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熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。270ページ。ペンクラブ大賞受賞。
残部僅少、送料込み5000円。注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

十六夜

2013-09-21 05:10:16 | 文章
9月21日(土)、晴れ。

日中はやや暑いが、朝晩は爽やか続き。
今年も本格的な秋が巡ってきました。

遅くなっていた書家・明曠先生の駒。
文字おこしが終わり、やっと彫りにとりかかりました。
出来上がりは、10月初めの予定です。

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先日の王座戦。
控室の情景。


ーーーー
西方より、便り。
新鋭同士の戦い。
加古川青流戦。


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一方、数日前、東方より電話。
「四段になった孫が大変お世話になった方に駒を贈りたいと言っている。作ってもらえませんか」。
  「それはおめでとうございます。慶んで作らせていただきます。どんな駒がご希望ですか」。
「良尊作の彫り駒です。予算は到底、熊澤さんに頼めそうもない額ですが、是非作っていただきたいのです」。
  「ご予算の範囲内で良いですよ。お目出度いことですし、彫埋め駒はいかがですか」。
「彫埋め駒なら一層有り難いですが、申しわけないし・・」。
  「イエ、彫りと彫埋めは、同じくらいの手間ですから・・」。
「お願いがもう一つあります。贈る方のお名前もどこかに入れてほしいのです」。
  「分かりました。ではその方と贈り主のお名前、それに連絡先をFAXしてください。ところで、駒はいつまでにご希望ですか」。
「出来れば28日に渡したいのです」。
  「エエーッ今月ですか。あと10日余りしかないですね。普通、盛上げで3カ月余り。超特急の彫埋めね。
   でも可能性はありますので、FAXは下さい。チョッと考えさせて下さい」。
ということで、暫し熟考していると、間もなくFAXが届きました。

朝食と仕事の時間です。
この続きは後刻、夜にでも。
(何か、紙芝居みたいになりました)
では、また。

アッそうそう。
月に変わりはありませんが、昨夜は十六夜、今夜は立待ちの月、明日は居待ちの月。
今日も明日も晴れますかどうか。
  
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1979年は昭和54年

2013-09-20 05:42:05 | 文章
9月20日(金)、晴れ。

昨夜は中秋の名月。
ススキと月見団子。
「花より団子」と言いますが、当方は「饅頭コワイ」。

ソレニシテモ、隣の国では、何万円もする「月餅」があるそうな。
どうでも良いことですが、ふーん。

ーーーー
昨日、ある方から「大山名人直筆の扇子」をいただきました。
書かれたのは1979年(昭和54年)。
今から24年前。
大山名人はこの年に、紫綬褒章・放送文化賞などを受賞されました。
お宝は、この時の記念品。
親しい関係者に渡されたものだと思います。

説明書きによると、吟味された和紙に1つ1つ肉筆で書かれたそうです。
実際、良く見れば、文字は墨のテカリがそのまま。
普通は、白扇を広げながら書くことが多い。
これは扇形の紙に揮毫したのち、扇に仕立てたものです。




余談ですが、大阪でも祝賀パーテイが東洋ホテルでありました。
この時の引き出物はやや大型の額と色紙。
揮毫は「昇龍」。
これは、仕事場でご覧いただけます。
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白く透き通るような

2013-09-19 06:16:05 | 文章
9月19日(木)、晴れ。

王座戦は、1-1に。

今日も上天気。
良い天気が続きます。
今日あたりは中秋の名月。

そう言えば昨日の夕刻。
透き通るような白い月が昇りはじめたのを前方に見ながらの帰途でありました。

ところで、今年は「中秋の名月」と「十五夜」が重なるとのこと。
で、毎年そうだとは限らないらしい。
ヘーっ、この歳になって、知りませんでした。
「中秋の名月」とは何なのかです。

