京橋のLIXILギャラリーで開催されている
「背守り 子どもの魔除け展」に行ってきました。
いわゆる一つ身の子ども用の着物は、背中に縫い目がないので縁起が悪いとされ
そのため、縫い取り、刺繍、アップリケ 押絵などによって
魔除けの「背守り」を施したのだとか。
昔の女学校では、背守りもカリキュラムの一環だったんですねえ。
多くの人から福を授けてもらえるよう、
端切れをもらって作られた「百徳着物」も展示されていました。
こういうの好き?と訊かれれば、正直ビミョ~な感じではありますが
(それで二の足を踏んでいたというのもあるのですが)
子を守ろうとする母の強烈な念はひしひしと伝わってきます。
こうした着物たちの迫力に魅せられた、石内都さんの写真展も併催されていました。
これまた好きか?と訊かれると、いささか「………」ではありますが
写真となると、その「念」の部分が実物より濃厚に伝わってくるのが不思議です。
まるで鬼子母神の世界だなあ。
猛暑でだらけた心身を、ちょっとだけヒヤッとさせてくれる作品展でした。
「背守り 子どもの魔除け展」は、8月23日まで。
詳細はこちら⇒★をご覧ください。
「背守り 子どもの魔除け展」に行ってきました。
いわゆる一つ身の子ども用の着物は、背中に縫い目がないので縁起が悪いとされ
そのため、縫い取り、刺繍、アップリケ 押絵などによって
魔除けの「背守り」を施したのだとか。
昔の女学校では、背守りもカリキュラムの一環だったんですねえ。
多くの人から福を授けてもらえるよう、
端切れをもらって作られた「百徳着物」も展示されていました。
こういうの好き?と訊かれれば、正直ビミョ~な感じではありますが
(それで二の足を踏んでいたというのもあるのですが)
子を守ろうとする母の強烈な念はひしひしと伝わってきます。
こうした着物たちの迫力に魅せられた、石内都さんの写真展も併催されていました。
これまた好きか?と訊かれると、いささか「………」ではありますが
写真となると、その「念」の部分が実物より濃厚に伝わってくるのが不思議です。
まるで鬼子母神の世界だなあ。
猛暑でだらけた心身を、ちょっとだけヒヤッとさせてくれる作品展でした。
「背守り 子どもの魔除け展」は、8月23日まで。
詳細はこちら⇒★をご覧ください。