山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

晩飯は「山賊食堂」、まいったか?

2013-12-18 18:10:23 | グルメ

今日は水曜日なので、「山賊食堂」の開店である。先日、買い物をした時、出来合いで八宝菜をつくるレトルト食品を見つけて買っておいたので。今日のメインは八宝菜に決定。ハクサイ約400グラム(おおよそ4分の1なのだが、はかってみるとほぼぴったりだった)を切って、約3分強火で炒める。この時、添付されていた「具」を入れる。葉の部分を入れ、添付されているタレを入れ約1分炒めると出来上がりだ。今晩はこれに、カツオの刺身、ホウレンソウのおひたし、中華スープをつけた。一応、八宝菜と連動して「中華風」」にしてみた。何でもかんでも味噌汁ではあまりに芸がないと思う。今日の山賊食堂は、久々のメニューを出したのだ。どうだまいったか?なんちゃって!


『馬超』=風野真知雄著

2013-12-18 08:25:49 | 読書

風野真知雄は最近注目している時代小説の作家である。今回は古本屋で見つけてきたPHP文庫の『馬超』を読んだ。馬超の名前は三国志を読むと必ず出てくるので、名前だけは知っている。文庫の巻末にある年表を見ると、馬超は西暦176年の生まれで、222年47歳で亡くなっている。著者は「あとがき」の中で「錦馬超は、襤褸の馬超だった。それだけを書きたかった」と書いている。兵馬とともに生き、戦場に死することもできず、病気で倒れ、ささやかな墓地に葬られた馬超の生き方を何と見たらいいだろう。われもまた世の中を変革するための無名の戦士で良いと思う今日この頃だ。


マツモの味噌汁

2013-12-18 07:38:00 | グルメ

今朝の味噌汁はマツモと豆腐の味噌汁だった。わが町は海岸沿いの旧種市町と内陸の旧大野村が合併してできた町である。私たちは大野の人間で、妻の父は長いこと教員をしていたので大野には教え子が沢山いるし、母は世話好きで老人クラブの役員もしていた関係でその知り合いも沢山いる。しかし、種市には共産党議員がいたこともなく、結びつきの希薄な地域であった。7年前、妻が洋野町としてはじめての共産党議員となり、東日本大震災の時には日本共産党が集めた義捐金を町役場、商工会、各漁協などに届けたりした関係で、漁業関係者との結びつきも大いに広がっている。こうした中で、時折、新鮮な魚介類をいただくことがある。「これもってがねーか」と言われることも大事な結びつきなので、遠慮なく頂くことにしている。このマツモもある方からいただいた生のマツモで、冷凍しておいて小出しに解凍して味噌汁にはなす。フノリやマツモは海の香りがして本当に美味しい。


妻手作りの甘酢漬け

2013-12-18 07:20:08 | グルメ

おはようがんす。今朝も晴れ、空に月がしっかり出ていた。今年最後の満月なそうな。朝薪ストーブに火を入れ、配達に行く。私の所は、洋野町の大野地区の中心街にあるのだが、少し外れたところで道をキツネが横切る。夏と違って冬毛に覆われふっくらとしている。前照灯の中を草むらの方に吹っ飛んで行った。何を食べてこの冬をしのいでいるのだろうか。

今日は献立ではなく、妻手作りの甘酢漬けを紹介しよう。わが家の畑は、爺様が勝手に植えたケヤキが大きくなっている。もともとは亡くなったばあ様が一生懸命野菜作りをしていたのだが、そういう作業はやりたくない爺様がケヤキを植えて「林地」ということにしてしまった。それでも小さいうちは影響が少なかったが、かなりの太さになり枝もはって畑に影響が出るようになった。そこでここ何年かかけて伐採、抜根をして畑に使うことのできる面積を広げてきた。今年は、発酵鶏糞を入れてやったり、自家製の堆肥(植物性)を入れてやったりして土を肥やしてきた。今年は、夏の終わりにダイコンの種を蒔いて育てたが、少し時期が遅かったのか十分に太く成りきれなかったのを11月に収穫して、甘酢漬け、醤油漬けなどにした。そのうち、甘酢漬けの方がほぼ漬かったので食宅に出された。少し、漬かり方が甘いようであったが、それなりに美味しかった。

妻は、小学生時代の一時期、父母が赴任先へ行っていて祖父母と暮らした時期があり、中学校卒業と同時に盛岡に出、そのまま岩手大学に進み、以後盛岡で23年仕事をしたので、母親との同居期間が短く、残念ながら母親から漬物をについては伝授されていない。この家に入るようになって、義母のつくったキュウリの古漬けに枝豆を漬け込んだものなどは、私の好物であったが、義母の亡くなった今、再び食す機会はないのかもしれない。妻も最近は、近所の方たちの教えを受けながらいくつか漬物をマスターし始めているが、年季の入った義母の味のようになるのはいつのことになるだろうかと思う。