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ケッキの続き

2022-12-15 11:40:00 | ポジャギ2022
昔、「本当に上手に人のケッキは縫い線が1本にしか見えない」と聞いて「ふ〜ん」と思ったものだが、2か月以上にわたってケッキと格闘した結果、「1本に見えなければケッキにならない」という結論を得た。ここに至るまでにはかなりの右往左往があったのだけれど、1本に見せるワザもどうにか理解した。分かると出来るじゃ大違いではあるが、ともかく解明はしたのだ。
そもそも私が馬鹿みたいにケッキを繰り返していたのは、前にも言ったとおり、某所で殆ど折り重ねはぎにしか見えないような「自称ケッキ」を自慢されたからである。この人はケッキというものを見たことがないんじゃないか、いや、出来ないのは構わない。途上であるとじかしているならOKだ。しかしですよ、傑作だの大作だのと自慢できる神経がさ、妙に腹立たしかったんである。
それから私メのケッキ総ざらいが始まったわけだが、そのためにはやはり幾何学模様による検証が必要だった。糸も各種検討した。で、シャッペスパンの#90が適当であるとの結論を得た。しかし、ランダムなものばかり作っていたのでは線問題は解決しない。誤魔化しのきかない幾何学模様でなければ。それでまあムジゲを5枚もやり直し、このたびようやくランダムに戻ったというわけだ。
じゃあ、今まであんたがケッキと言ってたものは何だったのか?と聞かれれば、「あれらは間違いでした」と頭を下げるしかない。ついでに言えば、モノの本にあるケッキの方法も、間違いとは言わないまでも不完全である。先生方はコツを教えたくないのか、あるいはコピペのどちらかだ。
そのよ〜なわけで私も一からケッキ作品を作り直さなければならないのだけれど、まだまだ先は長い。か細く柔らかく、しかも微かに震えているような(だって直線ならミシンを使えばいい)線を生み出せるのは、いつのことやら。








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