山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

DVD『舟を編む』=石井裕也監督作品

2016-01-31 11:49:42 | レビュー/感想

ここのところ夜はDVDでの映画鑑賞を続けている。石井裕也監督で2013年9月に公開された『舟を編む』を鑑賞した。主役は辞書編集部に配属された馬締(まじめ)光也(松田龍平)ヒロイン林香具矢を宮崎あおいが演じている。原作は三浦しおんの同名の小説。辞書編集部というちょっと変わった職場で、まじめ一徹に辞書の編集をすすめる過程を描く。なるほど、辞書を編集するということはこれほど大変なのかと感心させられた。


映画『の・ようなもののようなもの』を鑑賞=杉山泰一監督作品

2016-01-31 07:44:34 | レビュー/感想

昨日(30日)は1月3回目の休日。退職して毎日が日曜日ではあるのだが、雪が降れば除排雪の作業を一手に引き受けなけれならないし、雪がなければないで、薪づくりといった具合で、勤めていた頃のように「今日は休み」ということが自動的に決まるわけではないので、自分で「今日は休み」と決めることをしないとメリハリのない生活になる。それで、30日を3回目の休日にして八戸に映画を鑑賞にいったが、ちょうど良い上映時間に上映されているのが『の・ようなもののようなもの』だけだったの、率直に言ってあまり期待しないで入館したが、意外と良かったのである。2011年に亡くなった森田芳光監督の『の・ようなもの』の後を描く続編となっているらしいが、『の・ようなもの』はみていないので、わからない。落語家修行中の青年(松山ケンイチ)が、師匠に頼まれ、かつて一門に在籍していら落語家(伊藤克信)を探し出そうと奔走する話。ヒロインは北川景子。ストーリーは上映中なので書かないが、意外と良かったと評価しておこう。


今日の朝食(1月31日)コオナゴとゴマの自家製ふりかけ

2016-01-31 07:17:02 | グルメ

1月31日。おはようがんす。あっという間に1月も末日を迎えた。今日は幸い日曜日なので、少なくとも午前中は妻とともに訪問対話に取り組もうと思っている。戦争法を廃止に追い込むには、それに賛成する人を1人でも多くしあにとならないからだ。

今日の朝食のメインはイワシの丸干し。やはり生よりも干物の方が味が良い。妻が今日つくった珍しいものはコオナゴとゴマのふりかけ(風)、先日農業振興大会に日に提供された、コオナゴとエゴマのふりかけをまねたものだそうだ。エゴマがないので白ごまになっている。確かに常備菜に良いかもしれない。


今朝の山賊食堂(1月30日)レバニラモヤシ炒め

2016-01-30 06:51:59 | グルメ

1月30日。おはようがんす。関東から東北南部は雪になるようだが、今回も東北北部は大雪にはならない予報。おかげで、先日の大雪の後始末は大いに進み、とりあえず終了といった状況だ。昨日のうちに薪もとりやすい場所に移動したし、今日は休憩にしようか。

今朝は妻が配達に出る日なので、「山賊食堂」を開店。シマホッケの小さいのを焼き、コマツナは辛し和え、マカロニサラダ、ベーコンエッグ、レバニラモヤシ炒めといったラインアップ。レバニラモヤシ炒めには思い出がある。岩手大学に入学して寮に入ったのだが、寮の食事ではどうしても腹が減って我慢ならず、とある中華食堂で食べたのがレバニラモヤシ炒め定食だった。高校を出るまで、ほとんど家でしか食事をしなかった田舎者は、こんな美味い物があるのかと驚いたものだった。値段も安かったので、それから機会あるごとに食べた。でも、あの食堂は今は閉店してなくなっている。懐かしい思い出の食だ。


DVD『海は見ていた』=熊井啓監督作品

2016-01-29 14:45:15 | レビュー/感想

レンタルDVDで、映画『海は見ていた』を鑑賞。熊井啓監督作品で、主演が遠野凪子である。2002年7月公開。山本周五郎の複数の小説が原作とのこと。江戸・深川の岡場所にある日、一人の若い侍が逃げ込んでくる、刃傷沙汰で追っ手に追われているという。娼婦のお新(遠野凪子)がこの侍をかくまう。その後もその侍はお新のもとに通ってくるうち、お新は恋心を抱くが若侍には恋心などはまったくなかった。やがて深川の岡場所は洪水と高潮で流されてしまう。もともと黒澤明監督により撮影されるはずだったそうだが、コストの関係で撮影に至らなかった作品。後年、遺志を継いだ熊井啓監督によって撮影されたということだ。確かに、どこか黒澤作品をしのばせるものがある。