goo blog サービス終了のお知らせ 

JPタワー大阪

2024-09-19 06:24:48 | その他旅行き
大阪駅の西側一帯が再開発されて、新しい見所ができたそうなので様子を伺いに行ってきた。
昔郵便局があった場所に大きなビルが建ち、商業施設とホテルが入っていた。
もちろん郵便局も。
商業施設はKITTE大阪といい、飲食店や他県のアンテナショップやらがある。

<大丸の入るサウスゲートビルと繋がった>






11時くらいに到着したが、開店したてだからか上階に昇るエスカレーターは順番待ちができていた。
エスカレーターの空いている地階に下ってみた。
飲食店がたくさん並び、すでに満席で待ち行列のできてる人気店がいくつか。
地階も通路は人でいっぱいだ。
みんなお昼からお酒を飲んで、もうすっかり昼呑みは普通のことになった感がある。





自分たちはカンテグランデというお店でカレーを食べた。
キーマカレーのセットを注文。
美味しかったのだが、なかなかの辛さ。
キーマカレーってあまり辛くないイメージがあったんだがなあ。
付け合わせのサラダとキャベツのピクルスで舌をリセットしつつ食べた。
最初空いていたが食べ終わる頃にはほぼ満席状態。
早目に食べ始めて正解だった。







連れがホテルの様子が見れるなら見てみたいというので行ってみた。
一階にある入口はなかなか分かりにくい。
大阪ステーションホテルといい、照明を落とした廊下を進むとエレベーターホールがあり、エレベーターに乗ると29階に連れて行かれる。
29階で降りるとかっこいいフロントがあった。
フロアは広々としていて高級そうな飲食店がいくつか。
ちょっと椅子に座らせてもらったが、庶民には尻の座りが悪くて早々に退出した。
客室はたぶんフロント奥にあるエレベーターで上に上がるのだろう。
部屋からの眺めはきっと素晴らしいに違いない。


9318歩×2

2024-09-17 06:20:37 | Weblog
もう何年になるだろう、ずっと毎日歩数をカウントして記録している。
会社の健康施策のひとつで、歩数以外にも睡眠時間や飲酒有無なんかをアプリで記録して、健康維持に努めようというもの。
記録するのは毎日朝の通勤時。
前日の歩数をチェックしてスマホから登録。
そうしたら先日すごい偶然が発生した。
平日はだいたい毎日9000歩前後の歩数なのであるが、2日連続して全く同じ歩数となったのだ。
もちろん万歩計が一歩を全てカウントできるとは限らないから、厳密な歩数は相違するのだろうが、万歩計が拾った数値が同じだったという観点で珍しい出来事である。
当然狙いにいったわけでなく偶然の所産。
だいたい9000歩前後なので揃い易いとはいえ、初めての出来事でちょっと興奮してしまった。
他にもよく似た出来事で、おおっ、と数値を二度見したのがゾロ目だった時。
8888歩だった。
こちらはもう少し度々あっても良さそうだが、記録したのはこれもその時が初めてだった。



それで思い出したのが昔読んだ物語。
筒井康隆という作家の「虚航船団」という小説である。
内容はほとんど忘れてしまったが、文房具が登場人物でコンパスや三角定規なんかが乗組員である宇宙船が、なんだったか忘れてしまった目的の為にいろいろ発生する問題に対処しつつ航海するお話し。
文房具が登場人物というところからしてはちゃめちゃなのだが、問題への対処方法もはちゃめちゃで、読み進むのになかなか苦労する小説だった。
そのなかの登場人物に名前を忘れたが数をカウントする文房具がいた。
野鳥の会の人が持ってる、クリックすると数値が上がるあの機械だと思う。
それって文房具なのか?と疑問に思ったのを覚えている。
ここではカウンターと呼ぶことにする。
そのカウンターは自身が何か行為をする度にカウントアップさせる。
そして何かキリのいい数値になると大きな達成感を覚えるのだ。
確か何かの戦いの最中、とんでもなく珍しい区切りのある数値に近づき、その数値の進み具合に気が行って戦闘に集中できず、その数値に達したと同時に戦死してしまったと思う。
自分も優先度の選択を間違える事があるのでカウンターのことを笑えない。


