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山行き計画

2023-06-26 06:59:14 | 山行
年度始めの予定では、早めの夏休みを6月に取得しようと考えていたが、今年は仕事の都合で長期休暇を取るのは難しそう。
久しぶりに山小屋に連泊して、どっぷり山に浸ろうと思っていたのだが、残念。
まあ長期休暇代わりにゴールデンウィークに良い旅ができたから、長く休みたくて悶々とすることもない。
来年のお楽しみとしよう。
ただ、近場の山にはない日本アルプスならではの雄大な山の景色は久しぶりに見てみたい。
一週間まるまる休むのは無理だが、週末に二日お休みを当てるくらいなら可能。
てことで二泊三日で行ってきた。



アクセス良く行ける山はないか探したところ、仙丈ヶ岳が良さげ。
南アルプスにある山である。
地図では麓の町から結構離れて見えるのだが、北沢峠という甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳を結ぶ縦走路の鞍部までバスで行けるので、健脚の人なら一泊二日でも行って帰ってこれそうな山である。
一日目に麓の旅館で宿泊、二日目に山頂にある山小屋まで行き、三日目に下山、そのまま帰阪のだいぶゆったりしたスケジュール。



梅雨の時期だから雨の可能性が高いがそれはそれで良し。
晴れたらそれも良し。
一番いいのは一日目曇り、二日目雨、三日目晴れ、かな。
雨ならではの山の表情と、晴れて見通せる見晴らしの良さと、両方写真に撮れるといいなと思っていた。
結果は一日目雨、二日目曇りのち雨、三日目晴れ、でまずまず希望どおり。
また分割記載したい。




おまけの写真とその他情報

2023-04-23 18:57:28 | 山行
播磨アルプスのお話をもう少し。
花の写真をたくさん撮ったのでアップしておく。
藤の花以外は名前が分からない。
昔は名前を調べたものだが、最近は億劫になって撮るだけだ。







播磨アルプスは縦走路を歩くのがメインルートと思っているが、枝道も幾つかあり、エスケープルートとして使える。
縦走路の内側の阿弥陀町に降りる道と外側に降りる道、さらに別の山へと繋がる道があるようだ。
今回は行っていないが、阿弥陀町には鹿島神社などの神社がいくつかあり、登山前後にお詣りする行程も組める。
ガイドブックに参道のお店でご当地ものの柏餅が食べられるとあった。
コロナ前の情報だと思うので今どうなのか分からないが、参道の様子も気になる。
なかなかいい山なので、またの機会があればルートを変更して歩いてみたい。




播磨アルプスの歩き心地

2023-04-21 06:23:25 | 山行
豆崎登山口は登り出しから急斜面の直登の道である。
広い岩の斜面を這うように登る。
木が疎にしか生えていないので、少し登れば後方の眺めが広がる。
標高を上げるに連れ、左右の眺めも広がるようになった。
すっきり晴れていれば瀬戸内の島が見えたりするようだが、その日は春らしく霞んだ空で遠くまでは見晴らせなかった。

<豆崎登山口すぐの直登>


播磨アルプスの縦走路は岩場の道がとても多い。
ロッククライミングできる場所もあるようだが、歩いたコースには鎖が設けられるほどの険しい所はなかった。
岩がゴロゴロしている感じではなく、デコボコした岩の表面を歩く感じ。
結構急な斜面に足を乗せなければならない。
滑りそうであるが、そういった場所は砂が浮いていないので、ビブラムソールとかが付いてる靴であれば不安なくグリップしてくれる。
雨が降って濡れてるとそうはいかないだろうから、晴れててよかった。

<開け始めた展望>


ただ、足の置き場所は一歩一歩判断して歩かねばならない。
程よい緊張感が必要だ。
最初街履きの軽登山靴で来ようかとも思った。
が、重い登山靴で歩くのも足腰に効くだろうと、ガッチリした登山靴を持ってきて正解だった。

<百間岩の下には展望台がある>


花はミツバツツジがたくさん咲いていた。
でも花期は終わりかけ。
ガイドブックには3月が見頃と書かれていた。
ミツバツツジって5月くらいに咲くイメージがあったが、見たのは標高の高い山でだったのかもしれない。
それでも日当たりの悪い所にはまだ新鮮な花が残っていたし、萎れた花でも遠目には薄い紫色の彩りは変わらず、目を楽しませてくれた。

