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書き忘れをしたことがあるので、再投稿。
昨日、わが家でも新年を迎える正月飾りを行った。神棚には左右に三階松を飾り、しめ縄をした。神棚のある部屋の柱にも三階松を飾る。いわば結界をつくるわけである。そして、すべての入り口に「としな」をかける。前にも書いたが「としな」とは「年縄」がなまったもので、ワラでつくった細工物である。コメ作文化のなかで、農家の正月飾りとしてつくられてきたものと想像される。「としな」にも玄関をまたぐようにわたすものや、穂先をまっすぐにつくるものなどがあるが、わが家では穂先を丸くしたものを使う。これにコンブや小魚(煮干し)、凍り豆腐、松葉などを飾る。私の生まれた群馬県渋川市とはずいぶん違うのだが、郷に入っては郷に従えの言葉もあるので、この地の風習にしたがっている。
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