A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

THE MANHATTAN TRANSFER

2006-07-31 | MY FAVORITE ALBUM
このアルバムは彼らの本格的なデビューアルバムであるが、初めて聴いたときに強烈な印象を受けた一枚である。
デビューアルバムがいきなり話題を呼ぶ場合、有名になってから反対にデビューアルバムが話題になるケースの両方がある。
彼らのデビュー作が話題になったのは、レコーディング前に、すでに週6日、6ヶ月の練習と、2年近く活動をしていたという下地があったからであろう。

「OLD WINE IN NEW BOTTLES」という表現がある。
古きよき時代の雰囲気を残したノスタルジックなサウンドを基本に。古い曲から新しい曲まで、スイングからソウル、ロックンロールまでを、彼らの新しい味付けで料理している。
しかし、「なんでもありだが味付けが皆同じ」という訳ではない。どんな料理でも素材の良さを生かしながらこだわりを持って調理する一流のシェフと通じる点があるのかもしれない。

このアルバムが録音されたのが1975年だからもう30年以上活動を続けていることになる。この間、取り組むジャンルも広がり、毎年世界中を股にかけて活動している。
LIVE活動を積極的に行っているのも特徴だ。実際に彼らのコンサートを聴きにいくと、「LIVEの楽しさ」を改めて実感することができる。

新旧とり混ぜて、色々なジャンルの曲が収められているが、本格的なJAZZコーラスという点では、YOU CAN DEPEND ON MEがお勧め。ZOOT SIMSのテナーサックスのソロが聞ける。
お気に入りは、曲も含めてCANDY。

TUXEDO JUNCTION
SWEET TALKING GUY
OPERAROR
CANDY
GLORIA
CLAP YOUR HANDS
THAT CAT IS HIGH
YOU CAN DEPEND ON ME
BLUE CHAMPAGNE
JAVA JIVE
OCCAPELLA
HEART’S DESIRE

THE MANHATTAN TRANSFER
 TIM HAUSER
 ALAN PAUL
 JANIS SIEGEL
 LAUREL MASSE
コメント (2)
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