ーーーー
「駒サロン」。

今月はパスさせていただいて、10月19日(土)に開催することに致します。
ご案内は、追ってFAXにて。

ーーーー
「告知」。
コンピューター対決。
11月2日(日)。
三重県菰野町。
入場無料。


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無題

2013-09-18 05:52:34 | 文章
9月18日(水)、晴れ。

昨日今日と、朝の気温は20℃を割るようになってきました。

昨日は、企画提案など。
今日は早い昼食のあと、小林さんの提案で、体調を回復された永松さんをお連れして某所へ。
5~6年でしょうか、久しぶりに桐山さんに会えるのが楽しみとか。
1時間ほど短めの滞在の後、戻ります。
その前後は、仕事。
気になっているのは「駒サロン」。
案内書も作らなくてはなりません。


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台風一過

2013-09-17 05:22:55 | 文章
9月16日(火)、晴れ。

台風一過。
今日はスカッと青空。
まさに天高く、ではあります。

一方、雨台風の被害が各地で儘大。
被災された方はいかばかりか。
お見舞い申し上げます。

京都あたりはひどいとの報道もあって、気遣の電話もいただきました。
幸いこの辺りは無事に経過。
お見舞い、有難うございました。

昼には青空。
昨夜から涼しく、爽やか。
夜は肌寒いくらい。

今日は、尾崎さんと大阪商業大学へ。
ことによっては、その足で有馬にも廻りますかね。



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泰風先生

2013-09-16 05:12:56 | 文章
9月16日(月、敬老の日)、雨。

台風、接近。
只今は、和歌山県串本付近の南海上。
要注意です。

先日、アップした原田先生「盤寿」のお祝いでいただいた本。
本棚の隣には、原田先生こと「泰風先生」を偲ぶ「天真独朗」「邂逅」。

いずれも、奥様からいただいた本ですが、暫し手にとって読みかえしました。
亡くなったのは平成17年ですから、あれから8年が経過したのですね。

彼の地では今、どうされていますか。
掲額は、平成8年の筆跡です。





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あさがお

2013-09-15 05:45:07 | 文章
9月15日(日)、本降り。

台風何号だかが、南の海に。
ゆっくりと、近付いているとのことです。
用心に越したことはありませんね。

このところ毎日、あさがおが沢山の花を咲かせています。
放置しておいた去年の種が1年経って、今年も開花。
確か、朝顔の季語は秋。
今、この時期なんですね。

昨日の仕事。
その一つは「飛車の裏」。
何年ごしかの臨書です。
駒型も、古に倣っての超肉厚。
ボツボツ進めて、こんな感じ。

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余り歩を考える

2013-09-14 17:43:03 | 文章
9月14日(土)、晴れ。


昨日の最高気温34℃。
再び真夏がやってきたような。
その中を、若狭路に。

さて昨日は、「余り歩」のことを書きました。
札幌のkさんからも「余り歩は、何であるの?」というコメントもいただきました。

それで、改めて「余り歩」について考えてみることにします。
1、余り歩の効用について
  効用はゼロ、あるいは、ゼロに近いと言えましょう。
  強いて言うとすれば、「歩兵」を紛失した時に、それで補えるということ。
  但し、歩兵は数が多いので、紛失する確率は、それだけ高いとは言えます。
  ですが、紛失に備えて「余り歩」があると言う見方は穿ち過ぎ。

  紛失に備えたものならば、香車や桂馬そのほかにも予備が要ると言うことになります。 
  車のスペアタイヤとは、同じではないと思うのですね。
  第一、駒を失くしてしまうのは、失態。
  失態に備えて予備を置いておくことで、日本文化に類例がありますかね。

2、ではなぜ何故、余り歩があるのかです。
  実利としての理由は、思い当たりません。
  それが結論です。
  ではなぜあるのかということですが、「余分なものが一つある」というのは、日本的。
  いわば、ワビサビに通じる余裕の感覚。
  そうは思いませんか。
  現代風に言えば、その方がカッコ良い、奥行きがあるように思う、と言うこと。
  まあ、理由とすれば、そんなところだと思います。
  ゲームとしては、余り歩が無くても出来る訳ですからネ。