<麓の町に降りる道>


ミツバツツジに混ざって朱色のツツジも咲いていて目を惹いた。
あのツツジはなんと言う名なんだろう。
新緑もきれいだった。
黄色を混じえた淡い緑の葉をまとった木々が、モコモコと柔らかそうな絨毯となって山肌を覆っていた。

<蜜を求めてクマバチが沢山飛んでいた>


そんな登山道だから退屈さなど微塵も感じず歩くことができた。
大きな山だと麓に広がる植林帯を長々と通過するつまらぬ場所があるのだが、ここにはそんなものはない。
登り始めから新緑と岩場の登山道を楽しめる。
幾つもピークを越えるので、上っては下りの繰り返しだから、標高は高くないが累積標高差はまずまず大きく、運動強度も適度に高い。
これだけ満足のいく山はあまり記憶にないな。
しかし夏場は日陰がないから暑くなるようで、登る季節は選ぶ必要がある。
良い時に出会うことができた。

<阿弥陀町>



播磨アルプス縦走路

2023-04-19 06:25:27 | 山行
今年は山をいくつも登ろうと考えている。
ここ数年、あまり登れていないから脚が細くなった。
このまま衰えていくだけというのは面白くない。
足腰鍛えなければ。
本格的な山の景色もまた見てみたい。

<豆崎登山口、ここから縦走路は始まる。>


まずは足慣らしからと体力的に厳しくない山を探し、播磨アルプスを歩いて来た。
これまで知らなかったのだが、標高は高くないものの岩稜の登山道は日本アルプスを彷彿とさせ、眺めもとてもよい山だった。
今回の記事は縦走路の紹介。

<進行方向右手、盆地の対岸に高御位山はある。>


播磨アルプスとは通称で、高御位山(たかみくらやま・304m)を主峰とする複数の山が連なる山域がそう呼ばれている。
兵庫県高砂市と姫路市および加古川市の市境にあり、阿弥陀町という町をぐるりと丸く取り囲んでいる。
山は北側に広がっているが、縦走路は阿弥陀町側に連なる稜線上にある。

<直登する百間岩を見上げる。>


JRの曽根駅から歩き、国道2号を渡ってすぐのところにある豆崎登山口から山に入った。
大平山、大谷山、地蔵山、百間岩、別所奥山、鷹ノ巣山、長尾山と経由し最高峰の高御位山に到着。
そして中塚山、北山奥山を経て北池登山口に降りた。
時計でいうところの七時の位置から上り始め、五時の位置に下山した感じだ。

<進行方向、別所奥山と鷹ノ巣山を見る。>


山は硬い岩でてきているようで、300mまでの低山なのに稜線に大きな木がなく、総じて眺めがよい。
だから上り始めて稜線に出ると、これから歩く先の山が全て見える。
始めは気づかなかったが、歩いた先から後ろを振り返ると、登山道が白く連なっていた。

<鷹ノ巣山から振り返る。>


後ろの山のあそこからここまで歩いて来たんだなあと自分の足跡を辿ることができるのが縦走の醍醐味だ。
規模は全然違うが、北アルプスの薬師岳辺りを歩いた時、同じような光景を見たのを思い出した。

<ようやく前方に高御位山がやってきた。画面右上の低い山が中塚山、北山奥山。>


ところで北池の下山口であるが、実は入ってはいけない場所であった。
動物除けの柵があり、そこに地主の人の立入禁止の札が貼ってあったのだ。
登山口として山に入ろうとしたなら分かったのだが、山から降りてくる道にはその注意書きはなく気づかなかったのだ。
ということで許して貰おう、ごめんなさい。

<下山口辺りから。画面中央、鳥居の右上の鉄塔へ続く岩の斜面が百間岩。>


下山口からは道路を歩いて曽根駅へと戻った。
本当に円を描いて一回り歩いたことになる。
次回は登山道の様子について。


地下壕探検

2023-03-24 07:09:55 | 山行
屯鶴峯には奇景以外にも見どころがある。
第二次大戦中に掘られた地下壕があるのだ。
ここも見学してきた。
前話で書いた通り地図がある訳ではないので、そこに行けるかどうか分からなかったのだが、登山道の途中にあったビニールテープに道案内されて行くと、果たして暗い穴の口が待っていたのだった。



