山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

開戦記念日宣伝

2013-12-08 12:33:08 | 政治

 開戦記念日の今日(12月8日)、共産党として宣伝カーを出して、町内大野地区で7か所で開戦記念日宣伝を実施した。今から72年前、日本軍がハワイの真珠湾を攻撃し、太平洋戦争に突入した日である。最近見た「少年H」でも描かれていたが、戦前の社会は「秘密」社会で、「大本営」が発表するウソの情報しか知らされず、無辜の国民が次々と戦場に送られ殺された。今度映画化される「永遠のゼロ」でも、聖戦の名のもとに特攻に出撃していく若者、特に大学生から志願した経験の浅いパイロットが消耗品として使い捨てられた時代が描かれている。政府が恣意的に秘密を隠し、国民を監視する仕掛けが今回強行成立させられた「特定秘密保護法」だ。これはまさしく戦争をする国への大問題になる一歩だと思う。それで、開戦記念日宣伝でもこの問題を訴えた。

 私は、5日発表した洋野町長選に関する共産党の見解を中心に話した。旧種市町の時代がから引き継がれてきた、特定の人たちの利益に奉仕するような町政、町財政を使ってトップが利益をあるような町政運営をしていては、職員の不正があってもそれを摘発することはできない。新しい町長で、町役場が本当に町民に役に立つ場所になるようにしなければならないことを強調した。大野地区だったので、合併から8年もたったのに一般ごみの収集の格差(大野週1回、種市週2回)が是正されていないのは水上町長の怠慢だと指摘。新しく町民のために働く町長を選べば、子ども医療費を周辺町村が実施している中学校卒業まで無料にすることがすぐに実現するなど、町民の要求との関係で町政の転換の必要性を訴えた。「がんばれ、応援する」との声もかかり上々の反応だった。


今朝は焼きそば

2013-12-08 08:21:20 | グルメ

 議会の準備で遅くなったわけでもないのに妻の起床が遅れ、6時ちょっと前から食事の支度が始まったので、布団にももぐりこんで『天魔の乱』を読み終えた。7時過ぎに起きていくと、めずらしく爺様が起きていたが、今朝も食事をとらずお湯ばかり飲んで自分の部屋に行ってしまった。さて困ったものだが、人の言うことは聞かない偏屈者なので、食べたいときは食べればよいよう1人分を必ず残しておく。結局それも残されて、最後は私が始末することになるのである。やれやれ。

 準備が遅れたこともあって、比較的調理が簡単な焼きそばがメインになった。焼きそば、ベーコンエッグ、サラダ、そしてコマツナのツナ和え、味噌汁はシジミの味噌汁。

 今日は大野地区全域で、秘密保護法の強行に抗議しその撤廃を求める宣伝を、町長選をめぐる共産党の訴えを合わせて行う。町長選をめぐっては候補擁立のぎりぎりの期限が近付いているので、最後のツメを急がなくてはならない。


『天魔の乱』=志津三郎著

2013-12-08 08:10:32 | 読書

 昨日から「民報」を見たと激励の電話が入り始めた。特徴的なのは国政では自民党や民主党など共産党以外の党を支持している人の電話である。「今の町政はこのままではダメだ」という声が多い。町政を変えてほしいという願いは、かなりの人に共通しているからだろうと思う。

 いろいろやりながら、相変わらず時代小説を読み漁っている。今回は志津三郎の『天魔の乱』を読んだ。この小説は、織田信長の誕生から青年期までを書いたものだ。信長ものはかなり読んできたが、この作品は趣が違う。著者は「あとがき」で「これまでになかった信長の登場である」と書いている。歴史の闇に閉ざされた信長像を新解釈で書いたものだ。まだ、私などはこれまで読んできたものに影響されているためか、いささかすっきりしないが、とにかくこれ自体は面白いと思って読んだ。