山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

わが家のお節

2013-12-31 07:56:52 | 日記

あけましておめでとうございます。今朝、配達をしている時間には雨が降っていたが、日の出を迎える頃は晴れて初日の出は見られた。昨年は、種市漁港で初日の出を撮影し、このブログにもアップしたのだが、まさか晴れるとは思っていなかったので帰宅してしまった。わが家の近くでは写真になるようなところはないので、初日の出の画像はお届けできない。

昨夜は、年越し料理で結構ごちそうがあったのだが、早めに酔っぱらってしまって画像がない。それで、最後に出た年越しそばだけご紹介しよう。町内の「雑穀黄金」から買ったそばを湯がいて、鳥だしのタレに入れ、ノリ、ネギ、イクラをトッピングしている。

新年の朝はおせちと雑煮。おせちはトップに写真をあげておいた。伊達巻と酢だこ以外は、すべて手作り(カズノコは塩カズノコを戻して味をつけた)。毎年、新しい1品が加わっている。そして、やはり元旦の朝はお雑煮で祝う。紹介した画像は、もともとのわが家のお雑煮で、煮しめの中にモチが入っている。これをクルミだれにつけて食べる。

昨年は、夏の参院選で共産党が躍進をして自共対決が鮮明になった年だった。私もかれこれ、45年共産党に籍を起き、1970年台の第1の躍進の波も1990年代後半の第2の躍進の波も経験してきた。そして、その度に反動勢力は社公合意での共産党孤立化策をとったり、「2大政党」キャンペーンで共産党封じ込め対策をとられたりで、長く得票を伸ばせない苦しい時期も経験した。このまま、坦々と進むとも思えないが、第3の躍進の波は自らの力で切り開く以外ないだろうと思う。特に、圧倒的な保守の地盤である、私たちの住む町洋野町で、日本共産党への支持を広げるには、しっかりと根をはった共産党をつくっていくしかないと思う。新年にあたり、町議である妻を支え私自身もそのために頑張る決意を新たにしている。まず、恒例の「あいさつ回り」を明日の朝から始めようと思っている。


正月飾り

2013-12-31 07:48:48 | 日記

書き忘れをしたことがあるので、再投稿。

昨日、わが家でも新年を迎える正月飾りを行った。神棚には左右に三階松を飾り、しめ縄をした。神棚のある部屋の柱にも三階松を飾る。いわば結界をつくるわけである。そして、すべての入り口に「としな」をかける。前にも書いたが「としな」とは「年縄」がなまったもので、ワラでつくった細工物である。コメ作文化のなかで、農家の正月飾りとしてつくられてきたものと想像される。「としな」にも玄関をまたぐようにわたすものや、穂先をまっすぐにつくるものなどがあるが、わが家では穂先を丸くしたものを使う。これにコンブや小魚(煮干し)、凍り豆腐、松葉などを飾る。私の生まれた群馬県渋川市とはずいぶん違うのだが、郷に入っては郷に従えの言葉もあるので、この地の風習にしたがっている。


大晦日の朝

2013-12-31 07:28:47 | グルメ

おはようがんす。いよいよ今年も大晦日を迎えた。夏の参議院選挙では自公圧勝の一方で、共産党が議席を倍加させ、先の臨時国会では、自共対決が国民の目の前で展開された。そして猪瀬東京都知事の辞任。ここにも参院選に先立つ都議選での共産党の躍進の影響がありありとうかがわれる。私たちのところ(洋野町)では、町立病院の薬剤師の医薬品横領事件が発覚し、管理の甘さに対する町民的批判の中で、1月には町長選挙が行われる。共産党は種市病院を守る立場から、町長選への候補擁立を見送ったが、真相解明はこれからの仕事であり、監査体制の整備をふくむ町政の改革の仕事は終わったわけではない。2014年もまた、多忙な年になるだろうと予感している。