壕はいくつもあるようで、少し離れたところにも横穴が見えた。
目の前のトンネルの中を覗くと反対側の出口の明かりが見える。
真っ暗だと奥まで入る勇気が出るかどうか分からなかったが、行き先に明かりがあると恐怖感は激減。



入ってみた。
トンネルは広く、四角く真っ直ぐ掘られている。
前後に明かりが見えてはいるが、深く入っていくと周りは真っ暗で何も見えなくなる。
足元を照らすのにスマホのライトを着ける。



ところどころ、左右互い違いに横穴がある。
横穴の先は真っ暗なので、迷うのが怖く覗くだけ。
明かりに向かって真っ直ぐ歩く。
天井近くに黒いシミがあると思ったら、その形からコウモリのようだった。
いっぱいいたら気持ち悪くて逃げ出していたと思うが、一匹だけ。



ようやく明かりの入る出口までやってきた。
出口手前にも横穴があり、そちらを覗くと横から光が差していた。
行ってみると今歩いてきたトンネルと平行に同じようなトンネルが伸びていた。
横から差していた光はそちらのトンネルの出口からのものだった。



綺麗に壊された柵の隙間から外に出ると左右に山道が付いている。
外の道を辿ると最初のトンネルの出口と思われる場所に穴が口を開いていて、入ってみるとまさしくそうだった。
ふうむ、どうやら何本かのトンネルが平行に掘られ、そのトンネルを繋ぐ横穴がところどころにある作りになっているようだ。



ライトを再び照らし、最初に入った入口へと戻る。
入口から外に出て、最初に見たもう一つ横の穴も見に行ってみた。
こちらは二つ横穴があったが、水が溜まっていたので入口から中を覗くに留まる。



あまり深入りはせず、見学はここまでにしておくことにした。
ちょっとした探検気分を味わえ面白かったが、トンネル内は天井の岩が落ちているところもあった。
安全が確保されている訳ではないので、登山と同じく、中に入るのは自己責任で。




どんづるぼう

2023-03-22 06:28:15 | 山行
大阪府と奈良県の府県境の奈良県側に奇景の山があると知り行ってきた。
その名を屯鶴峯(どんづるぼう)という。
南にある二上山の噴火に伴う砕屑物が堆積し、隆起侵食されてできた凝灰岩の山である。
見事に白い岩肌を連ねる山であった。



標高は150mほど。
近鉄大阪線の関屋駅から歩き、北側から山に入った。
交通量の多い国道165号を怖々横断し、工事事務所の横から林道のような山道に入る。
この屯鶴峯、市販の山の地図にもネットで調べてもその詳細な登攀ルートは見つからず。
しかし秘境という訳ではなく、手軽にハイキングできるコースらしい。



山域もそんなに大きいものでもないため、スマホの方位磁針を頼りに歩くことに。
実際に歩いてみると、なるほど、ルートを示すビニールテープ多数。
どこかの山の会が設置した小さな道標が別れ道に掲げられ、だいたいの方向を把握できれば問題なく歩ける山だった。
ありがたい。



南側の県道703号から入るのが一般的らしいが、北から入ったことで縦走する感じで一直線に歩けた。
手書きの道標に従い林道から脇に入り小さな川を渡ると上り坂が始まる。
最初は急坂だが数分も歩けばなだらかになり、周りの景色が見晴らせるようになる。
行く手の右側の斜面にビニールハウスが広く覆っているのが目にとまる。
白いからこれが屯鶴峯の凝灰岩かと見間違うところだ。



しばしなんの変哲もない山道を行くと、遠くの山肌に白く植物の生えていない部分が見え始める。
歩く山道も茶色から白色に変わる境界がやってきた。
そこから辺りは白い世界に入っていく。



凝灰岩は風化の具合で黒っぽいところもあるがほぼ真っ白。
斜行した層理がよく観察できた。
含まれる鉱物によるのだろう、茶色や緑色がかった層もある。
硬いところと柔らかいところがあるようで、硬い層が出っ張って庇のようになっていた。



