた殺風景なボードが取り払われ、真新しい壁とガラスの通路や店舗が現れ、久しぶりに常態に復帰。
したものの、朝と深夜に通り過ぎるだけだったので、新しいお店がどんななのかチェックできずにいました。
雨だった事もあり、日曜日に様子伺いに行って来ました。

大阪駅に三越伊勢丹が入って、梅田は国内随一の百貨店激戦区になったとか。
その隣にはLUCUAと言う小売店舗群(なんて表現するんでしょうね)が営業開始したり、南側の大丸はフロア増床していたり。
大丸に入った東急ハンズ(変な感じだ)でちょっと買い物して、後はふらふらと見て回りました。

一番興味を引いたのは「時空(とき)の広場」。
駅のホームの上に、南北のビル間の渡り廊下風に、広大な広場が広がってました。
さらにその上には新しい大阪駅の外観の特徴である、巨大滑り台のような屋根が雨を遮っています。
各エスカレーターは眺め良く配置されて、とても解放感がある造り。
ただの駅ではなくなってしまいました。
ちょっと感心です。


ビル内の飲食店はどの店も待ち行列が凄い。
向かい合うお店の前の通路に向き合って待つこの人達は、どれだけの時間をかけて食べ物に到達するのだろう。
私も含め、みんな新しモノ好きですね。
でも、私は人混みは苦手。
わざわざ並んで待つのはもっと苦手なので、様子を見終えたら早々に退散です。
SOUTH GATE BUILDING 2Fから地階に直通するエスカレーターで国道2号線の下に潜り、お茶でもしようとディアモールの方へと歩きました。

ディアモールもできてから月日が経ちましたね。
その日はその事を初めて意識しました。
当初は、大阪らしからぬ洒落たショッピング街ができたものだと驚きましたが、ずいぶんと見慣れたものです。
広い通路の人口密度は大阪駅より、そして昔より、低くなってました。
なんだか落ち着いて、一息着けました。

残念ながらディアモールにはお茶する所がなく、喫茶店を求めて4ビルへと入ってみました。
するとさらに今を感じさせる眺めが目の前に展開。
長い通路の両側のお店はそのほとんどがシャッターを閉め、人がいない。
いや、いるんだけど、一人二人。
…なんだこのさみしい眺めは。
絶句し、そして笑ってしまいました。
大阪駅前第4ビル。
オフィスビルなので日曜だからというのもあるのでしょうけど、私が就職したての頃、4ビルは1ビル2ビルに増して新しく、活気に溢れた所だったのですが。
うーん、この差はすごいな。

御堂筋側の通路に開いてるコーヒーショップを見つけました。
こちら側はまだ通行量があり、お店も5~6割の客の入り。
お店の女の子は無愛想で、その場所に似つかわしい。
ですが、隣の席が離れたテーブル配置で、ゆっくりできます。
さらにホッとして、棒になった脚を休めました。