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アバニホテル

2018-07-16 18:43:50 |  アフリカ旅行
アフリカ旅行 26

滝見学したのは午後遅くだったので、気温も上がり、水に濡れても寒くなかったので助かった。
濡れた足とサンダルを乾かしながらホテルへ戻る。



ここのホテル、バスルームが変な造りだ。
トイレの便器を挟んでシャワースペースとバスタブがあるのだ。
シャワースペースはスペースと書くしかないエリアで、透明なガラスのドアで仕切られている。
バスタブはむき出し?だ。
シャワーとバスタブの間をペタペタ濡れた足で歩くのが普通なんだろうか。
シャワーしか使用しなかったけど。
翌日泊まったヨハネスブルグのホテルも同じような造りだったので、こっちでは一般的なのかも。



夕食はホテル内のレストランで食べることにした。
レストランは二つ。
ここにもだれも泳がないプールがあって、その横のオープンエアーの方を選んだ。



三人で夕食を食べるのはこれが初めてだ。
ボツワナのロッジでは宿泊者みんなでひとつのテーブルを囲み食べていたからな。
まあ、ほとんど三人で話していたのではあるが、ガイドさんが横にいればそうもいかない。



そういえば、ロッジに同宿していた欧米の方達はみな食事が早かった。
よく喋るのにサクサク平らげて、部屋に戻っていった。
最後まで食べてるのはいつも我々だった。
日本人は(と、くくってしまっていいのか?)居酒屋なんかで長々と食べ飲みするので、お酒の付く夕食はどうしてもゆっくり食べてしまうのだ。



というわけで、その晩は三人で心ゆくまで酒と食事を楽しんだ。
話題はやはりサファリの話に向かい、それぞれの記憶に残る出来事を交換しあった。
翌日は知人とお別れである。
こんなすばらしい旅を手配してくれ、感謝である。



ビクトリアフォールズ

2018-07-15 00:47:27 |  アフリカ旅行
アフリカ旅行 25

ホテルに到着早々、滝見学に向かう。
半ズボンとサンダルに履き替え、フロントでもらった使い捨てポンチョを持ってビクトリアフォールズへ歩く。
ビクトリアの滝は世界三大瀑布のひとつで、この時期の水量は大変なものらしい。
大地の裂け目に落ちた水が吹き上がり、雲の様に白く煙っている写真を見た。
そのすぐ近くにある遊歩道を歩くとのこと。
ビショビショになるらしい。
そのためカッパかポンチョが必須なのだ。



ホテルの敷地を出るところに係員の詰所があり、ルームキーのカードを見せ部屋番号をノートに書けば通してくれる。
一般客は入場に幾らだか払わねばいけないが、アバニホテルの宿泊者は無料である。
ラッキ。
もう一つゲートをくぐり、緑多い遊歩道を歩いていくと、木々の間に滝が覗き見えた。
なるほどー、水の落ちるところは手前の一部しか見えず、奥の方は白く煙って見通しが効かない。
一旦遊歩道を川の上流側に歩き、水辺から大河を眺めた。



広い川が谷のところでスパッと消えている。
この水が全部落ちているのか。
落ちる直前の水の流れが猛々しい。
翌朝にも見学に来たが、その時は太陽の位置が変わり虹が出ていた。
お天気は毎日いいので、水しぶきでほぼ確実に虹を観察できる面白いところである。



遊歩道を戻りいよいよ滝の正面へと向かう。
前からポンチョの水を払いながら歩いて来る人や、ポンチョ無しで歩いたのだろう、笑いながら髪の毛から服からびしょ濡れでやって来る人がいる。
ははあ、すごそう。
遊歩道は小さな弧を描き、滝に近づきは離れしてつけられている。
次の滝を眺めれる場所からしぶきがかかり始めるようだ。
ポンチョを被って手すりに近づくと、なるほど不定期にしぶきがやって来る。
でもさっきの人みたいにびしょ濡れになるほどではない。



