ポジャギアートYangja-pang

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天才

2016-11-07 22:35:00 | 緩和休題(~_~;)
数日前のある晩、何気なしにつけたクラシカジャパンから、
文字通り「ズババババーン!」という感じで飛び込んできた音に驚いて
思わず画面をみたら、これまた「何じゃこりゃあ⁉」な感じのマエストロが
殆どバレエのような大振りで指揮をしていて
鳴っているのはモーツァルト「ドン ジョバンニ」のクライマックス。
いや〰驚いた。一発で私におけるモーツァルトの概念を粉砕してしまった
その指揮者こそ、誰あろうテオドール クルレンツィス。
なんでもギリシャ出身の、まだ若いけど超「俺様」なマエストロで、
自ら率いる楽団「ムジカエテルナ」をごっそり引き連れて
ロシアの油田と軍需産業と厳冬の町、ペルミ国立歌劇場の音楽監督に就任し、
「本当に自分の作りたい音楽は、都会のマス文化の中では不可能」と豪語し
それはつまり、いわゆる「文化的」なオケやハコやマエストロたちを
ばっさり全面否定しているのと同じことで、いやはや…(@_@)



そのクルレンツィスが遂に完成させたという「ドン ジョバンニ」
今年のクリスマスプレゼントに自分に買ってやろうとおもいつつ、
だったら、いっそ、「フィガロの結婚」と「コシ ファン トゥッテ」も揃えちゃう?
いやいや、「春の祭典」も凄いし、コパチンスカヤと共演したアルバムも…
それにこのご時世、CDよりレコチョクのほうが便利よね🎶
ハイレゾだってあるんだし…などと、もはや完全にイかれてしまった私は、
文明の利器YouTubeで可能な限りの動画と音源を確認したあげく、
馬鹿みたいにペルミまでの航空券を検索しちゃったりしたのでした(^^;;
なんと、往復65000円からあるのよ! 行ってしまおうかしら(爆)