山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

アザミの花が咲く

2013-08-31 11:26:38 | 自然

 昨日に続いて今日も朝から雨、予定していた田んぼの水落としにはあまり環境が良くない。しばらく様子を見たがやみそうもないので、カッパに身を固め、軽トラで田んぼへ。昨日からの雨でたっぷり水がたまっていた。一番下の田から止め板を外し水を落とす。春につくっておいた脇に落とす口も皆あけた。4枚の田んぼの水が落ちるようにしてから、今度は上から落ち口へ溝を掘って流れやすくする作業。8時30分から始めて10時30分までやったが、カッパを着ているので汗が流れるようであった。すっかりびしょぬれになったので、家に帰って水をかぶって着替えをした。

 作業をしていると田んぼのまわりでアザミの花が咲いていた。奇麗な赤紫の花が緑に映えていたので、1枚撮影しておいた。さすがにセミの声はしなくなって、田んぼの周辺ではコオロギの鳴き声が主流になった。あと20日もすれば稲刈りの時期である。


スタートレックを3Dで鑑賞

2013-08-30 18:16:29 | レビュー/感想

 今日は朝から雨、日本海から近づく前線と低気圧の影響らしい。祭りの最後に腰を痛め、1週間近くセイブしながら作業をしていたが、いくらか良くなったので26日から殺虫剤を散布を行った。抱え方の「散粉機」でまだぬかっている田んぼを歩くのは相当の重労働で、この地方で言う「がおれた」状態になった。昨日は、まだ残っているヒエを抜き、休耕田の除草をやったが、今日は雨で作業が出来ないしやる気も出ない。

 そこで映画「少年H」を鑑賞しようと、青森県のおいらせ町(元の下田町)に行ったが、開始時間に少し遅れてしまった。この映画館では映写が始まると発券しないので入場できない。帰るのもしゃくなので、別の映画と負ったが「まあ見ても良いかな」と思える映画は「スタートレック・ダークネス」しかない。開始時間が11時30分で、それまで時間をつぶす。

 11時30分に始まったのは「吹き替え、3D」である。スタートレックは昔観たことがあるのかもしれないが、思い出せない。今度の映画は3Dなので、迫力満点である。

 ストーリー自体はさほど斬新ではないが、その映像はかつての宇宙ものとは比べ物にならない。映像技術の進歩は恐ろしい位だ。


『未練坂の雪』女だてら麻布わけあり酒場2=風野真知雄著

2013-08-29 07:12:04 | 読書

 富士登山を終わって下山後長男宅に泊まった際、帰りの新幹線で読む本として風野真知雄の『女だてら麻布わけあり酒場』とその2巻目の『未練坂の雪』をもらってきた。帰りの新幹線の中で『女だてら麻布わけあり酒場』は読んでしまったが、その後読みかけの吉川英治の『三国志』に時間がかかり、さらにアニメ映画『風立ちぬ』関連で、堀辰雄の『風立ちぬ』、堀越二郎の『零戦』などを読んだので、手をつけかねていたが、この2~3日ようやく取り掛かって読んだ。

 麻布一本松坂にある居酒屋は(おこう)という女将がやっていたのだが、火事で全焼し(おこう)が焼け死んでしまう。失火ということで処理されたが、火事の原因に不信をいだいた居酒屋の常連客の3人(星川勢七郎=元同心、源蔵=瓦版屋、日之助=大店の元若旦那)が居酒屋を再建し、(おこう)の娘、小鈴がやってきて店を手伝うようになる。この酒場にやってくる常連客の愚痴などから、事件を見つけ解決していく、いわば時代ミステリーだ。話の中に、大塩平八郎や葛飾北斎なども出てきて話を面白くしている。ま、とにかく面白く読んだ。


穂を下げ始めたイネ

2013-08-27 07:19:34 | 農作業

 昨日も斑点米カメムシ防除の農薬散布。残り1枚にかかっていたら、雨が降ってきて中断。今日も最後の作業をしなければならないことになった。散粉機をかかえてまだ水の入っている田んぼを歩くのはかなり重労働で、昨日の5時間余りの作業でも少しへばってしまった。今日の分は2時間もみておけばいいので、何とか終わらせることができるだろう。

 ところで5月20日に田植えをして3か月ちょっと。わが家の田んぼのイネは穂を下げ始めた。水の取り入れ口(ふつう水口という)付近は最近穂が出たばかりで、まだまっすぐ立っているが、8割方で写真のように穂が下がってきている。後は水を落とすタイミングと、刈り取り時期の確定を残すだけだ。台風の直撃などということがなければ、まず平年作であろうと思われる。

 一昨日、イナワラと交換に牛堆肥をもらっている農家が、状況を見にやってきたとき「良いイネだ」といってほめてくれた。幾分自信をもっているのだが、プロの農家からほめられればやはりうれしい。


秋ソバの花が咲く

2013-08-27 07:19:34 | 農作業

 祭りの終わりに腰を痛め、20日から予定していた斑点米をつくるカメムシの防除の作業を延期していたが、幾分痛みが和らいだので、26日から作業を開始した。少し身体を休めていたので、2㌔位体重が増えてしまって身体が重い。前に抱える方式の手回し散粉機で田の中を歩きながら粉末の殺虫剤を蒔いていく。背負い紐の具合が悪かったり、途中で粉剤が詰まったりで午前中やって20㌃分しかできなかった。久しぶりの農作業でもあり、まだ少し腰が痛いので昼で作業をやめたが、天気が良いのにもったいなかった。

 作業を終わって、休耕田(といっても田んぼに戻す予定はない)を覗いてみると、7月の終わりに蒔いておいたソバ(秋ソバ)が白い花をつけていた。一度春ソバを試してみたが、蒔いた場所の地下水の水位が高かったのと雑草に負けてしまった。秋ソバは、雑草の生育期を過ぎてから蒔いたことや、地下水の水位が低い場所に蒔いたことなどによって、何となくうまく実りそうな気がする。ソバの隣では、アズキがもう鞘を太らせていた。

 私としては、まだ耕せる場所はかなりあるので、家で消費する農産物は可能な限り自給できるようにしたいと思っている。今日は妻も別の畑にダイコンを蒔きたいなどといっていた。