一度滝から離れ歩くと、次にあった鑑瀑台は壁のような滝の真正面だった。
あっしぶきが来たと思ったら、それは豪雨も青ざめる密度の水粒の塊だった。
一度落ちた水が谷から吹き上がってくるので、下からもやって来るし、吹き上がった水がまた落ちてくるので、上からもやって来る。
洗濯機の中にいるみたいな状態だ。
こりゃすごい。
ポンチョはピラピラなので下からのしぶきに、ポンチョの中にある半ズボンも濡れてしまう。
半ズボンは濡れてもすぐ乾くようテニス用のを履いてきた。
事前に教えてもらっておいてよかったこと。



実はこんな状況でも写真を撮れるよう、防水カメラを借りて来ていた。
海辺なんかで浅い水の中なら水中撮影できるやつだ。
旅行の準備当初は今持っている防塵防滴のカメラで大丈夫だろうと思ったが、これだけ水をかぶる状態では危険かもしれない。
防水カメラを持って来ていてよかった。



遊歩道はまだ奥があり、歩いて行くと細い橋が現れた。
うわあ、谷底からの吹き上げをまともに受ける場所にある。
あはは、いざゆかん。
どわわわわ、マリリンモンローになった気分でポンチョの裾を下げ下げ歩く。
橋は少し傾斜があり、上から下へ水が流れている。
滑りそうで怖い。



対岸の木下で一息つく。
ああ、濡れた濡れた。
遊歩道の終点からは隣国のジンバブエが見える。
大きな鉄橋がかかっている。
国境の橋だ。
バンジージャンプができるらしい。
戻り道は遊歩道の裏道を通り、川が削った垂直な岩壁を見学。
太古の地層が現れてるそうだ。



ビクトリアフォールズは有名な観光地だけあって、日本人観光客らしい姿を結構見かけた。
久しぶりに見る東洋人。
とても珍しい人達に見えた。


ザンビア

2018-07-14 00:00:38 |  アフリカ旅行
アフリカ旅行 24

ザンビア側でもチャーターした別の車が待っていてくれたのだが、運転手さんと挨拶してると、横に土産物を売るオッチャンがやって来て、カゴに並べた動物の彫り物を売ろうとする。
なんだなんだ?運転手さんの関係者か?と思ったが、そうではないよう。
我々が日本人であることを確認して、カーバ、ゾウー、キリーン、なんて言いながら商品を見せるのだ。
なかなか綺麗に作られているのだが、ノーサンキューして車に乗り込むと、そのオッチャンを置いて車は発進。
我々のようなボートで渡ってくる観光客を狙う押しかけの土産物売りみたいだ。
この後も土産物屋さんに行くと、こんなオッチャン達ばかりで辟易とする事になる。

こちらはボツワナ側と違い少し雑然とした感じ。
道端にはポツポツと服やなんかを売る小さな店があり、周りには行商の途中の人達がたむろしてたり、ただ道端に座ってるだけの人がいたり。
これ、車をチャーターしてくれてて良かったなあ。
あの大きな渡し船には乗ってみたかったが、この道を観光客然として歩くのはちょっと勇気がいるだろう。

ザンビアの入国審査が一番難しそうだった。
ザンビア入国にはビザが必要で、その場で発行してもらう必要があったからだが、知人に対処してもらった。
審査官とのやりとりがまったく分からなかったから、難しさの程度が不明な難しさ。
50ドル払って一回限定の入国ビザをパスポートに押してもらい、あちらのノートにパスポート情報を記載して終了。
一人では絶対無理。
車に戻りリビングストンの町へ向かう。

ザンビアも左側通行である。
舗装道路を80kmくらいで走る。
道路の舗装状態は良く、ほぼ直線に伸びている。
大地の大きな起伏がところどころあるくらいで、そういうところは緩やかな坂道が延々と続く。
車の通行量は少なく、時々行き違うくらい。
自転車にスイートポテトを積み売りに行く行商人や、手ぶらで歩く歩行者のすぐ横を80kmで走る。
結構怖い。