凝灰岩帯には登山道というか歩くルートは特になく、気になる岩場や景色の方へあてどなく歩くことになった。
なんとなく足跡があるのでそれを辿る感じ。
白い岩肌はもろく、岩質は硬いのだがボロボロと小さく崩れ易い。
岩の上にざらつく細かな砂利が乗っているので滑り易い。



しかし崩れた粒々には角があり、恐れていたほど滑らない。
わざと靴底を滑らせればもちろん滑るが、斜めになった場所に靴を置いても、真上から体重をかければずるりといくことはなかった。
歩く場所によっては断崖がすぐ横という、もし滑れば谷底まで落ちそうなところもあるので、そういったところは3点支持しつつ慎重に足を運べば問題なし。



あてどなく歩いたため、一度茶色い登山道に出てしまったが、谷の向こうに見えるエリアに行っていない事に気付き、再度凝灰岩帯へ。
そちらへの道は適当にルートを決めた方向と反対側にあった。
そこは谷間に向けて庭園の植木のように丸く侵食された瘤が連なっているところだった。
人が入り込んでいないので、侵食された地形が綺麗に残っていた。
危うくここを見ることなく終えてしまうところだ。



さらにその先の植物の生える地層上に道は繋がっていた。
鉄骨の小屋跡があり、さらに行くと高圧電線の鉄塔があった。
そこが一番高そうな場所で、立札もなにも無かったが屯鶴峯の頂上らしかった(そう思うことにした)。
ずっと曇っていた空から雨粒が落ちてきたので帰ることに。



凝灰岩帯から登山道に戻り少し歩くと整備された遊歩道が現れた。
遊歩道を辿るとすぐに整地された広場に出た。
立派な屯鶴峯の説明板があり、ここが正しい入口であるようだ。
コンクリートの階段を下ると車の走る道路に出、その向こうを近鉄電車が走っていた。
帰りは南大阪線二上山駅まで歩き、近鉄に乗った。




竹林の行く末

2022-11-30 06:22:36 | 山行
山を歩くと、時々竹林の横を通る。
タケノコを採るための竹林でなければ、大体荒れたところが多い。
枯れた竹が茶色くなって、青竹の間に倒れ凄惨である。
普通の林だと木が倒れていても、腐って土に返っていくのが分かる。
極相林となって大きな木の枝葉が森を覆えば、林床に光は届かず、新たな芽が伸びることもなく、木々の間隔は維持される。
しかし竹はなかなか腐らず、倒れた竹は残り続ける。
しかも新たな芽はタケノコだからどんどん芽を出す。
タケノコが次々芽を出せば隙間がどんどんなくなって、非常な密の状態になるのだろうか。
これ以上は無理、と竹が判断してタケノコを出さなくするのだろうか。
見たことはないが、人知れぬ山の中にある竹林はどうなっているのだろう。
気になる。




天王山ハイキングコースを撮る

2022-11-18 07:13:32 | 山行

天王山に登ってみた。
大阪と京都の府境の山崎にあるあの天王山である。
標高は270.4m。
山頂まで約1時間の山。


簡単に登れても山は山。
いたるところに登山は自己責任の注意書き。
山の危険を知って行動しよう。


山の南側の登山道は階段状に整備されていて、遊歩道っぽい。


秋なのに柔らかいキノコは見かけず。
サルノコシカケばかり。


林業用のものだったのか、作業用モノレールの線路が設置されていた。
線路を草が覆う場所もあり、今は使われていなさそう。


至る所に竹林あり。
荒れたところと整備されたところがあり、その差が激しい。
竹林を綺麗に維持するのはとても難しそうだ。


天王山を有名にした歴史上の出来事が陶板に描かれ説明されていた。
秀吉の天下への道である。
光秀って落武者狩りに遭って死んだのか。
戦で討ち死にしたのだと思っていた。


山頂手前にある自玉手祭来酒解神社。
「たまてよりまつりきたるさかとけじんじゃ」と読む。
ここには神輿庫という重要文化財がある。
柵で囲まれ近くで見れないのが残念。


山頂は山崎城の城跡でもある。
平地がいくつもあったから、そこに櫓や天守があったのだろう。
土塁などの遺構もあるそうだが、探して歩いたわけではないので、井戸の跡しか見なかった。


