ポジャギアートYangja-pang

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秋の茶會

2006-10-22 21:12:53 | ノンジャンル
こちらの茶主人様からお招きをいただいて、中国茶を楽しむお茶会に参加してきました。
とはいえ、なにしろ不粋を絵に描いたような毎日をおくる私メのこと。
台湾で何度か茶楼に入ったことはあるものの
本格的な中国式お作法で銘茶を喫するのは初めてです。

まずは、出迎えてくださった茶主人作のポジャギに目を奪われ…



さらに、私メの乏しいセンスでは到底実現不可能な、
美しいテーブルセッティングにうっとりとし…



甘くまろやかなお茶を何杯もいただいて、気分はすっかり茶粋人
染付けの煎茶碗が、また鉄冠音とよく合うのだわ。



中国茶は味と同様、いやそれ以上に香りが重視されるそうですが
淹れるたびに味だけでなく香りも変化してきます。
想像以上に多量の茶葉が使われるのにもびっくり。

「第二席」は伝統的な味わいの凍頂烏龍茶を、艶やかな美女のお点前で※



近年ではさっぱりとしたフルーティーなお茶が好まれる傾向にありますが
今回は敢えてオーソドックスかつ重厚なお茶を選ばれたとか。
渋みのあとに残るふくよかな甘みが印象的です。
最後に同じ茶器でいただいた白湯の、また何とも甘いこと!
私メにとって、これはまさに「初体験」でありました。


帰宅後…
たまにはきちんと器の準備をして、心静かにお茶を淹れてみようかな
…などといったんは思ってみたものの、
ウチで茶箪笥のコヤシになってる烏龍茶では比べるべくもないし、
このような典雅な味わいには、やはり諸条件が揃わなくっちゃね
…と言い訳しつつ、結局マグカップでコーヒーをがぶ飲みしている
私メでありましたとさ(~_~;)


※当ブログでは特別な必要のない限り、
個人のお顔がわかるような写真をUPしないようにしています。
そのため、時には失礼にあたるトリミングもありますが
そのようなわけでご容赦いただきたいと思います。