山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

稲が順調に成長

2015-06-30 17:08:15 | 農作業

今日は午前中休耕田の草刈りをした。休耕田の内、約10㌃は牧草地になっていて、肉牛の繁殖農家が草刈りをするのだが、残り25㌃はもともとサイズの小さい田だったこともあって、今は牧草地としては価値がない。そこで、年に1回は刈り払い機で草刈りをする。この刈り払い機の作業は大変腰に負担のかかる作業である。午前中といえば8時過ぎから12時までの4時間ということになるのだが、今日は2時間で腰が病めて作業を中止した。残りの時間は畑に戻って、今年初めて蒔いたゴボウの草取り。ところで、5月26日に植えた稲の苗たちは元気に成長している。選挙が間にはさまったので、世話が大変だったが、水が少ない代わりに太陽光線がたっぷりとあったのですくすく成長しているようだ。今年初めて設置した温水フローの効果もあるようだ。


今日の朝食(6月30日)またまた作りすぎ

2015-06-30 07:54:40 | グルメ

6月30日。おはようがんす。今朝義父のことで一悶着あった。認知症を発症していて、体調が悪いのか引きこもっていたのだが、自分の部屋でだいぶおもらしをしたらしい。妻は彼の長女で、次女が独身のまま家にいるので、2人がかりで始末をしてやったらしい。私は、早朝配達後の仮眠ですっかり眠り込んでいたので、その物音で目を覚ました時には、おおよそ終わっていたが、これからこういくことがしばしばおこり、ますますひどくなるのだろうか?介護の問題は大きな社会問題と言わなければならない。

今朝妻はまたまた作りすぎをやった、何と7品である。その大半が野菜料理なのだから、健康には良いとは思うのだが、いささかやりすぎ!


『悪手斬り』居眠り同心影御用16=早見俊著

2015-06-29 12:29:37 | 読書

早見俊の『居眠り同心影御用』シリーズの第16作、『悪手斬り』を読んだ。このシリーズは古書店で見つけ、第15作まで古本を買って読んだのだが、その後、新しい作品が出ていないので読めないできた。先日、八戸の全国チェーンの古書店に比較的新しい古書の棚に並んでいるのを見つけ購入しておいた。2015年4月が初版の発行だからだいぶ新しい。こういう発刊してすぐ出る古書は、まめに古本屋にいっていないと手に入らない。私などは、買ってから売り払うまでにはやはり数カ月たってしまう。よほどまめな人がいるのだろう。

北町奉行所の元筆頭同心で今では居眠り番と揶揄される蔵馬源之助の許に、例繰方与力の桃井陣十郎が訪れ、配下の同心が大川で溺死した事件を「事件性なし」とした吟味方の凄腕与力に疑念があるので内密に調査してほしいという。伝馬町の牢屋敷にいる盗賊「風の清次郎」本物かどうかを調べるために、岡っ引きの京次が在任に化けて牢に潜入した。その調査とからみあって、北町奉行所内の様々な問題が明らかになる。とても面白い展開だ。


今日の朝食(6月29日)買い物をしていないので食材が不足

2015-06-29 07:39:27 | グルメ

6月29日。おはようがんす。3日続いた雨が上がった。普代村あたりでは一気に300㍉をこえる雨になり、避難勧告も出されるほどだった。わが町の雨量はそれほど多くはないが、川も増水している。また水曜日あたりから雨とのことだ。田んぼの様子も見に行かないとならない。

私が同級会などで不在の日が多かったので、妻はちょこちょこっとした買い物はしたようだが、大量に買い込むことはしないので、冷凍庫や冷蔵庫の中の食材が底をつき始めている。冷凍の揚げ物2品(エビ天、チキンナゲット)にホウレンソウのゴマ和え、サラダ、ゴボウのキンピラ、漬物というメニューで朝食。

今日は町議選の収支報告の届け出締切日なので、種市庁舎に行かなければならない。その時、少しまとめて買い物をしてこないと、今晩は私が料理担当なのでメニューが組みたたない感じだ。


『海の祭礼』=吉村昭著

2015-06-28 12:20:12 | 読書

吉村昭の『海の祭礼』を読んだ。吉村昭の本もかなり読んでいるのだが、『海の祭礼』はまだ読んでいなかった。ペリー来航の5年前、鎖国中の日本にあこがれたアメリカの青年ラナルド・マクドナルドが単身ボートで利尻島に上陸する。長崎の座敷牢に収容された彼から本物の英語を学んだ長崎通詞・森山栄之助は、開国を迫る諸外国との交渉のすべてに関わって行く。私は、この本を読むまでこのような人物や事件のことは全く知らなかった。ラナルド・マクドナルドが白人とインディアン系の混血であることなどの背景から、白人がインディアンを迫害しているアメリカのその時の状況に耐えきれず、日本というモンゴリアンの国にあこがれを持ったこと、そして最初の英会話のできる人物を作り出して帰国したことなど、たくさんの事実を学んだ。遭難してアメリカで生活し学んだ中浜万次郎なども吉村昭は描いている。すでに亡くなった作家だが、もっと多くの仕事をしてほしかったと思う。