国境からリビングストンの町は遠かった。
一時間くらいかかっただろうか、あまり変わりばえのしない景色と直線道路に眠気を催し、運転手さんの話してくれるザンビアの紹介を通訳を通して聞くことで眠気を覚ましながら、ようやくリビングストンの町に到着。
これまでの旅程で空港外に出た街の中で一番大きい。
建物はモルタル製なんだろうか、丸々とした外観である。
おー、初めての信号機。
車の通行量もそれなりに多く、道路は4車線だ。
境界のラインは不明瞭だが、4車線くらいだろう。
歩行者は横断歩道のないところを悠然と横断してる。

宿はアバニホテルというところ。
ビクトリアフォールズのすぐ隣にあり、滝まで歩いて行けるホテルである。
高級ホテルだそう。
ロビーでチェックインを待つ間、甘く冷たいルイボスティーをトレーに乗せて持って来てくれたりする。
敷地内に一応野生のシマウマやキリン、インパラなんかを飼っていて、門から玄関に向かっている時、歩いているのを見た。
敷地は広く、荷物はゴルフ場にあるようなカートに乗せて部屋のある建物まで運んでくれた。


陸路での越境

2018-07-13 00:48:31 |  アフリカ旅行
アフリカ旅行 23

サファリは終わったが、アフリカ旅行はまだ終わらない。
次の目的地はボツワナの北にあるザンビアと東にあるジンバブエの国境にあるビクトリアフォールズである。
ザンビア側のリビングストンという町に泊まり、滝を見学する予定。
オカバンゴ付近からザンビアに行く最短ルートは空路ではなく、陸路になる。
陸路で国境を越すなんて初めてである。
ちょっとドキドキ。



まずはロッジの滑走路から小型機でカサネという町の空港へ向かう。
滑走路に着くと既に飛行機が来ていた。
と思ったが、それはロッジに食物などの物資を運んできた貨物便だった。
ランドローバーに荷を山積みして、出発するところだった。
飛行機は空荷で飛び立ち、しばらくして我々が乗る飛行機がやってきた。
新しいお客さんが降り、交代に我々が乗り込む。
乗客は我々だけだ。



7人乗りの小型機。
これまでで一番小さな飛行機だ。
パイロットの黒人のお兄ちゃんは小柄だがサングラスがカッコいい。
カサネまでは1時間半もかかるそう。
飛び上がってしばらくはまた写真など撮っていたが、飛んでも飛んでも眼下は同じような大地が広がる。



今回も安定飛行。
小型機にも随分慣れた。
それにしてもアフリカは広大すぎる。
眠気に襲われ、居眠りしていたら1時間も経っていた。
ええ、そんなに寝たか?
窓下にカサネの空港が見えた。
舗装された滑走路に降りるのは久しぶりだ。



カサネ空港は国際空港で、建物はこの2月に新しくしたばかりらしく、とても綺麗だった。
しかし国際空港といっても、どうやら国際便は一日一便、ヨハネスブルグを結んでいるだけのようだ。
それなのに立派すぎないか?
マウンの空港をもっとなんとかすべきなのではと余計な感想を持つ。



駐車場に待っていた片言の日本語を話す黒人の運転手さんのトヨタのワンボックスカーに乗り込んだ。
出国審査をする建物まで25分だそうだ。
舗装された道路を飛ばす。
気がついた。
左側通行してる。
ボツワナはイギリスから独立したので、イギリスと同じ左側通行だそう。



アフリカの一般道を初めて走る。
アフリカに来てこんな風にまず車で走ったら、その景色にもっと興奮するのだろうけど、いきなりサファリする野生動物のいる大地を走ってしまったので、さして感動はなし。
なんにせよ舗装された道路を始めて走った。
道幅はとても広く、ガードレールなんてない。
道端に小さな象が歩いていた。
カサネは近くにチョベ国立公園というこちらも野生動物の棲むところが近くにあるので、よく出没するらしい。



