ジャガイモが手作りコロッケに

おはようがんす。今朝は４時前に除雪車が歩いたので、「雪だな」と思って目をさます。除雪車の出動ぎりぎりの雪なので、軽トラは無事に走って配達を終えることが出来た。昨日までが４月になったようなあたたかさだったので、寒いことは寒いが、－１０度以下ということにはなっていない。

妻は今朝もジャガイモ料理に取り組んでいる。２～３日前から仕込んでおいたジャガイモをベースにした手作りコロッケが登場した。キャベツをたっぷり入れてある。少し姿は良くないがなかなか美味しかった。そしてカボチャの煮つけ、野菜炒め、ホウレンソウとモヤシのナムル。野菜満載の朝食になった。味噌汁にはエノキとマツモが入り、海藻も１品入って健康食だった。

私は、今日は歯科と眼科の検診。歯科は何年か前「歯周病」で盛岡の歯科で治療を受け、今は大野の診療所で３か月に１回の検診がある。ついでに、歯の汚れを落としてもらう。眼科も、３か月に１回の「眼底検査」である。糖尿病関連で、合併症の状況を定期的に把握し、感染症に弱くなることから歯周病等の進行を抑える努力をしている。そのおかげもあって、日常生活は当たり前にできるし、農業を楽しむこともできる。ある意味「一病息災」という状況でもある。ありがたいことだ。

残り物の処理

おばんでがんす。今日も一日あたたかくて、母屋の屋根の固まった雪がはりだしてきたので、昼近くにハンマーでたたき割って落としてしまった。この２日間、まるで春のような気候で調子がくるってしまう。しかし、夕方からは気温が下がって雨が雪に変わった。このままたいした雪もなく春を迎えられるとは到底思えないし、もし雪が積もらない田んぼに入れる水が足らないというようなことだって考えられる。日本列島の真ん中を走る山脈に降る大量の雪が、翌年の米作を支えていることを思わざるをえない。

今晩も「山賊食堂」を開店した。朝にご飯を炊かなかったので、「麺」を想定していたのだが、冷や飯が大量にあるので、その処理を優先させた。ご飯はチャーハンにすることにし、汁は「サムゲタン」という朝鮮スープ。これにニラレバ炒めつくり、ハクサイの炊き合わせをした。持越しの冷や飯は犬のえさになったりしてほぼ完売となった。

『趙匡胤』＝小前亮著

小前亮は1976年島根県生まれ、東大大学院修了。専攻はアジア・イスラーム史。2005年に、小説『李世民』で作家デビューしたとある。そういえば『李世民』も読んだ記憶がある。

『趙匡胤』は宋の国をおこした太祖である。栄華を誇った大唐帝国が滅びて40年、天下はまだ再統一の兆しすらない。脆弱な王朝のひとつ、後漢の将軍・趙弘胤の嫡子・趙匡胤は無実の罪でつながれた牢獄から脱出し、義兄弟のちぎりを結んだ鄭恩とともに、都の開封を後にした。そして後周をおこす郭威とその養子である柴栄らとともにたたかう。柴栄の死後、自らが即位し宋の国をおこし、太祖となる。小前亮はまだ若い作家である。これからの執筆に期待をしたい。

失敗作のチジミ

おあようがんす。今朝も昨日につづいてあたたかい朝。雪がかなり解け、わが家の蔵の屋根の雪は落ちてしまった位だ。昨日の午前中は、年末に切り倒してもらったねむの木の片づけをした。このねむの木も爺様が「趣味」で植えたものだが、かなりの大きさになっていた。樹木は日光を求めて枝を伸ばすので、南側の道路の上にはりだしてしまって危険なので伐採しようと思っていたが、そのまま伐れば道路の上に倒れてしまうので、元大工という人物に頼んでおいた。彼は梯子をかけ、上から伐ってロープで下す方向で作業をしたようである。ついでに、樹木の様子を見ると、隣家の屋根の上にもかなり枝を伸ばしている。ちょうどご主人がいたので、春に伐採をしますと伝えておいた。人家に近いところでは「植えて楽しい」というわけにはいかないのである。私は、相続権がないのでこの土地も妻などが相続するのだろうが、管理人の役割は私が果たさないとならないのである。

久しぶりに力仕事をしたので、今朝はふくらはぎに筋肉痛があって配達が大変だった。それで、少し仮眠して７時に起きだして食堂に行って朝食。妙なものが出ているので聞くと「チジミ」とのこと、「どれ」と食してみると妙に甘い。昨日つくった失敗作「ソボロ」がもったいないので入れたという。そのおかげでチジミも失敗作になってしまった。人に出すものでないからこれでもいいのかもしれないが、私なら失敗したら捨ててしまう。他には、真ホッケの開き、コマツナのおひたし、長芋サラダがでたが、全体としてチジミがイメージを悪くしてしまった。残念！