また我が身の老化現象に気づく

2024-09-15 11:54:35 | テニス
握力がずいぶんと低下してしまった。
あるテニスグループのボールを預かっていて、自分が参加する時はそのボールを持って行って使用する。
今年の夏は旅行やら帰省やらで都合が合わなくて、そのグループのテニスの集まりに2ヶ月参加する事ができず。
先日久方ぶりに参加することになり、前日にボールの状態をチェックした。
ガッと握って潰れるボールは空気が抜けて練習に使えないので外しておこうと思ったのだ。
しかし2ヶ月も置いていたのに潰れるボールはほとんどなく、みなしっかりしている。
おかしいなあと思いつつ練習に持っていった。
しかし打ち合ってみるとやはり飛ばないボールがそれなりにあって、ああこれは自分の握力が小さくなったから潰せなかったんだなあと少しショックを受けた。
そういえば最近は商品によって蓋を開けるのに力のいるペットボトル飲料が増えた気がしていたのだが、これは蓋が固くなったのではなく自分の握力が落ちたからなんだな。
やれやれ。




断捨離にお勧めの時期

2024-09-13 06:26:40 | Weblog
夏に帰省した際、妹に車庫にある学生時代の荷物を捨てて欲しいと言われ、汗だくになって片付けた。
ダンボール箱と何やら年代物のブリキの箱が4箱ほど。
中身を改めると、高校時代のなんやかやと、大学時代の本の類いだった。
大学時代の本は、卒業時に下宿先で捨てずに家へ送ったものがそのまま残っていた。
卒論関係の資料が入っていた。
卒業時はまた見るかもしれないと思ったのだろうけど、まったく筋違いの会社に就職してしまったので、ただの思い出と化してしまった。
卒論の原本のみ残し、あとは全て廃棄。



本の残りは文庫本とコミック。
文庫本は当時よく読んでいた作家の長編もの。
今読んだらその感想は学生時代とどう変わっているだろう。
最近新たに読みたいと思う文庫本がなかなか見つからないので、再読してみるのもおもしろかろうと思ったが、紙質があまりよろしくなかったようで、茶色く変色し埃っぽく、虫が付いていそうで持って帰るのを躊躇。
たぶん絶版モノだと思うのでもう読めなくなるかもしれないが捨てることにした。
コミックの状態はまだ良かったが、こちらは人気のマンガなので今後も何処かで読むことはできそう。
全部捨てた。



高校時代の箱にはなぜか書道の作品とスピーカーの部品やら釣りのリールやら磁石やら、一度整理して残そうと思ったらしいモノが少量あった。
フィルムのコンパクトカメラが出てきてビックリ。
まだ使えるかも。
あとアルバムに入っていない当時の写真を取り置いた。
少し悩んだのが小学生の頃から集めていたキーホルダー。
たぶん高校を卒業するまで旅行に行く先行く先の観光地で記念にキーホルダーを買っていた。
それがざらりとまとまって出てきた。
大学生になって収集熱も冷め、見返すこともなくなった。
旅の記念なので残して置いても良いのだが、さりとてそうそう見返すものでもない。
タイポロジーフォトの様にひとつひとつ写真に残す事も考えたが、暑さで朦朧となってどうでも良くなってしまい、ひと思いに捨ててしまった。



この片付け作業、思うに暑い車庫の中でおこなったので思い切りよく捨てられたのではないかと思う。
汗をぽたぽた滴らせ、途中で熱中症になる危険を感じて水分摂取。
早く終わらせたくて、どうしようか迷う様なものはあっさり廃棄を選択。
涼しい部屋の中でやっていたら、コミックなんかを読み返してしまい、捨てるのを躊躇したことだろう。
これで実家の荷物は片付いたが、自宅にまだ片付ける対象が残ったままだ。
暑い時に片付ける気にならなかったが、真夏こそ不要物廃棄のベストシーズンなのかもしれない。




〇ト

2024-09-11 06:20:19 | お酒
信州土産に日本酒を買ってきた。
松本を歩いている時に見つけた地酒屋さんで購入したものだ。
四合瓶で手頃な値段の、でも普段飲みのよりは贅沢なモノを探した。