あっという間に出国審査する建物に到着。
パスポートにハンコを押してもらって車へ戻り、さらに走る。
へえ、国境すれすれで出入国審査するのかと思ったら、緩衝地帯が随分と幅広くあるんだ。
道路の左側には大きなトラックが停車しているのだが、これが延々と続く。
国境を越える順番を待っているのだそう。
国境はザンベジ川という川である。
橋がないので渡し船で対岸へ渡る。
大きなトラックを一台乗せられる大きさの平たい船が空身でちょうど到着したところだった。

<こんな船>


人は甲板に立って乗って来ていた。
座席どころか屋根もない。
岸壁というか桟橋なんてものはなく、到着すると船の先端から50cm程離れた地面へジャンプして降りていた。
うわあ、たくましい。
それなりに若い客ばかりだからいいが、ご老人は乗り降りできないな。
その船に乗ってみたかったが、我々はチャーターしたボートに乗って対岸へ。
ボートに乗り込む時、隣では木製のモコロから荷物を降ろしていた。
えー、モコロってサファリでお遊びに使われてるだけでなく、現役で使われてるんだ。
ビックリ。
こんな大きな川を渡って沈まないのだろうか。



さっきの大きな渡し船が、トラックを乗せることなく対岸に戻って行きつつあった。
渡せても一台づつのはずなのに、乗せずに帰るって、あのトラックたちはいつになったら国境を越えられるのだろうか。
その向こうでは川を渡る橋が建設中だった。
韓国資本で建造されてるらしい。
あれができたら便利になるだろう。
渡し船はどうなるのかな。

<建設中の橋脚>


我々の乗るボートは数分で対岸に到着。
ようこそザンビアへ。



サファリ最終話

2018-07-11 00:47:16 |  アフリカ旅行
アフリカ旅行 22

Xigera Campでのサファリ。
ロッジの駐車場を見に行った。
我々が歩いて行ける境界線だ。
そこでサルに遭遇。
ロッジ近くにサルのグループの縄張りがあるのか、出発時や帰着時によく見かけた。



その昔、箕面の滝の方の道路を走っているとガードレールにサルが座っていて、みんな餌を与えたりするのでサルも傍若無人になって、窓を開けて車を止めるとモノを奪われると聞いた。
なので、近くにサルがいると緊張する。
けど、ここのサルは他の動物と同じ距離感があってよかった。



ここでもレオパルドは人気。
前に書いた、獲物を捕らえたレオパルドを見失った前の日、モコロ・アクティビティの後、サンセット・ドリンク・タイムの予定が、レオパルド発見の無線連絡を受け、急遽レオパルド観察に変更。

獲物を捕捉。


獲物を狙う。


狙われる獲物。
全員注目。


親子だそうだ。
こんな大きな子供と一緒にいるのは珍しいそう。
狩の邪魔したから?睨まれた。



ゾウさんのお尻。


イノシシもいる。
なんでか名前は豚で、ブッシュピッグと言うらしい。


水辺を走ると鳥がいる。


浅瀬にはアンテロープも。


サファリ中のティータイム。
お茶したのはちょっとした広場で、襲われたのか病気になったのか、死んだゾウの骨がある。
ほとんどが持ち去られたのか食べられたのか、ほんの一部しか残っていないのだが、歯の部分があったりして面白い。



お茶を用意してくれる間、近くで観察。
歯の残り方で寿命を迎える前に死んだものだと分かるのだそうだ。
なんでこんなに白いのだろうと思うくらい真っ白だった。



とんがった山は蟻塚である。
そこら中にある。
小型飛行機で移動してるときにも、眼下の景色に周りの緑と違う白い円錐が見えるくらいの大きさ。



最終日のサファリではこれまで見なかった動物と会うことができた。
ダチョウだ。
あまり近づけないのか遠くから観察。



ああ、これでこのすごい乗り心地のサファリ・カーともお別れ。
全てが目新しく、至れり尽くせりな5日間だった。
うーむ、なんかまとまりのない記事になったな。


肌荒れ(とバッファロー)

