修正の精度

2014-07-30 00:49:54 | テニス
先日の試合で全くいいところのなかったサーブであるが、週末の練習ではそれなりにサービスボックスに入ってくれたので少し安心。
うまく打てない時の修正方法をもう少しシビアに設定しようと考えた。

私はファーストをスライスでセカンドをスピンで、なんて打ち方を変えて8割方フォルトしないセカンドサーブを持っていない。
持ってたらこんな記事書いてないか。
ここで取り上げるサーブはしっかり振り切って打つ攻撃的なもの。
置きに行くサーブは対象としていない。
そうするとセカンドサーブであっても一回のチャンスだけでは入る確率を高くできない。
これは私のふたつの技術的問題からもたらされる。

一つ目は回転偏重とも言える山なりサーブが打てないということ。
いや、正確に言うとそんなサーブの深さのコントロールが出来ない。
薄く当てる事が出来ないのか往々にして長くなってしまう。
二つ目は一本目でセカンド相当のサーブを打っても入る確率は5割程度ということ。
私のセカンド相当のサーブとは回転系ではあるもののスピードもそれなり出てしまう1.5サーブとでも言うべきものになっている。
んー、なってしまう。
なのでダブルフォルトを避ける手だてとして、一本目も二本目もセカンド相当の1.5サーブを同じように打つようにしている。
一本目を失敗したら修正して二本目を打つ。
これで一発勝負でなく二度入れるチャンスを作れる。
これは随分昔に確かテニス雑誌に紹介されていた手法。

それでもダブルフォルトしてしまうのはチキンハートの所為だ。
一本目でオーバーしたとする。
その場合二本目を入れるための修正方法は、一本目より回転量を増やすか、軌道を低くするか、スイングスピードを落とすか、のいずれかとなる。
回転量を増やすことができなくて困っているので、攻撃的に二点目を選択するが、弱気の虫がスイングスピードをも落としてしまう。
さすれば当然飛距離は短くなり、ネットしてダブルフォルトとなる。

やれやれ。
スイングスピードを落としていたんではしっかり振り切ったサーブの前提が崩れるではないか。
どうせ置きに行っても入らないのだ。
なら軌道の高低の微修正に集中すべし。
次の9月の試合に向けて短期にできる対策に、まずは注力しよう。

<真夏のテニスコート>