A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

GETTIN’ TOGETHER / ART PEPPER

2006-07-22 | MY FAVORITE ALBUM
人の喋り方にもそれぞれ特徴がある。流暢に喋る人、訥訥と喋る人。その人の声音と併せて個性がでる。
サックスの演奏も同じだ。大きな声を出すでもなく、声を荒立てることもなく、ひたすら綺麗な音で、自分の言いたいことを言う。
ART PEPPERもそんなプレーヤーの一人だと思う。

ART PEPPERの名盤といわれるのは、57年にマイルスのリズムセクションと共演した、MEETS THE RHYTHM SECTIONが有名。
このアルバムは3年後の60年、その続編ともいえる当時のマイルスのリズムセクションとの共演だ。ピアノはWYNTON KELLYに替わっているが。

長い療養生活に入る前、前期の活動の最後の年の録音。アップテンポもバラードも相変らず綺麗に演奏している。が、何となく物悲しさを感じるのはその時の境遇を映し出しているのかもしれない。
ケリーのピアノとのコンビネーションも良い感じ。

お気に入りは、「朝日のごとく爽やかに」、曲自体も好きな曲である。

Whims Of Chambers
Bijou The Poodle
Why Are We Afraid
Softly As In A Morning Sunrise
Rhthm-A-Ning
Diane
Getting’ Together

As) Art Pepper
Tp) Conte Candoli
P) Wynton Kelly
B) Paul Chambers
Ds) Jimmie Cobb

Recorded February 29,1960 in Los Angels

コメント
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