2018-07-09 23:16:05 |  アフリカ旅行
アフリカ旅行 21

これまでに書いた通り、現地は秋である。
空気がとても乾燥していて、旅の終盤、ふと手の甲を見たらガサガサだった。
しまった、冬場乾燥肌の私の必須アイテム、ベビーローションを持ってくればよかった。
手は連れが持ってたハンドクリームでなんとか対抗したが、身体に広範囲に塗るわけにいかず、背中や脚に痒みが発生。
こっちの石鹸はあまり潤いを残してくれない気がする。
ガッツリと油分を落とされたのも肌の乾燥に拍車をかけたのだろう。

<しっとりお鼻のバッファロー>



船上Bar

2018-07-08 20:21:49 |  アフリカ旅行
アフリカ旅行 20

Xigera Campでもボート・アクティビティを楽しんだ。
こっちは湖というより川をクルーズした感じだ。
幅広の川や両脇から草が迫る水路を縫って走る。
このまま行き止まってしまうのではないかと思う見通しの悪い水の道をガイドさんは進む。

<風が気持ちいいっス>


そんな水辺だから浅瀬が多く、バッファローやアンテロープが川を渡っていたりした。
でもやはり鳥の方が多く観察できたかな。
名前を教えてもらったが忘れてしまった鳥で、でもその鳴き声を聞いたらあの時の鳥だと分かる奴がいる。
鳴き声が「Go away(あっちいけ)」と聞こえるのだそうだ。
なるほど、聞こえる。
ボツワナ版空耳アワーですな。

<この鳥はフィッシュ・イーグルだったと思う>


そうしてボートを楽しんで、お日様がオレンジ色に変わる頃、流れの静かな場所でボートが止まった。
またまたサンセット・ドリンク・タイムである。
船首にワインの瓶やらおつまみやら並べてくれて、ビジュアルもOK。

<いいでしょう>


冷たい白ワインをいただく。
この贅沢な雰囲気にもなれて、これまでは一杯だけだったのに、この日は二杯飲んでしまった。
おつまみを食べてはいたが、ほぼ空っぽの胃に入れたので、その後の夕食時のワインはさほど飲んでないのに、えらく酔っ払ってしまった。

<陽が落ちて>



盛り付け(とワイルドドッグ)

2018-07-07 13:02:14 |  アフリカ旅行
アフリカ旅行 19

最初のロッジのスタッフはとてもフレンドリーで、ゲストと同じ目線でのサービスというか、一歩踏み込んでくる感じに最初戸惑った。
それがここのやり方なのかと、最後の方はだいぶ慣れたのだが。
二つ目のロッジのスタッフは紳士的で親切だが、ゲストとは一線を置いて接している感じ。
当然といえば当然だが、ロッジによってそのサービスの内容も方法も違うのだなあ。



二つ目のロッジで目を惹いたのは食べ物のサービス。
到着した時の昼食もありがたかったが、午前の寒いサファリから帰ってきた時のサービスも洒落ていた。
レストハウス横の通路に小さなテーブルを置いて、カップとマシュマロをきれいに並べてある。
ポットから温かいホットチョコレートをカップに注いで渡してくれた。
希望すれば南アフリカのアマルーラというリキュールを入れてくれる。
温かくて身体も暖まった。

<リカオン>


料理の盛り付けもセンスがある。
午後のサファリ出発前のティータイムにケーキや果物がテーブルに並んでいるのだが、これが素敵なのである。
あれもこれもと食べてしまいそうになるのだが、グッとセーブ。
オカバンゴにいる間、車やボートに乗ってばかりでほとんど動いていないのに、三食に加え間食サービスが充実しすぎている。
食べ過ぎに注意だ。

