万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3597 わたつみの3342

2020年05月22日 | 万葉短歌

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万葉短歌3597 わたつみの3342

わたつみの 沖つ白波 立ち来らし
海人娘子ども 島隠る見ゆ  ○

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□わたつみの おきつしらなみ たちくらし
  あまをとめども しまがくるみゆ
〇=出典未詳。
【編者注】遣新羅使人等の歌(3578~3722、一四五首)の第20首。男。
【訓注】わたつみの(和多都美能)。海人娘子ども(あまをとめども=安麻乎等女等母)[下記注]。
【編者注-をとめども】「をとめども」の用法は、01-0188伊勢処女等(いせをとめども)など集中7か所であるのに対し、「をとめら」は、01-0005(長歌)海処女等之(あまをとめらが)など39か所である。