風野真知雄の「女だてらに麻布わけあり酒場」シリーズの4作目『涙橋の夜』を読んだ。大晦日を前にあわただしさをます麻布の町で人きり事件が発生。岡っ引きになった源蔵は、下手人が小鈴の店に逃げ込んだとにらむ。案の定、店には怪しい男がいた。だが小鈴は「あの人は違う」と自信たっぷり。一方幕府批判の書を著し行き方しれずだった小鈴の父は鳥居耀蔵により雄平の憂き目を見ていた。大塩平八郎が出てきたりと波乱万丈を予想される展開になってきている。第7作までは長男にもらってあるので、年末から正月にかけての読書の材料には不足しない。
おはようがんす。昨日と打って変わって今朝は晴れ。積もった雪ががちがちに凍って、新聞配達は緊張させられる。すっかり細くなった月が今朝は寒そうだった。いよいよ年の瀬も押し詰まってきて、わが家の正月準備も最終盤に入っている。妻と義妹は昨日モチをついた。モチつき機で4回つき、3回分で昨年の古米を使い切った。神棚に飾るお供え用は、今年産の新米を使った。夜は、つきたてをゴマダレで食べた。
同時進行で煮ていたのがクロマメ。これも昨年の物(産直で購入)を水でうるかしておいて、1日中七輪に「おきり」を入れてかけておいたものである。煮豆や煮魚をする時は七輪でゆっくりやるととてもGoo!今年のクロマメの煮豆はうまくできたんでねーかい。
私は、今日はこれから山に入って、「三階松」をとってくる。神棚に2本、家の柱に1本、計3本の松が入用だが、これでなかなか手ごろなものがないのである。しかも、昨日の雪で山の中は雪を漕いで歩かないとならないだろう。まあ、これも男の役目とあきらめて防寒衣を着こんでいくつもり。夕方からは近所の方と望年会。「仲間に加わって、応援して」と話すつもりだ。明日は、後援会ニュースの新年号と配布用の封筒を印刷したり納めるお金を納めたりして、夕方からは正月飾りをしてしまう。30~31日にかけ妻と義妹は、「おせち」づくり。私は、八食あたりで刺身などを調達することになりそう。
まだまだ、忙しい。でも、現役時代は事務所につめて目を白黒させいたことを思えば、時間には余裕がある。家の正月のしたくなどはしたことがなかったなあ~、と思う。
『夢泥棒』は「女だてらに麻布わけあり酒場」シリーズの第3作である。時代小説の作家が次々この世をさった。司馬遼太郎、藤沢周平、etc。彼らのご冥福を祈らざるをえない。最近では、佐伯泰英などを読んできたが、風野真知雄も外すことのできない作家である。この「女だてらに麻布わけあり酒場」シリーズは、富士登山の帰りに長男のマンションに泊まり。そこで彼が読んでいた本を帰りの新幹線で読むためにもらって着たのが始まりである。私は、1、2とも読んでしまったが、妻が3巻を読んでから放置しているので、今回3作目『夢泥棒』を読んだ。大塩平八郎、高野長英なども登場して、話の展開に期待している。9巻までは、長男からもらっているので、正月位はもちそうである。
おはようがんす。朝早くから除雪車が動いていると思ったら、今朝は大雪。急いで簡単に朝食を準備して、除雪作業に取り組んだ。今朝のメニューは、塩サバの焼き魚、ホウレンソウのナムル、焼きそば、そして温野菜とキウイのサラダ、これに昨夜のサンマのすり身汁に少し豆腐を入れた汁と漬物、6時には腹に詰め込んで今(7時30分)まで1回目の除雪。道路側の玄関前は出入りできるようにし、裏の車庫側は車の通路を確保した。8時過ぎからトラクターを持ってきて、河川敷に雪を捨てに行く。年の内にこんな作業をするのは、はじめてである。今朝は、妻が日曜版を90部位配ったが、よく雪にはまらずに帰ってきたと思う。
今日は、大晦日まであと3日。師も走るそうだが、我々もなんとくなく忙しい。今日の晩御飯は私の当番だが、いろいろなものが残っているので、「サンマのすり汁」をつくることにした。三陸沿岸で出回るサンマをひき肉にし、味噌仕立ての汁にはなしたものである。簡単な料理だが、うまくいくかどうかは保障できない。汁にも、すり身にも生姜をきかせると美味しい。