<現地の人はワイルドドッグと呼んでいた>


それにしてもほとんど体を動かしていないのに、夜はグッスリ眠れたのは不思議だった。
自ら動きはしなかったが、ずっと出掛けているのに等しく、いつもと違う環境に神経を多少なりとも使ってるだろうからな。
ボートはまだしも、車に乗ってる時は座席の上で飛び跳ねていたから、バランスをとったり落ちないよう筋肉に力を入れたりと、カロリーを使ったのかもしれない。

<とても効果的な迷彩柄>



ランドローバー

2018-07-06 00:30:11 |  アフリカ旅行
アフリカ旅行 18

ここのロッジがサファリで使用する車はランドローバーだった。
ランドローバーもランドクルーザーと変わらず、デコボコの道を突き進み、水に沈んだ道では水をかき分け走っていた。
ただ我々が乗った車はバッテリー端子の接触が悪いらしく、エンジン停止後にエンジンがかからない事態が頻発。
激しく上下左右に振られて走ると端子が抜けてしまうのか、意図せぬところでエンジン停止してしまったりも。
その度助手席のサブガイドさんが座席から立ち上がり、座席下に格納されたバッテリーを調べ、端子が外れないようゴンゴン叩くのだが、しばらく走るとまた外れてしまう。



動物を追っている時にその状態になると困った事になる。
獲物を仕留めたばかりのレオパルドを見つけたと、同じロッジの僚車から無線連絡があり、駆け付けてみると、自分と同じくらいの大きさのアンテロープを咥え引きずって、茂みの中に引き込んでいるところだった。
持ち上がれる高い木が無いところだったので、茂みに隠そうとしてるのだろうか。
ゆるゆると追いかけていたらエンジンが止まった。



直して走り始めたがレオパルドの行方は見失ってしまう。
茂みは分厚く、先を見通せず、ごつい株の葉っぱを踏みつけてしらみつぶしに探すのだが見つからない。
道も何もない藪を進むのでビックリ。
結構な時間探し続けていたが、結局見つからず仕舞いだった。



この後も度々止まってしまうので、無線で代車を手配することとなったが、サブガイドさんが後部座席のポケットに空き缶を見つけ、ナイフでコキコキ板状に切り取って、それで端子を挟み付け抜けないよう細工した。
へえ、なんでも利用できるものは利用して対処できないと、こういう所では暮らせないのだろうなあ。
その後はエンジンが意図せず止まる事は無くなり、代車はキャンセル、サファリを続けれた。



実はその空き缶、滑走路に迎えに来てくれたとき、まずは飲み物をと飲みたいものを聞かれて私が頼んだジンジャーエールのシュウェップスのものだ。
飲み終えた後、ゴミ箱代わりに後部座席のポケットに放り込んでしまったのだ。
私のいけない行いが役に立って、まあ良かったか。



夕食時、ランドローバーの話が出て、軽くてフルタイム4WDなのが良いところらしいのだが、故障が多いそうでランドクルーザーに交換予定だと話していた。
ふむふむ。
ローバーには悪いが、トヨタに頑張ってもらわないといけないね。


植生の変化(とシマウマ)

2018-07-05 00:32:21 |  アフリカ旅行
アフリカ旅行 17

ロッジの場所が大きく移動したので、周りの植生が少し変わり、ヤシの木?が多く見られるようになった。
あと下草もパイナップルの葉っぱみたいなのが地面から扇状に生えてたり。
少し南国になった感じだ。



でも気温は最初の2日よりさらに下がって、午前中のサファリではロッジが用意してくれた分厚いポンチョを頭から被って車に乗っていた。
それに湯たんぽ。
これらがあって助かったなあ。



シマウマのたてがみって面白いんだなあ。
トリマーが整えたみたいにきれいにモヒカンだ。
お互い近寄って群れてることが多いので、縞々が重なって目が痛い。
それぞれがどういう位置関係で立っているのか分からなくなる。