見つけてあげておくれ

2009-11-10 22:05:25 | Weblog
何の花か分かりますでしょうか。




シロツメクサです。
普通、シロツメクサは小さな花がたくさん集まり、折り紙の鞠のように丸く花をつけますが、これは五つか六つしか花をつけていませんでした。
しかもとても小さい。
左下のぼけてる丸い葉っぱは別の株のもので、手前にあるので大きく写ってますが比較するとサイズが分かるかと。

春の花のイメージですが、夏も秋も咲いてます。
もっとも、原っぱ一面を真っ白に覆うなんて眺めは、春の候でしか見せてくれませんが。
冷え込むことがある山中ではもう球状になる数を揃えるだけのエネルギーを得ることができなくなっちゃったんでしょうね。
生えてる場所が公園の原っぱなので、再々雑草の刈り取りに合い、根元から切られてしまうのですが、それでもその度新たに緑の三つ葉をポチポチと伸ばしてきます。
強い植物なんですね。
牧草にぴったり。



最初の花を構図を変えて長々と撮影していたら、近くで駆け回っていた4歳くらい女の子が何かあると思ったのかすぐ横にやってきて手元を覗いてきました。
彼女の目には何も面白いものが見つけられなかったのか、変なおじさんを見る目で私の顔を眺めて、駆け戻っていきました。
おいおい少女よ、おまえと同じくかわいい花が咲いていたんだぞ。
小さすぎて見えなかったかな?

日曜日、予定外のあれこれ

2009-11-10 00:17:03 | Weblog
昨日の日曜日、先週の予定では山中に分け入り、視界を全て木々の葉っぱが占める場所でほけっとするはずだったのですが、ある都合であきらめねばならなくなりました。
週の初めは寒くならないか心配していたのですが、再び暖かさが戻りお天気も最高の日になったのでとても残念。
代わりにお昼過ぎから近郊の山道をドライブ。
窓は全開、気持ちよし。機嫌も直ってきました。

道路脇に日陰の駐車スペースを見つけ、車中で遅めの昼食。
ここで腰を据え、缶コーヒーを飲みながらテニス雑誌を眺める。
お天気がいいので走りにでてきている人が多いようで、いつもより頻繁に車が通り過ぎていく。
自動車にオートバイに自転車。自分の脚で走ってる人も。
みんな気持ちよさそう。

フロントガラスの向こうで斜面の木立が葉を点々と光らせてます。
ナンバーの付いていない車や電信柱も見える何でも無い一画なのに、妙に気を引く眺め。
自分が日陰にいるので余計に明るく見えるからだろうか。
ドアミラーにも同じような眺めが映り、一度に2方向の景色が楽しめ面白い。

風景に慰められ気持ちがすっかり落ち着いたので、気分も変わりBGMを変更。
 冨田勲「Dawn Chorus(ドーン・コーラス)」
秋冬は聞く音楽も変わってきます。
春夏はやはりエネルギッシュな曲が中心になるのですが、秋は透き通った感覚に合う透明なイメージのものが似つかわしい。
冬も傾向は同じですがより繊細な曲にシフトしていきます。
風の無い冬の朝などキリリとした寒さを肌に感じる。
そのイメージに音楽とともに浸れる静かな心持ちのときはとても幸せです。
(あくまでイメージ上の冬で、例えば暖かい車内から冬枯れた山野を眺めて想うんですけど・・。はは。
 基本的に寒いのは嫌いです。)
車載のCDを秋冬物に衣替えせねば。

写真を撮りたくなったので、撮影対象を求めて山の上の公園へ移動。
いつものベンチ付近で面白い被写体は無いかうろうろ。
一足早く紅葉していたケヤキの木はすっかり葉を落として枝だけを青い空に伸ばしていました。





夕刻になり、「週末のお楽しみもこれで終わりか。」と帰り支度をし、忘れていた携帯メールをチェックすると、・・おおっテニスのお誘いが。
やたー、まだ今日は終わらないぜ。
行ってきまーす。