開戦記念日の今日(12月8日)、共産党として宣伝カーを出して、町内大野地区で7か所で開戦記念日宣伝を実施した。今から72年前、日本軍がハワイの真珠湾を攻撃し、太平洋戦争に突入した日である。最近見た「少年H」でも描かれていたが、戦前の社会は「秘密」社会で、「大本営」が発表するウソの情報しか知らされず、無辜の国民が次々と戦場に送られ殺された。今度映画化される「永遠のゼロ」でも、聖戦の名のもとに特攻に出撃していく若者、特に大学生から志願した経験の浅いパイロットが消耗品として使い捨てられた時代が描かれている。政府が恣意的に秘密を隠し、国民を監視する仕掛けが今回強行成立させられた「特定秘密保護法」だ。これはまさしく戦争をする国への大問題になる一歩だと思う。それで、開戦記念日宣伝でもこの問題を訴えた。
私は、5日発表した洋野町長選に関する共産党の見解を中心に話した。旧種市町の時代がから引き継がれてきた、特定の人たちの利益に奉仕するような町政、町財政を使ってトップが利益をあるような町政運営をしていては、職員の不正があってもそれを摘発することはできない。新しい町長で、町役場が本当に町民に役に立つ場所になるようにしなければならないことを強調した。大野地区だったので、合併から8年もたったのに一般ごみの収集の格差(大野週1回、種市週2回)が是正されていないのは水上町長の怠慢だと指摘。新しく町民のために働く町長を選べば、子ども医療費を周辺町村が実施している中学校卒業まで無料にすることがすぐに実現するなど、町民の要求との関係で町政の転換の必要性を訴えた。「がんばれ、応援する」との声もかかり上々の反応だった。