山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

キンピラゴボウ

2013-03-30 18:40:15 | グルメ

 今日は、岩泉にはいかないので午前中は連れ合いとともに「しんぶん赤旗」の購読の訴えで歩いた。行った先は目当ての人がおらず、「相談して」という回答だった。ひるまず、午前中数件を歩いたが、ほぼ同じ答えで「しんぶん赤旗」の読者を増やすこと自体に難しさを感じた。それでも「ひるまずすすめる以外にない」というのがわが夫婦の結論だった。

 今日の晩飯は私の当番で、メインには「ひっつみ」を作り、副菜としてキンピラゴボウをつくった(写真)。実は、連れ合い様が年越しでゴボウを沢山買って、それを処理するにはキンピラにして冷蔵する以外にないと思ってつくったものである。

 今更、キンピラの作り方でもないだろうが、ゴボウとニンジンの皮をむいて短冊に切り水にさらしておく。鉄なべもしくはフライパンを熱し、サラダ油を入れて熱くなったところで、ゴボウ、ニンジンの刻んだものを入れ炒める。具材がしんなりしてきたら、まず日本酒(調理酒でよい)を入れ、煮立たせたところで醤油、カツオ出汁などを入れ、味を見ながら調整していく。ちょうど良いと思ったところで、唐辛子(一味が良いと思う)を入れて出来上がり。キンピラはレシピで示してもうまくいかない。作成過程は同じだが、味付けはそれぞれの感性によるところが大きいので、修行したもらうしかないと思う。


共産党議員のいない自治体は

2013-03-30 18:40:15 | 政治

 今日も岩泉の応援に行ってきた。応援部隊の私は、名簿の入力という選挙ではぜひ必要で、地味な仕事をやっている。今日は候補者を励ますつどいが開かれ、20数人が参加した。つどいの中で、小本地区のきのこ栽培農家が立ち上がり、共産党議員のいない岩泉町議会の有様を告発した。「震災復興基金を何に使っているかわかったものではない」というのである。岩泉町は共産党議員がいないもとで、なんでも賛成のオール与党議会になっている。国保税の引き上げも発言をした議員はあったようだが、全員賛成したとのこと。「別の道がある」ことを示すことのできる共産党議員の1議席はどうしても欠かせないとの思いを強くした。


『わかぎみ』=永井路子著

2013-03-29 18:23:04 | 読書

 『わかぎみ』は永井路子の手になる短編集で、新潮文庫より平成元年に出版された。『わかぎみ』には、

①わかぎみ、②母子かずら、③夢の声、④海の月、⑤海から来た側女、⑥大きな荷物、⑦ミンサイ物語、⑧声なき村からの便り

 以上の8つの短編が盛り込まれている。

 『わかぎみ』では、預けられた子供が秀頼の子どもという設定で、その養育に苦労する夫妻の物語が描かれている。いずれにしても永井路子という作者の筆の力といえる作品群であった。


ブログ開設1周年

2013-03-28 19:08:43 | 日記

 ブログ「山クジラの田舎暮らし」を開設して、今日3月28日でちょうど1年となった。この間、34,503人の方に訪問いただき、閲覧数69,824回を記録した。gooのブログランキングでは180万余りのブログの内1万7千前後に位置するらしい。こんな意味不明なブログをご覧いただいてありがたいと思います。

 開設以来の1年の間に、雷撃を受けてパソコンがクラッシュしたこともあり、「山クジラ」が正体をさらして総選挙で岩手2区に出馬するなどの突発的な事件があったりで、当初考えていたのとは少し違う内容になってしまったかもしれない。

 当人は「山に行きたい」気持ちは今もしっかり持っているのだが、年齢もあって単独行を避けているため、連れ合いの都合次第となっていて、山行き回数が減っている。一方、農業は水田を40㌃から60㌃に増やしたこともあって、除草作業などに手を取られている。今年は、休耕田にギョウジャニンニクなどを植えようと思っているので、果たしてどんな結果になるのか、自分でもわからないという有様である。そして、よせば良いのに「趣味」で選挙の助っ人をやっている。

 とにかく、引き続きブログ「山クジラの田舎暮らし」を続けていくので、気が向いたら覗いてみていただきたい。


『三国志』第6巻=宮城谷昌光著

2013-03-28 07:02:32 | 読書

 宮城谷昌光の『三国志』の第6巻を読んだ。6巻では、あの「赤壁のたたかい」が出てくるのだが、宮城谷の作品ではどうも他の『三国志』とかなり描き方が違う。例えば、曹操の軍に焼き討ちをかける際、孔明が壇を築いて風を起こしたことになっているが、宮城谷はそれは後の『三国志』を書いた人たちが、「何とか孔明を登場させようと書き込んだものではないか」と書いている。歴史というものが、しばしば時の権力者や人気取りのために史実と違うことが書かれていることは認める。そういった意味でも、宮城谷の『三国志』は面白い。