山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

TPP交渉への参加は許せない

2013-02-28 07:28:40 | 政治

 安倍首相は日米首脳会談で、「聖域なき関税撤廃が前提でないことが確認された」として、TPP交渉参加を前向きに進めようとしている。何ということだ!12月の総選挙で私とたたかった岩手2区の自民党候補(当選)は、公開討論で「私もTPPには反対」と明言して議席を得た。自民党本体も政権公約で6項目の条件が必要と書いている。昨日の共産党の井上議員の質問で、山形県ではりだされた自民党のポスターが示されたが「TPP断固反対。ウソつかない」と書いてある。これでは議席欲しさに国民をだましたことにならないか?その他の点でも、普天間基地の移設問題など、オバマ政権へのすり寄りが目立ち悲しいくらいだ。私たちは、自民党がそういう政党だと思ってきたから、「やっぱりね」ということになるが、今度も政権につけば平気で公約を投げ出す政治が目の前で行われている。有権者の皆さんは怒らなければならないと思うが、どうだろう。


『花世の立春』新・御宿かわせみ=平岩弓枝著

2013-02-27 07:36:09 | 読書

 平岩弓枝さんの『新・御宿かわせみ』第3作・『花世の立春』を読んだ。読んだのは文春文庫版で2012年12月に第1刷が出たばかりだ。単行本は2011年に文芸春秋社から出ているが、まだ地元の図書館には入っていないので、文庫が出た機会に購入し読んだ。『御宿かわせみ』シリーズは、NHKのドラマを見てから読み始め、何年か前に最後まで読み、シリーズが終了していたが、維新後の話として『新・御宿かわせみ』が始まった。

 『花世の立春』は今回の1冊の中の一つの話で、今回の本には次の話が載っている。

①『明石橋の殺人』②『俥屋の女房』③『花世の立春』④『糸屋の女たち』⑤『横浜不二山商会』⑥『抱卵の子』

 『花世の立春』は、麻生宗太郎の娘・花世は畝源太郎とは幼馴染で、かわせみに下宿しながら外国人の開いた女学校で教師をしている。立春を7日後に控えた朝、花世が源太郎宅を訪ね「花世のこと、好きですか」と気持ちをぶつけたことから始まり、立春の日に結婚しようと話が進む。花世のつとめていた女学校が主催者が他へ移るので閉校されることになるなか、様々な事件がおこる。

 『新・御宿かわせみ』では、維新後も大川端で宿屋をいとなむ「かわせみ」をめぐって、様々な事件が起こり、源太郎や麻太郎らが事件を解決していく。一種のミステリーであり、面白く読むことが出来る。


『状箱騒動』酔いどれ小藤次書留=佐伯泰英著

2013-02-26 07:18:30 | 読書

 佐伯泰英の酔いどれ小藤次書留シリーズの『状箱騒動』が発売になっていたので、購入して宮古へ行った機会に朝の時間を利用して読んでしまった。

 今回の小藤次は、水戸藩の依頼で新しい竹細工の工夫と指導のために水戸に向かう。その水戸街道で、水戸藩の公文書を運ぶ飛脚が襲われ「状箱」が奪われる事件が起こる。これを小藤次が、老中・青山の密偵たちと力をあわせて解決していくというストーリーだ。とにかく、この中年というより初老の武者のキャラクターが面白く、それが美人の誉れ高い女流歌人と良い仲であって、今回は水戸街道を一緒に旅するという舞台設定も面白い。ついつい一気に読まされてしまうのである。


宮古地区の「新春のつどい」に参加

2013-02-25 13:30:03 | 日記

 昨日(24日)は、宮古地区が主催した「大震災からの本格復興と宮古民報1300号記念新春のつどい」に参加した。午後2時からは紙とも子参議院議員の講演があり、3時過ぎに祝賀パーティーとなった。パーティーの途中で、岩2区を候補者としてたたかったとして紹介された。宮古市の副市長、商工会議所の専務、漁協参事なども出席しており、人数も100人をこえていたと思う(講演会は150人位かな?)。宮古市で3名を確保し震災で大奮闘あたりから宮古での共産党の影響力は間違いなく増大していると思う。閉会後「恒例」の2次会があって、私も参加した。紙さんもカラオケに参加し、和気あいあいの2次会であった。昨夜は、会場になった宮古ホテル沢田屋に泊まり、朝8時に出発し洋野に戻る途中、田野畑村の中村勝明議員宅によった。途中、田老や野田の海岸を通ったが、大震災関連の工事がところどころでやられていた。まだまだ、復興には時間がかかるようである。

 最後に全員で「がんばろう!」をした。


孫の写真(2月21日)

2013-02-24 07:23:12 | 日記

 カナダにいる次男夫妻から孫(ゆうま)の写真が届いた。10月の生まれであるから5か月になるのであろうか。何やら支えるもので立ち上がった姿である(自分で立っているはずもない)。かなり顔もしっかりしてきたが、生え際が私の家系の男どもの生え際にそっくりなのが気になるところだ。私にとっては唯一の孫なので、4月の一時帰国が楽しみである。

 今日は、午後2時から宮古市で「新春のつどい」が開かれ出席を予定している。総選挙の後始末の行脚はこれで最後である。雪がとけて芽吹きの春を迎え、田んぼや畑で土をいじりながら過ごす日々を楽しみに待っている今日この頃である。