A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

DUKES OF DIXIELAND VOL.3

2006-05-27 | JAZZ LIFE
VILLAGE STOMPERSに触発されて右も左も分からない中で、始めて買ったJAZZのレコードである。
このバンドはニューオリンズ出身のアストン一家を中心として、1949年に本格的にデビューした。伝統的なニューオリンズJAZZの良さを身につけているディキシーランドJAZZバンドだ。

SWEET GEOGIA BROWNに始まり、ディキシーの有名な曲が収められている。ブルース、ラグタイム、ホンキートンク、あるいはトロンボーンのスタッカートプレーや、サブトーンを中心としたクラレネットプレーなど、さらにMY BLUE HEAVENなどのボーカルもありで、JAZZの歴史の中の様々なスタイルが織り込まれている。全体としては「白人の楽しいディキシー」である。

このアルバムは。AUDIO FIDELITYというレーベルから発売されているが、ここは1957年に始めてステレオレコードを世に出したレーベルである。1960年代初頭の録音で、ステレオのワンポイントマイクで録音されたと記されているが、音質、バランス、ダイナミックレンジ、各楽器の再現力どれをとっても、秀逸である。レコードの音質がすでにこの時代から完成度が高かったことを再認識させる一枚でもある。
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