万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌2613 夕占にも2425

2017年10月05日 | 万葉短歌

2017-1005-man2613
万葉短歌2613 夕占にも2425

夕占にも 占にも告れる 今夜だに
来まさぬ君を いつとか待たむ   

2425     万葉短歌2613 ShuF258 2017-1005-man2613

ゆふけにも うらにものれる こよひだに
 きまさぬきみを いつとかまたむ

=出典未詳。
【編者注】「正述心緒」(2517~2618、102首)の第97首。女。
【訓注】夕占(ゆふけ=夕卜)[下記注]。占(うら)[下記注]。今夜(こよひ)。
【編者注-夕占】「ゆふけ」。03-0420(長歌)夕衢占問(ゆふけとひ)、04-0736夕占問(ゆふけとひ)、  11-2506夕占問、-2613夕卜尓毛(ゆふけにも)、-2625夕卜乎問常(ゆふけをとふと)、-2186夜占問(ゆふけとふ)、14-3469由布気尓毛(ゆふけにも)、16-3811夕占尓毛(ゆふけにも)、17-3978(長歌)由布気刀比都追(ゆふけとひつつ)。
【依拠本注-占】ここは、夕占以外の占い、の意。足占・石占・水占など。