大晦日は、夜は刺身、チラシ寿司、ソバ、茶碗蒸し、etc。ごちそうが出るが、朝は特別のことはない。今朝のメニューは、豚の生姜焼き、ホウレンソウと菊の花のおひたし、ゼンマイの炒め物、スキコンブの煮物、これにサラダがついた。味噌汁はシジミであった。ゼンマイは塩漬けのものを水で戻して炒めたもの。スキコンブは普代産の細く切ったコンブを水でもどして煮たもの。生のキリコブよりは乾したものの方が味が良い。群馬の実家でも田植えの時など人がたくさん集まる時に「キリコブ」を煮たが、タワシのような形をしていた記憶がある。このあたちでは、平らに干したものを売っている。

1年おさめの今日は、少し残っているポスターと「赤旗写真ニュース」(2枚)の張り出し。後援会ニュース配布用の封筒に宛名印刷。時間があれば後援会ニュースを折って封筒に詰めるなど、1月2日からのあいさつ回りに備えた準備をする。妻と義妹は、「おせち」をつくりお重に詰め、今晩の年越し料理の支度をする。夕方、私は刺身類を切り分け皿に盛って6時過ぎから会食となる。あとは「紅白」でも観るかとなるのだが、早朝配達があるので近年は終了まで観ていたことがない。最近の「紅白」はかつてのように」熱中して観るほど面白いわけでもないのも事実である。

とにかくみなさん、良いお年を!


今朝も雪模様、朝食は普通に

2013-12-30 07:38:10 | グルメ

おはようがんす。洋野町大野は今朝も雪模様だが、1㌢位さっと積もっただけ。いつもの通り配達を終え、少し仮眠がてら読書、「女だてらに麻布わけあり酒場」の続きを読んでいる内に少しウトウト。それでも7時前に目をさまし、玄関前の雪を竹ぼうきではく。薪小屋から薪を運び、ようやく朝食。今朝は、わが家の定番の朝食メニューだった。

塩サバの焼き魚、シュンギクのゴマ和え、フキの煮物、ブロッコリー入りサラダ、最後はカブをミョウガの酢漬けで和えたもの。味噌汁は、ワカメ、ブナシメジ、タマネギに卵を溶き流したものだった。ちょっと味噌汁がしょっぱかった。塩ワカメの塩出しが不十分だったらしい。私は、大晦日に備えカレイの煮物をつくっておいた。本当は「ナメタ」なのだが、とにかくべらぼうに値段が上がっているし、だれも帰省してこないので輸入物の「カラスガレイ」でごまかすことに。カラスガレイも意外と美味しいのだが…。

今日は、後援会ニュース新年号と封筒の印刷、納めるお金の送金、その後年越し用の買い物をして、最後に正月飾りをする。前は、義父がやっていたがなぜか31日。「一夜飾り」は嫌われるのだが、いつも飾り物の準備が間に合わないのである。今は、「としな」=年縄は、既製品を購入し、三階松は29日あたりに山から取ってくる。細かいところが義妹の役割で、最後に神棚を仕上げ、「としな」を書く入り口に下げると、新年を迎える準備は終わる。


きりたんぽ鍋

2013-12-29 18:24:33 | グルメ

今晩は「山賊食堂」の開店日である。妻は年末の集金で出て歩いていて、何時に戻るかわからない。きりたんぽ自体は、東北のスーパーではどこかに必ずおいてある。これに「比内地鶏のたれ」を買っておいた。比内地鶏を奮発したいところだが、予算がないので若鳥のもも肉をつかう。ニンジンを薄く切り、ゴボウはササガキにしておく。比内地鶏のタレは3倍に薄め鍋に入れる。これにニンジンとゴボウを入れて柔らかくし、鳥肉、マイタケをいれ、きりたんぽを今回は4分の1に切ったが適当な大きさに切り分けて入れる。最後にセリをたっぷり入れ人を通して出来上がり。熱いところを器にとって食べる。米をこのようにして食べるのは珍しいだろう。同じ東北でも、秋田と岩手ではかなり食の傾向が違うので、食卓に出すにはそれなりに苦労をするのだ。