頭上の紅葉より、落ち葉の紅葉がきれいだった。


登山道は山頂から北へも続いていて、北東方向に下ることが可能。
南斜面を往復することも考えたが、違う道を歩いた方が面白かろうと、北東へ下ることにした。
こちらの道は階段は少なく普通に登山道。


北東方の登山口の最寄り駅は阪急電車の西山天王山駅。
地図の通り歩いて駅へ。
新しくできたらしい駅だった。


尾山をプチ登山

2022-04-02 01:48:29 | 山行
弁財天からさらに奥へと歩くと、湖岸から離れ、山中へと入って行く。
初めは平坦だが徐々に傾斜が増して、歩むスピードを緩めないとしんどくなった。
登山時の歩き方に変更。
手に入れた沖島の案内図に「尾山(宝来ヶ嶽)」と書かれた山への登山開始である。



高さ200m程の山。
登山道から下界の眺めはほとんどなく、常緑樹と落葉樹が混ざる林の中を行く。
おおむね平らで歩きやすく、所々足場の悪いところもあるが危険な所はない、そんな感じの道である。
湖が周りを取り囲んでいるから、遠くから街の雑音が聞こえてくることもなく、鳥の声を聞きながら静かに歩ける。
山の中にいる気分にさせるいい登山道だ。



シダ類の春の芽吹きやスミレの小さな群落を見つけた。
驚いたのはショウジョウバカマの花が咲いていたこと。
久しぶりに見たな。
なかなかの深山である。



見晴らし広場と地図に書いてある場所が一番高い位置にあったので、そこが山頂と思っていたら、道はいつのまにか下り坂になり、だいぶ下ってから見晴らし広場についた。
だから山頂を通過したのかしていないのか、山頂への分かれ道があったのかなかったのか分かっていない。
見晴らし広場からは南側の対岸が望めるのだが、空気中の水分が多いのか花粉のせいなのか、手前の岸辺の山の向こうは霞んで白かった。



道はそのまま下り、途中もう一ヶ所、ホオジロ広場というところで北側を望める展望地があるが、こちらも霞んで白く湖西の山が見えるまで。
広場には太い木にロープを渡したブランコがあった。
ベンチに座ってしばし休憩。
結局山中では誰とも会わず、静かな山歩きを楽しめた。



ここホオジロ広場で小学校に下りる道と港の方に向かう道に分岐する。
分かれ道はここくらいで、道標も各所にあるし、迷うことはない。
もう一度湖岸に連なる町並みを、今度はホンミチという一本山側の道を通って歩いてみたく、小学校に向かって下りることにした。



ホオジロ広場から下り始めて十数分で小学校の裏手に出た。
弁財天からだと小学校まで写真を撮りながら歩いて1時間20分くらい、程よいプチ登山になった。
島の小学生も遠足でこの山を登ったりするのだろうか。
小学校の屋根は瓦屋根で、使われている瓦の枚数にびっくり。
瓦で葺かれた小学校って今時少ないのでは。
階段を下って校舎とプールの間に出、またまた体育館横のトイレを借りたのだった。




知らない道を歩きたい

2021-05-15 17:29:36 | 山行
妙見山上⇔妙見奥之院をピストン(その5)

奥之院でお参りを済ませ引き返すことに。
帰りはスムーズだ。
道に迷う事なくスタスタ歩く。
迷わないのはいいが、行きと帰りの道が同じってのはあまり面白くない。
車で来たから仕方ないが、可能なら公共交通機関を使って出発地と到着地を別にするルートの方が、その日初めての景色をずっと眺められてよろしい。



おおさか環状自然歩道はまだ北側に伸びており、自然歩道を外れた道も複数存在する。
次の山行きでは縦走することも考えよう。
ただ、この辺りより北でバスに乗ると亀岡や妙見口の駅に連れていかれるようだ。
京都や兵庫を経由しないと帰れないという、今時の問題に触れるから時期を選ばねばならないが。



最終行程である妙見山への上りをなんとかクリアして、妙見山上に戻ってきた。
駐車場が閉まる16:30にはだいぶ余裕を持って到着。
朝より人出は増えていて、参道は結構な賑わいだ。
駐車場も朝は数台だったのが、何十台にも増えていた。
そんなにこのお寺って人気なのかと思ったが、妙見の森に行くリフトが出ているので、そちらが主たる目的地なんだろう。
整理体操をして脚をストレッチし、帰途についた。