3、余り歩は何枚が良いか。
  余り歩が5枚もある駒を見たことがあります。
  現今は2枚が多いですね。
  ですが、本当は1枚がベストでしょう。
  
  語呂合わせで、41枚なら「ヨイ」。
  42枚なら、「シ○」。
  これはチョッと語呂が良くありません。
  他意はありませんが、たまたまそうなりますね、ということ。

  脱線しましたが、やっぱり余り歩は一枚がベストだと思います。
  しかし、ではなぜ小生自身も、二枚が多いのか、です。
  それに実際は、さらに1~2枚多く作ることもあります。
  この場合は、出来のよくないのは外したりもします。

  結論は、「何となく」と、「一枚だけだと、何かケチっているようなので」。
  まあ、これが本音です。
  
4、余り歩の使い方について。
  ゲームとは直接関係が無い「余り歩」だからと、別に隔離するのは良くありません。
  面倒だからと、別のところに隔離するのでは、スペアタイヤと一緒ですネ。  
  結果、余り歩が行方不明になったり、色が違ってしまったり。

  駒を特定せずに、都度、萬遍なく使うことこそ、本来の姿だと思います。
  盤面に駒を並べながら、その時、余った一枚を都度「余り歩」として駒袋に戻す。
  これが、日本的なんですね。
  結論は、遊び心。
  
どうでしょうか。
では、また。
  
  
  

  
  


  

  
    
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原田先生の歩兵、二つ

2013-09-13 03:56:00 | 文章
9月13日(金)、曇り。

日中は夏日。
蒸し暑さと寝苦しさが戻りました。
このまま秋か、との気配もありましたが、やっぱりそうでは無かった。

先日、東京から戻ってこられたある御方から電話。
「原田先生の奥様のところへ今回の報告とお礼に伺って、その時に2組の良尊駒を拝見してきました。余り駒がどこかにしまってあるのか、どちらも40枚キッカリ。若し出来れば余り駒を送ってあげたら・・」。
「そうですか。はい、手持ちの原田書の歩兵はあると思うので、探して届けます・・」。

原田先生書の駒文字は、平成7年とその数年前に書かれた文字とがあります。
原田先生へはそれぞれ複数組がお嫁入りしたのですが、今お持ちの2組はどうだったかと。
その内の1組は「原田先生の盤寿(本)」表紙で確認できます。
あとの1組は、多分、あんな木地だったかなと、眼の奥で思いだしています。

で早速、探して見ましたところ、ありましたありました。
「歩兵」は、1枚2枚を余分に作ることが多く、余った駒は、手元に残すことにしています。
原田先生書の余り駒も、何枚か残してあります。
木地の色合いとか模様は、永年使われたものとは幾分違うと思うのですが、その中から選んで、とにかくお届けすることに。
ご連絡下さった鬼頭孝生さんに感謝感謝。

で、2種類の「歩兵」をピックアップして映像に。
その違いは微妙ではありますが、お分かりいただけると思います。

余談ですが、余り歩は1枚か2枚。
本来は1枚なのですね。
小生の場合は、最初の頃は1枚で、平成8年以降は2枚を付けています。

ところで、時折り出てくるインターネットオークションの駒。
最近のもので、余り歩1枚のモノがありましたね。
勿論、余り歩は1枚あれば充分なんですが、当方が納入したのは2枚。
もう一枚の「歩兵」は、ハ・テ・ナ。





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爽やかな朝

2013-09-12 06:22:33 | 文章
9月12日(木)、晴れ。

水蒸気多し。
でも、爽やかな朝。
順位戦、谷川さん1勝の報。

今朝は、これまで。
ブログ更新は、生きている証でもあります。
では、また。
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駒の写真集

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