今日、二戸市で久保さちお候補の事務所開きを行った。天候が悪かったのもあって30人位の参加だった。まず選対本部長の田中尚宮古市議・宮古地区委員長があいさつ、ついで久慈市議団、二戸市議団、滝沢市議団、久保候補の地元中の地元の九戸村議団の各代表が激励のあいさつ。久保さちお候補が決意表明をおこなった。決意表明の中で久保氏は、福島原発事故以後、放射能汚染対策での取り組み、TPP反対の共同の取り組みなどを報告、農業と地域経済をこわす安倍内閣の暴走と対決してたたかえるのは日本共産党だけであることを強調し、大きな共感の拍手が送られた。この後、二戸の青年後援会の女性たちから花束が送られ、最後に田中本部長の音頭で「ガンバロウ」を三唱して、事務所開きは無事終了した。私は、2区選対本部事務局長・久保さちお総括責任者の立場で司会進行をつとめた。久保さちお事務所は、二戸市福岡字五日町12に設置され、私が常駐しているので機会があったらぜひお立ち寄りを!
11月29日。おはようがんす。今日は私が事務局を担当する、岩手2区の久保さちおさんの事務所開きである。わずか1週間ほどの間に、選挙事務所になる事務所を見つけ、電話を手配し、宣伝カーを運び、選挙事務所看板を発注し、選挙車の装飾を発注しと大変忙しかった。マスコミ関係も問い合わせも引きも切らずである。選挙とはそんなものというのは、私のしてきた仕事のかなりの部分が選挙対策だったので、一応は承知しているが、病気持ちには少しこたえる。とまれ、第一声を迎えれば選挙は何とか走るものである。あと何日もないが、遺漏なく準備を進めたい。
そんなわけで、毎日二戸詣でがつづいているので、時間を見つけては過去二戸勤務時代に歩いた場所をちょっと訪ねたりしてウォッチング記事をあげている。今日は、白鳥川と馬淵川の合流点近くにある「岩谷観音」をご紹介する。奥州三十三番札所の一つとか。昔、白鳥川で大洪水があった時に、岩の途中にひっかかっていたのがこの観音堂の主仏である。白鳥川をはさんだ向かいの崖の中腹に観音堂が埋め込まれていて、参拝するには橋を渡って行かないとならない。
釜石駅について近くのサンフィッシュ釜石という市場に行く。市場内に駅前食堂という名のラーメン屋が入っていて、ここで釜石ラーメンを食べた。釜石ラーメンは、釜鉄の労働者が勤務明けの等に食べたものだそうで、細いちぢれ麺にあっさりしたスープが絶妙に美味しい。この食堂では1杯500円という手頃なお値段だった。機会があったらお試しを!
到着した宮古駅の写真がこれ。宮古から釜石までのJR山田線はいまだに復旧しておらず、駅前からでるバスにのる。バスの発車が10:10分なのでしばらく駅前を散策。駅前にはウミネコと少女の像の銅像が立っていた。
宮古駅を出発したバスは、45号線を南下。一部、旧道を通って行く。津軽石あたりの山田線は津波で壊されたまま放置されている。JRは経営を切り離して三陸鉄道に譲渡したうえでの復旧を考えているようだが、震災を口実に赤字路線を切り捨て第三セクターに押し付けようというのだろうか。バスは道の駅山田で県交通への乗り換えになる。JRが運航していないのだから、県北バス、県交通で縄張り争いをするのでなく、宮古、釜石間の直通バスを共同で走らせるような措置が取れなかったものだろうかと疑問を抱く。釜石駅には12:30分頃到着した。
11月28日。おはようがんす。昨日は、2区候補の候補者カーにする宣伝カーを借りに、公共交通を使って釜石まで行った。大野から久慈までがバス、久慈宮古間が三陸鉄道北リアス線で、宮古釜石間は山田までが県北バス、山田からは県交通という有様で、釜石まで5時間30分かかったのである。自分で運転するのと違って、震災後の状況を色々眺めながらの旅であった。まず、最初は三陸鉄道の久慈駅と北リアス線の列車を紹介しよう。昨年の前半のNHKの朝ドラマ「あまちゃん」の舞台の一つになったのが三陸鉄道北リアス線の久慈駅である。バスがついて間もなく発車となるので急いで構内に入ると、可愛らし車両が待っていた。「列車」と書いたが、1両編成なので何といえば良いか?
8時過ぎ久慈駅発の瓶は、久慈工業高校(現在は東高?)の生徒たちが利用するので結構席はふさがっていたが、陸中野田駅で降りてしまうと、車内は数人の乗客だけになってしまう。小本駅あたりからは宮古へ行く人たちがのりこんできて、少しは賑やかになる。9時50分に宮古駅に着いた。