帰ってきて箱を開けると、豪華な包装だ。
白い包みを剥がして裏ラベルを見ると、味わい傾向図があり、濃くて辛い位置に印がある。
期待が持てそうだ。



人肌に温まったひやを飲んだ。
ガッツリ濃厚なのか、と期待して口に含んだが、意外にあっさり。
それでも淡麗というわけでなく「生もと」な風味が複雑さを与えている。
穏やかな酸味が美味しい。



信州の酒はなんとなくあっさりしたイメージがある。
そんなにいくつも飲んだ訳でなく、はっきりとした記憶がある訳でもないのだが。
そのイメージを補強する味わいだった。




昔の夏は良かった

2024-09-09 07:53:20 | Weblog
先週はようやく朝の気温が25℃を下回るようになって、汗を拭き拭き通勤することも無くなり、ずいぶんと楽になった。
夜寝る時もエアコンのお世話にならなくてもよくなった。
今週はまた熱帯夜に逆戻りのようではあるが、暑すぎる夏もやっと終わりの気配を見せるようになった。



昔は夏が好きだった。
夏休みがあって、世界はエネルギーに満ち溢れ、青空に輝く白い雲の下、はちゃけて遊び回る季節だった。
だから夏の終わりは寂しかった。
それが今年は夏が終わってホッとしている。
そんな自分がなんか淋しい。



寒いのは苦手で、風邪をひかないよう服装に注意しないといけない。
比べて夏はいい。
シャツ一枚で、なんなら裸でも、冷房がキツくなければ風邪をひく心配はない。
自分にとって健康でいるのに手間のかからない季節だった。



だから暑さには強いつもりだった。
しかしここ数年の暑さは尋常でなく、気温が身体に害を及ぼすようになってしまった。
昔は30℃を超えたら暑い日だった。
それでも元気に遊んでいた。
だから別に暑さに弱くなったわけではない。
今の暑さがおかしいのだ。
そう慰めることにした。



アウトドアで遊ぶのはとうとうギブアップ。
テニスもたくさんサボってしまった。
覚えつつあったスイングのコツをもう一度思い出さねばならない。
涼しくなって、体温が上がるのを気にせず、ヘトヘトになるまでテニスできる日が早くきて欲しい。




思うところの多い旅だった

2024-09-07 18:12:28 | その他旅行き
これにて今回の南信州の旅も終わり。
松本から名古屋までは特急「しなの」に乗車。
しなのは運休しない事を確認済み。
運休するかどうかの判断基準はなんだったんだろう。
豊橋は地震の危険地帯に入るが、名古屋は入らないのだろうか。

<松本駅にて、あずさ号>


帰りの道中で記事にできるような出来事は特になし。
いつもの帰り道と同じく、ほぼほぼ眠っていた。
名古屋駅で新幹線に乗り換える時、ホームでの待ち時間がこの旅で一番暑かったことを覚えている。

<名古屋駅>


何度も書くが、旅先としてよく信州を選んできたのに、まだまだ行ったことのない観光地はあるんだなと気付かされた。
昔は今と違って同じ場所にばかり訪れていたからなあ。
旅の目的も歳を経るとともに変化してきていることに改めて思い至る。
涼しくていい所だから、これからも旅先候補として、行ったことのない隙間の場所を探して訪れたいものだ。

<京都駅到着直前>


今回の旅は体調面でもいろいろ考えさせられた。
昨年の仙丈ヶ岳登山の時も軽い高山病だと思うが気分が悪くなった。
これまで旅先で体調が悪くなるなんてことはほとんどなかったのに。
旅先で体調が悪くなると、この後どういう事態になるのだろう、家に帰れるのだろうか、ととても心配になる。
日頃から健康に気をかけ、旅の予定を立てる時も無理のない日程を組むよう注意していかないとダメなお年頃になったということか。
旅行は好きだから、永く出かけられるよう体調に心配らねば。


アップルパイと戦う

2024-09-05 06:22:04 | その他旅行き
旅はこの日で終わり。
松本駅に向かいつつお昼を食べるお店を探すが通り道に空いてる蕎麦屋はなく、結局駅そばで簡単に済ませてしまった。
帰りの電車まで時間ができたので、連れの気になるアップルパイの店に行くことになった。
駅まで帰って来ていたが、またなわて通りの方に戻ることになり、事前に店の場所を知っておけば良かったと後悔。
まあ、時間はたっぷりある。



