万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3576 苗代の3321

2020年05月01日 | 万葉短歌

2020-0501-man3576
万葉短歌3576 苗代の3321

苗代の 小水葱が花を 衣に摺り
なるるまにまに あぜか愛しけ  ○

3321     万葉短歌3576 ShuG595 2020-0501-man3576

□なはしろの こなぎがはなを きぬにすり
  なるるまにまに あぜかかなしけ
〇=出典未詳。
【編者注】譬喩歌(3572-3576、5首)の第5首。男。
【訓注】小水葱(こなぎ=古奈宜)[「女の譬え。・・・ミズアオイ科の一年生草本」。03-0407殖子水葱(うゑこなぎ)、3415宇恵古奈宜(うゑこなぎ)、など]。なるるまにまに(奈流留麻尓末仁)=[「女となれ親しむ」]。あぜか(安是可)[「なぜか」。3369、3434、ほか]。

*** 万葉集 巻14 譬喩歌(3572-3576、5首) 終 ***
【2020年05月01日】2010年11月01開設から 3468日
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