山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

今晩はカワハギ鍋

2013-12-13 18:27:36 | グルメ

おばんでがんす。選挙にでることを前提に事務所になるわが家の書斎を片付け、燃えるゴミと燃えないごみをそれぞれ処分場に持っていた。別に人を集めるわけではないが、見苦しい状態にはしておけないのである。さて、今晩は「山賊食堂」の日である。今晩のメインメニューはカワハギ鍋である。昆布で出汁を取り、薄く切ったニンジンに火が通ったら味噌(この場合は白味噌)、カワハギとハクサイ、長ネギをいれ煮立つまで待つ。煮立ってきたら豆腐を入れて煮あがったところを食べる。今日はこれにイワシの煮物、ホウレンソウのおひたし、もつ煮込みをつけた。カワハギの鍋は、フグほどではないが、白身で美味しい鍋ができる。


『侍の翼』=好村兼一著

2013-12-13 12:12:21 | 読書

 好村兼一著『侍の翼』を読んだ。好村兼一は1949年東京生まれ、東京大学在学中に全日本剣道連盟派遣学生指導員としてフランスに渡り、以後、フランスで剣道指導に携わったかわった経歴の持ち主である。パリに在住し、剣道は8段の腕前という。本書で作家デビューをいたらしい。

 『侍の翼』のストーリーは、宍戸六左衛門はお家断絶で裏長屋の浪人暮らしをしている。労咳の妻を抱え人足仕事に精を出すも看病の甲斐なく妻は先立つ。かつて管槍の使い手として島原の乱で活躍した六左衛門も建暦になり、そして天涯孤独の身になって、侍らしい最後を決意し、死に場所を求めるうちに由井小雪の企てを知り、一時は加担するが水道に毒を入れるという話を聞いたころから、裏切ってしまう。その裏切りに悶々としている六左衛門が救った娘を長屋に住まわせ、つい情を交わしてしまう。かつて命を助け、また由井の企みを通報したことから200両の大金を手にして、新たに事業を起こして商人への道を歩もうとして、意気揚々と引き揚げる六左衛門の持つ槍に落雷があり、六左衛門の背に翼が生えて昇天していくというところでこの話は終わる。徳川幕府の大名とりつぶし政策のもとで、江戸にあふれた浪人の生活を描いた作品だ。

 いろいろ忙しいのだが、やはり読書はやめられない。


今朝は柳カレイ

2013-12-13 07:41:45 | グルメ

おはようがんす。今朝は日曜版の担当分の配達も済ませたので、帰宅は5時30分近くになった。私が配りに行く先は、水沢(地元では「みっちゃわ」と呼ぶ)地域で、その一番奥から3番目の家まで行くので、部数の割には時間がかかる。以前は町議の妻がここまで配っていたのだが、退職後私が引き受けている。水沢ダムのところから水沢川にそって、山の中を走る。まっすぐ行けば、その先は久慈市山形町(元の山形村)の戸呂町という集落に出る。このコースは、タヌキやらキツネやらに出会う道でもある。特に雪の多い時は、タヌキが雪の壁にはばまれておろおろしていたりで、それはそれで楽しいところだ。

さて、今朝のメニューはというと、メインが干し柳カレイの焼き魚、それに厚揚げとコンニャクの煮物、コマツナの辛し和え(最近良く出てくる)、サラダ(わが家ではいつもでる)、漬物だった。この柳カレイは、市日で八戸の魚屋さんから購入したものらしい。かなり大きく脂ものっているが、これで2枚で200円位だったという。さすが産地直送だ。今は町長選関連で忙しくてそんな暇はないが、八戸にある八食センターにでも行って、並んだ魚屋さんでもひやかして、好みのものを少しだけ買ってくるのも楽しいものだ。

相談していた人が立候補を断念して、このままではこの不祥事をおこした町長を無競争で今度も町長にしてしまうことになる。できれば、保守層でも「変えたい」という人が出るのが好ましいので、もう少し状況を見るが、26日には立候補説明会があるようなので、そのころまでに最終的決断をしないとならないだろう。それにしても、「不祥事」だけが争点になってはならないと思う。町政のあり方をめぐる根本的論議が必要と思うので、少し研究をしてみようと思っている。