お店は女鳥羽川の横にあるビルの5階。
エレベーターに乗る段になって、スマホで場所を調べていた連れが今日はお休みかもしれないと言い出す。
月・火・水曜 定休日とあるらしい。
暑い中往復したのに時間と体力を無駄にするのかと暗い気分になりかけたが、店の前に行くと営業していることが分かりホッとした。
月曜日だったが祝日なので営業したのだろう。



ショーケースには三種類くらいパイが置いてあり、一番オーソドックスなアップルパイとアイスティを注文し、角の席で涼みながら待った。
まずアイスティがやってきて、成分が抽出されるのを待ち、氷入りのグラスに注ぐ。
とても美味しい紅茶だった。
そしてパイがやってきた。
持ってきてくれたパイを見て、思わず「うわ、食べ切れるかな」と口をついてしまった。
大きなお皿に長辺18cmくらいある三角形が乗っていた。
さっきサンプルを見たくせにその厚みに驚く。
パイ生地の間にこれでもかというくらいリンゴの蜜煮が詰まっていた。
持ってきてくれたお姉さんは、「意外とペロリといけますよ」とおっしゃるが、さっき食べた駅そばのかき揚げが胃を占拠している。
甘いものは別腹と言うが、この量は無理ではないかと血の気が引いた。



勝ち目の無い戦いに赴く気分で、いざ。
フォークを入れるとパイの膜がしっかりしていて、すんなり切れず中のリンゴがむにゅっと溢れ出た。
バターたっぷりでパリッと砕けるものと想像していたが、全然脂っぽくなくナイフが欲しい。
口に入れるとほんのり温かく、リンゴの蜜煮は甘くなかった。
いや甘いのだがリンゴの自然な酸味が主体で甘味は後ろに控えている感じ。



もっと脂っぽく甘ったるいイメージがあったので、量を食べるのはしんどいなと思ったのだが、これだけさっぱりしていれば大丈夫そうだ。
戦況好転。
アイスクリームも付け合わせの身分をわきまえており、程よい甘さ。
バニラの粒が点々と見える。
こちらもいい素材で作られているのだろう、嫌味が全く無い。
リンゴはなんだろう。
この厚みにするにはこのパイ一切れで1個以上使っているのではないだろうか。
しっかりしたパイ生地はリンゴの酸味と甘味をリセットしてくれて、確かにお姉さんの言う通り次々と口に入れる事ができた。



紅茶は詳しく無いが、アイスティもこのパイに合うような葉っぱと淹れ方をしてるのだろう。
まったく喧嘩することなく喉を潤してくれた。
とてもいいお値段だったが、この内容だったらなるほど納得だな。
アップルパイの認識を変えさせられた。
がっつり甘いモノを食べたい甘党には物足りないかもしれない。
帰りにお店のお姉さんに、全部食べれましたねと微笑まれた。




カエルとアイスクリーム

2024-09-03 06:22:16 | その他旅行き
松本城を見学後、城の南の方にある「なわて通り」と「中町通り」を歩いた。
なわて通りは細い道の商店街で歩行者天国。
いろんなお店があって楽しい通りだ。
なんでかカエル推しである。
入口には東京芸大生作のカエル像があり、お土産屋さんにはカエルの置物とかがたくさん。



謂れが書いてあった。
すぐ横を流れる女鳥羽川に昔カジカガエルがたくさん生息していた。
カジカガエルは清流にしか住まないカエルで、昔のようにカジカガエルが帰ってくることを願ってシンボルとしたそう。
街中の川にカジカガエルとは、なかなか壮大な夢だが、是非帰ってきて欲しい。





街中は信州といえど暑い。
また体調を崩さないよう水分を小まめに摂っていたが、連れがアイスクリーム屋を見つけた。
入ることにした。
品揃えを確認すると、アルコールを含むアイスクリームを売っているではないか。
なんとも珍しい。





当然アルコール入りのを選択。
ジャックダニエルズとモヒートソルベのダブルで。
まずジャックダニエルズを食べてみる。
うーむ、甘い。
ジャックダニエルは甘いバーボン、もといテネシーウイスキーだが、これはその甘さか?
そもそも全然アルコール感がないのだが。





