今日も午前中、町の北の端にある角の浜地区に残っていた民報ひろの12月号外を配布に行った。数十枚だったが、結局11時30分までかかった。戻ってくると大野地区の古い自民党員であるO氏から電話があり、「ビラに書いてある通りだ。水上町長が責任を感じているなら、男らしく辞任してその上で選挙にでるべきだ」と言っていたという。近所の床屋ではすっかり「あんたが出るのだと思っていた」との話し、「共産党公認で昨年末に総選挙に出た私では、批判票の受け皿になれても現町政を倒すまでにいかないでしょ」と話すと「なるほど」と納得してくれた。町長自身は「民報ひろの」12月号外が配布される前は、「おれ知らなかったもんや」と他人事みたいな話をしながら自分の陣営の人たちを回っていたらしい。「選挙になる」と宣言したビラを見て、さてどんな感じになっているのか?聞きに行くわけにもいかないのでね~。
今日は義妹が還暦同窓会の反省会とやらで夕食はいらないそうだ、しかも晩飯の当番も押し付けていった。爺様が食わないと2人しかいないので、徹底的に手抜きをして、ありあわせの野菜を使ってキムチチゲ、ラディッシュの葉っぱとシイタケ、コオナゴの炒め物、親子丼だけをつくった。何しろ、爺様(義父)は現在86歳なのだが、認知症が進行していて、ひところは「財布がなくなった」、「通帳がなくなった」と騒ぎ、自分の娘(妻と義妹)をふくめ、「お前らは出ていけ」とわめいていた。最近はそっちの方はおとなしくなったが、ほとんど食事をとらない。前の店からドリンク剤やセンベイやら買ってきて部屋で食してはいるのだが、栄養のかたよりは否めない。以前にも診療所の医師から「栄養不良」と言われたのだが、直す気もない。「食べたら」などと娘である妻が言おうもんなら「毎食食べれば体に悪い」とご託宣されるのがおちなので、好きにさせておくしかない。
世に「女やもめに花が咲き、男やもめにうじがわく」という言葉があるが、妻に先立たれた自分のことのできない男の末路はみじめだ。私は娘婿でこの家にいるが、一人前に料理は出来るし、その他の家事だって必要があれば当然取り組む。年末の大掃除などは、私の出番ということになるだろう。
選挙の作戦がただしく起動し、それはそれで忙しくなるのだが、早くすっきりして取り組みたいものだと思う。