10月31日。おはようがんす。冷たい空気が流れ込んでいるため、気温がぐっと下がった。八幡平の山頂付近も雪だったらしい。昨日は田んぼの秋起こしを終わらせようと奮闘したが一番大きい1枚が残ったので、今日終わらせるつもり。いつもは11月に入っての作業だが、ワラを切り落とすようになって終了時期が早まった。今朝は市販のイワシのカバヤキがメイン。家でも時折つくるがこうはうまくいかない。
中路啓太の『もののふ莫迦』を読んだ。中路啓太は1958年東京都出身の作家。2006年『火ノ児の剣』で第1回小説現代長編新人奨励賞を受賞して作家デビューとある。『もののふ莫迦』は「オール讀賣」主催の（本屋が選ぶ時代小説大賞2015）を満票で受賞したらしい。とにかくはじめて出会った作家である。『もののふ莫迦』の主人公は、豊臣秀吉の朝鮮役に出陣したが、その暴虐ぶりから朝鮮側に加わって日本の軍を悩ませたという人物。正統派歴史時代小説の新しい担い手というから、今後読む機会が増えるかもしれない。
10月30日。おはようがんす。今朝は雨模様だ。昨日から秋の田おこしを始めた。時間の都合で1枚だけで終わったので、今日の残り4枚の田おこしに取り組む。今日はいただきものイカでイカダイコン。仮住まいの家主の叔母のところでもらったもののおすそわけ。ちょっと鮮度が落ちていたのでイカダイコンでいただく。アスパラは輸入物。オーストラリアから貨物便でやってきたらしい。まさに石油を食べているようなもの。
朝井まかての『藪医ふらここ堂』を読んだ。朝井まかての作品ははじめて。朝井まかては1959年大阪生まれで甲南女子大学文学部卒。2008年、小説現代長編新人奨励賞を受賞、2014年『恋歌』で直木賞を受賞とあるが、その作品にはじめてであった。「ふらここ」とはどうやらブランコのことらしい。江戸の町で小児医を開く医師・天野三哲が主人公。時代医学小説というものらしい。
10月29日。おはようがんす。昨日で今年のコメの収納は終わった。田んぼの作業は秋起こしを残すだけになった。今朝は真ホッケの開きをいただく。