と疑問に思っていたら、下戸の連れが少し味見させろという。
食べさせたらとてもアルコールを感じるとのこと。
ふむ、苦手な人は少量であってもその存在を感知できるからなあ。
もう一つのモヒートの方は、ああラテンな南国の風味だなあと納得いく味わい。





美味しく食べ終わり、散策の続き。
連れが焼物のお店でなぜか海苔ワサビを買い、八百屋でブルーベリーを買っていた。
なわて通りの南側にある女鳥羽川を渡ると、なわて通りと並行して中町通りがある。
中町通りは漆喰の土蔵がたくさん残る通り。
工芸品を扱うお店や飲食店なんかが並ぶ。
そろそろお昼時で蕎麦を食べたかったのだが、連れが目をつけていたお店は店頭に行列ができていたので諦める。
さすがに時間の計算できない昼食のお店は予約出来なかった。
さてどこで食べようか。




松本城

2024-09-01 13:02:57 | その他旅行き
信州にはよく来ていたので、松本は主に車で何度も通過したことがある。
当時は山岳地帯をドライブするのが目的で、松本に観光で立ち寄ることはほとんど無かった。
だから松本城も通りすがりに外観を見たことがあるくらい。
とても有名な観光名所なのに、今回が初めての訪問である。





松本城の入場チケット購入においても連れのファインプレーがあった。
現地で入場券を買ってもいいのだが、事前にオンラインで天守に入れる時間帯指定のチケットを買うことができるとの情報を入手し、朝二のチケットを購入してくれていた。
そのチケットで入場すると赤い札を渡され、天守までの近道を通してもらえる。
まだ朝の早い時間なのに、お堀前の入場券売り場には行列ができ、天守の前にも行列があったのに、スルスルと通過して入城する事ができた。
自分一人なら事前の手間はかけないので、現地で行列を見て、入るのを諦めてたところだ。





では天守内もスルスル見学できるのかと思いきやそうはいかず。
天守内の回廊にも行列ができ、係の人が一定間隔で先に進むよう案内していた。
お城の説明や当時の資料が展示されているのを、進むのを待っている間に見学する感じ。
すごい人気である。
係の人も今日が一年で一番混む日だと言っていた。
三連休中毎日一番混む日なのだろう。





お城なので階段の傾斜がとても急で、竹の棒を渡した手すりがいくつも設置されていた。
金属やプラスチック製ではないので、古いお城に似つかわしくはあったが、やはり異物感がある。
あと耐震工事だか調査だかをしていて雑然としていた。
熊本城のように壊れちゃうと大変なので必要な事は分かるが、見にくるなら工事が終わって人が少ない時の方がいい。





どの階も人でいっぱいで、城を見に来たのか人を見に来たのかよく分からない状態。
板敷の床に座って骨組みの見える天井を見上げ当時を偲ぶ、なんて気分には到底なれず。
そんな時間も取れない。
上って降りてきた。
天守を建て増した感じで辰巳附櫓と月見櫓がある。
もう出口に近く、人の密度がようやく低くなって一息つける。
櫓からの眺めは開放的で、後から思うにここに居た時間が一番当時を感じられたかもしれない。





天守に入る時刻が決まっているチケットだったので、まず天守を見学し、その後周囲の城郭を見学することになった。
どんな曲輪があるのだろうとパンフレットをよくよく見るが、城内への入口が黒門で、その外に太鼓門というのがあるだけだ。
太鼓門を見るためには黒門を通らねばならず城外に出てしまうので、不思議に思い案内所で聞いてみた。
するとやはり有料区画の見所は、ほぼ天守のみであることが分かった。





各地の城跡に行くと、建物は残っていなくても、天守に至る道道に辿り着きにくくするいろいろな仕掛けが見られるので、ここにもそういった遺構があるのだと思っていた。
黒門から外に出、お堀と城壁越しに天守を撮影。
お堀の西側に赤い橋がかかっていたのでそちらを見に行く。
橋は残念ながら渡ることはできず。
その後、太鼓門を見に行くが、こちらは耐震工事中だった。