ポジャギアートYangja-pang

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秋篠の森のポジャギ

2009-09-15 11:52:00 | ポジャギ2009
秋篠の森へ、「白の行方」を求めて行ってまいりました。



雨あがりの水と土の匂いを、爽やかな風が運んでくれる
文字通りの好日。
初秋の光と「白」のコントラストは、まさに絶妙です。





「白の行方」では、神戸在住のNさんを中心とした
Atelier der Pauseの皆さんのポジャギが展示されています。
今回初めてNさんにもお目にかかることができました。
感激です!
こちらは「ずーと、ずーとの明日へ」と題されたNさんの作品。
胡桃で染め分けたモシ、オクサ、チュンポの深い色合いにうっとり(*^_^*)



さまざまな表情をもつ「白」のポジャギたち。





白に囲まれた空間に、時折見える色彩も鮮かです。





故・崔福姫さんの作品もいくつか紹介されていました。
こちら↓は、折り重ねはぎの一重仕立てではありません。
超・超絶技巧が施されています。
ぜひ、ご自身の目で確かめてみてください。



こちらも、文字通り目が点と化すヌビ。
私メのボロカメラでは「接写」不能です。



一つ一つのポジャギは、どれも清楚かつ強靭で、
物静かな中に芯の強さを秘めた女性を彷彿とさせます。
それに、上質な白モシの品のよさと言ったら……
私メにとってはまさに憧れの境地ですが、
なにせこんな風ですから(爆)
永遠に到達できないかもしれません。

ポジャギの話ばかりしておりますが、
韓国の若手作家による白磁の器もたくさん紹介されています。
柔らかな温かみのある白で、これがまた、何をのせても映えるのですよ。
それらも含めてもっとキレイな写真が撮れたらよかったのですが
例によって写真ベタで……皆さん本当に申し訳ありません。
奈良倶楽部さんのブログにもたくさんの写真がありますので、
ぜひ、そちらもご覧くださいね。


インドの手仕事

2009-09-11 16:23:00 | Arts&Crafts2009
★素敵なイベントやインフォメーションが目白押しなので、
サイドバーを左右にし、
右側にINFORMATIONとEVENT欄を置くことにしました。
ご覧になってくださいねwink

さて、
インドの布仕事の緻密さ、斬新さには
いつも大きなインパクトを受けています。
アンティークな刺繍やカンタ(刺子)ももちろんですが
伝統を受け継いだ現代のセンスも素晴らしい。



そんなインドの手仕事を伝えてくれるKocariさんからお知らせをいただき、
さっそく行ってまいりました。
なんと、昨年秋の私メのポジャギ展をご覧くださったとのこと。
いや~ホントに嬉しいです(*^_^*)

手刺繍、木版プリント、絞り、織などによる
ショール、バッグ、アクセサリーたちは
どれも華やかでありながら、
秋冬に向けた落ち着いた色合い。
とくにカンタを応用したステッチワークには瞠目!
これまでとはちょっと違うインドを感じさせてくれる
素敵なショップです。

「インドの手を届けたい」
9月11日(金)~17日(木)11:00-20:00(14日18:00、最終日19:00迄)
恵比寿三越1階「クロスイー ギャラリー」




白の行方

2009-09-09 22:31:00 | ポジャギ2009
白の行方──こんな素敵なタイトルの作品展が、
奈良・秋篠の森で開催されます。



10数名の若い陶芸作家と、神戸在住のポジャギ作家さんによる
現代白磁と白のポジャギのコラボレーション。
韓国で生まれた生活道具も紹介されるそうですよ。

シンプルで清浄で強靭な「白」の世界は
まさに韓国の伝統そのもの。
春に、奈良倶楽部さんから「予告」をお聞きして以来
私メもとても楽しみにしていたので、
ココロが躍ります(*^_^*)

「白の行方──韓国の白磁とポジャギ展」
9月12日(土)~20日(日)10:30-17:30(月曜16:00)15・16日休
秋篠の森 ギャラリー月草
奈良市中山町1534 ℡0742-47-4460

会期中、ポジャギワークショップや京都「李青」のランチ(要予約)、
それにカフェも楽しめるそうです。
詳細はこちらをご覧ください。

いらいら

2009-09-08 22:50:00 | 紐2009
気分的に余裕がないせいか
どうもポジャギが捗らず、いらいら。
そのよ~な時はさっぱり諦めて別の作業を。

段染めの紐50cmくらいで、カラッチ(あわじ玉)の連続結び。



ほどけば1本の紐ですが、
勝手に色が変わっていってくれるので、お得な気分です。
極細(1mmくらい)の紐なので、カラッチの高さも5mmくらい。



こんな作業を続けているうちに
少しずつ考えもまとまってきます(^_^;)

またまたお宝本♪

2009-09-05 12:33:00 | 紐2009
またしても「お宝本」です。
かの絲田刺繍美術館のメドゥプのコレクションが
素敵な本になっているのよ~という話は聞いていたのですが
どうもタイミングが合わなくて、まだ目にしていなかったのですね。
このたび、好機を得てようやくゲット♪


装丁も凝ってます
(でも、紐は挟んであるだけ……失くさないようにしないと)


所蔵品の素晴らしさはもちろんですが、
図録の域を超えた、迫真の写真がなにより魅力です。
それにしても、昔の人は本当に凄いっ!
↓のポジャギ紐(たぶん)など、あまりの発想の豊かさに愕然です(@_@)



ああ、それにしてもこんなに本ばかり買い込んで、
いったい私メはどうしようというのでしょうか。
(本だけかいっ!の声あり……)
古の人々の情熱をちっとでもいただけるよう
願ってやみませんわ(~_~;)