2020-0523-man3598
万葉短歌3598 ぬばたまの3343
ぬばたまの 夜は明けぬらし 玉の浦に
あさりする鶴 鳴き渡るなり ○
3343 万葉短歌3598 ShuH047 2020-0523-man3598
□ぬばたまの よはあけぬらし たまのうらに
あさりするたづ なきわたるなり
〇=出典未詳。
【編者注】遣新羅使人等の歌(3578~3722、一四五首)の第21首。男。
【訓注】ぬばたまの(奴波多麻能)。玉の浦(たまのうら=多麻能宇良)[「岡山県倉敷市玉島あたりらしい」]。鶴(たづ=多豆)。