お人形の布団？

※１月26日・27日開催のプチ講座は、引き続きお申込みをお待ちしております。
詳細につきましては、こちら　をご覧ください(*^_^*)

さて、
一見なんて～ことないのですが
実はちょっとばかり難しい三角繋ぎのバリエーション。
んんん……やはりタンではなく
薄絹で作ればよかったかと思いつつ……



ま、できあがってみれば、お人形の布団のようで可愛いかも
というわけで、よりお布団らしくするために
仕上げにちょっとばかり手を加えておきました(~o~)



写真ではかなり青っぽく写ってっていますが、
実際には、もっと黄色を帯びた暖かい色味です。

プチ講座のお知らせ♪

※参加者、募集中！
最寄りの東京ドームでは、キルトフェスティバルも開催中です。
カラフルなポジャギで楽しいひと時を過ごしましょう(*^_^*)

毎日寒いですね～((+_+))
でも、大寒が過ぎればすぐに立春ダ！ということで、
ポジャギ布屋ロダンさん（ブログはこちら）の主催により
１月26（木）・27日（金） に、プチ講座を開かせていただくことになりました。
作りますものは……

　
「セットン風プチジュモニ」　　

韓国の子供服に用いられるカラフルな縞模様
「セットン」をイメージしたプチジュモニ
アクセサリーや小物入れ
ちょっとしたプレゼントにもなる
可愛らしいアイテムです。



１月26日（木）・27日（金）
13：30～15：30
各日5名様
受講料：3,500円（材料費込み）
場所　：「ポジャギ布屋 ロダン」さんアトリエ（東京ドーム近）

参加ご希望の方は、お名前、希望日、緊急連絡先等をご記入の上
下記メールアドレスまでお申込みください。
折り返しご連絡させていただきます。

　★お申込み先アドレス：　fwip2847@nifty.com

※こちらの一番下にあるメールフォームからも送信可能です。

詳しい場所、お持ちいただくもの等につきましては
お申込みの方にご案内いたします。
お問い合わせもご遠慮なくお寄せください。



ポジャギはまったく初めて…という方も
ちょこっとだけなら経験あり…という方も
春を先取りするような明るくポップなチュモニ作りで
ご一緒に楽しい時間を過ごしましょう(*^_^*)
お申込みをお待ちしております。

25・28日には、「てしごと工房ま乃庵」さんによる
メドゥプ・プチ講座も開催されますよ！
こちらも楽しみ!(^^)!

至福の時間

昨年から話には聞いていた、金賢姫先生の個展。
年末になってnabiオンマさんから詳細が伝わるにおよび、
矢も楯もたまらなくなって、弾丸トラベルを強行しました。
見るべきものは、見なければ！



至福の時間……とは、このようなことを言うのでしょうか。
凄まじいパワーを放つ針の芸術に圧倒され、しばし沈思黙考……(-_-)
この巨匠にして、ものすごい進化、いや深化です。
今回は新作が10点含まれるということでとても楽しみにしていましたが
その新作がまた、驚愕！の一言につきる刺繍とポジャギのコラボでありました。
いや、コラボと言ってよいのかどうかわかりません。
それというのも金賢姫先生のポジャギは、あくまでも
縫うのではなく刺されるものなのだということを改めて実感したからです。

私自身は、直接教えを受けたことがありませんので、
先生とお呼びするのはおこがましいのですが
ポジャギというものを作りたいと強く願ったそもそもの発端が、
他でもない金賢姫の作品と許東華のコレクションであったことに
いま、心から感謝しています。

金賢姫作品展「福を刺繍する」は
明洞のロッテデパート内、ロッテギャラリーにて１月29日まで開催中です。
本館12階、リニューアル中のレストラン街を奥のほうまでずんずん進むと、
一部ディスプレイとご案内ブースがあります。その脇のエレベータで
会場まで上がってください（旧正月中の休業に注意！）。
デパート本館に隣接するAVENUEL館１階ロビーに展示されている
金賢姫先生の超大作「王陣旗」も必見です。
さらにＢ１～４階には、
金賢姫ポジャギ刺繍研究会（つまりお弟子さん達）の作品が展示されています。
こちらも見応えのある作品群ですが、
なにしろアチコチに点在しているので探すのが大変(^_^;)　
nabiオンマさんに連れて行ってもらわらなければ、とても見られませんでした。
カムサハムニダ！

青い蝶

こんな感じの刺繍があったら面白いかなあ…と
ちょっと載せてみました。
蝶が苦手な方、申し訳ありませんm(__)m



実はこの蝶、STEAM CREAMの缶です。
かなり昔のデザインではありますが、中身以上に気に入っております。
側面の色もきれいでしょう？



例年以上に乾燥が気になるこの冬
中身もせっせと使って潤いをキープせねば(~o~)

「愚」に戻る

今年最初の完成品（？）はこちら。



年末の布片付けの時、明紬のハギレがやたらと出てきたもので(~o~)
ずいぶん前に、「自然染め」という触れ込みで購入してはみたものの
ムラや染みが多くて、その部分だけ切り取っておいたんですね。
自分でチョガッポするぶんには、ムラがあっても構わないので。

裏返すとこんな感じです。



背中（？）にマグネットをつけたので、ばっちり留まります。



このところ、明紬はちょっと敬遠ぎみでしたが
きちんと糊をつければ、とても縫いやすい布なんですよね。
下ごしらえがかなり「手間」ですが、
今年はその手間を惜しまないようにしなければ(~o~)

大掃除といえば、ふだん滅多に開かない場所から、
このよ～なモノが出てきました。



こんなところにあったのかっ！　
実はこれ、私メがまだ学生（たぶん）の頃、
ほんの一時期習った「刻字」の作品なのです。
ウチでは母親が長らく書をやっている関係で、
古今の名筆名篆刻の本がめったやたらとあるのですが
どうやらそれを見ていて「習いたい」と思ったらしいのですね。
ところが実際に始めてみると、隷書や篆書の心得がないと
結局のところ上達しないということがわかり、早々に退散……(^_^;)
これはやめる間際の作品展に出したもので
「愚」の一文字が彫ってあります。
仕上げもデザインも殆ど先生にしていただいたようなものですから
その意味でも非常に貴重なんですね。
字を選んだのは私ですが、
「愚」だなんて、若いのになかなか悟りすましていたのですねえ。

残念なことに長先生は亡くなられて久しいのですが、
ＮＨＫ大河ドラマ「独眼竜正宗」のタイトル文字を彫られた方です。
渡辺謙がこれでブレイクしたのだなあと思うと
これまた隔世の感あり……