今回の北京旅行で担当してくださった現地ガイドYさん。
その話の中には…
「今を大切に生きることの意味」
「身体の健康と心の幸せが大事だという事」
「見えない世界を信じない人は多いけど、実際体験すれば“それ”はあるとわかる話」
などなどがありました。
最初の観光場所で彼女は言いました。
「みなさんは幸せなことに感謝していますか」
古い画を解説した後の言葉です。
「昔のこういうものを表面だけ見ないで、そこに隠れたものからの教えがあります」
・・・
「みなさんは幸せなのです」
「そういう事に気づければ今回の旅は80パーセント達しましたね」と。
最初の観光地について間もない言葉です。
さあ、これから北京を楽しみましょう~!という時にその旅の80パーセントはもう達成したというのです。
そのガイドぶりは今までの方々と少々違いました。
聞けば、彼女は気功をやっているのだそうです。
気功と出会い大病を克服して今でも続けていると言っていました。
私と気功の話をしたいと言って休憩時間にいろいろと話ました。
とてもうれしそうに「これは縁です!縁があります!」と言ってました。
気功を始めて人生が変わったと言っています。
それは楽しそうに…
うれしそうに…
アメリカに亡命した有名な気功師の先生が彼女の先生。
彼女は旦那さんの仕事の関係でアメリカにいた時期があり
その時、その先生に出会う事が出来たのだそうです。
どんなに遠くにいても、その教え通り続け
先生を感じ、感謝して熱心に続けているようです。
私はその先生の事をよく知らなかったのですが…
その先生はエスパー的な能力で有名な先生のようです。
ネットでもその評判が出てきます。
そういう説明だけを見聞きしていると…
まるで、我が老師の話を聞いているかのようでした…。
我が老師にも名前を言ったら
すぐに「ああ、知ってるよ」と。
気功は運命を変える教えだと言われます。
これを、私なりの言葉に変えると…
「自分で未来を選択する教え」かなと思っています。
彼女は「感謝」することの大切さや
人のためを考えるならまずは「自分」を大切にすること
そういうことも真剣に話していました。
そんな姿から教えられました。
気功を伝える仕事をしている私にとって
ひとりでも多くの方が
「気功をやってよかった」とうれしそうに語ってくれることがどんなにうれしいことか。
そして
私自身、もっともっと魅力のあるものを持てるように…
う~ん、がんばろう!
( ↑ 孫悟空の石)
あと
中国人の心理の話もしてくれ、面白かったです。
中国は社会主義国家で日本とは日常もいろいろと違うのだと教えてくれ…
すぐにいろいろなルールが変更になり
のんびりしていると不利になることが多いのだと教えてくれました。
最近では、申請してすぐにとれた車のナンバープレートも
いきなり制限をされ、何万人待ち状態でとれなくなったり…
いろいろなことは早い者勝ちだと考えるそうです。
そういう心理があるから
それこそトイレにしても入場の列にしても
我先になるのだとか…
そういう環境にいるのでそういう考え方(心理)になっているので
悪気があるわけじゃないそうです。
確かに、どこに行っても列に並ばないし…
後ろからは押してくるし…
中国人大好きだけど、そういう場面では、ちょっと…と感じていました。
自由にならないことが多く、何かするときに早くしたほうが有利なら
そうなるのかもしれないですね。
それがわかっただけでも、同じ場面に出くわしても
イラっとしないでいられそうです。