山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

共産党の第26回党大会

2014-01-15 19:29:40 | 政治

今日、午後1時から日本共産党の第26回党大会が伊豆の学習会館を会場にはじまった。私も、現役時代党大会に参加したことがある。伊豆学習会館は、ミカン畑の中をぬって登ったところにあり、毎日30分余りを歩いたものである。大会では志位委員長が、中央委員会報告をおこなった。約3時間にわたる報告だったが、インターネット通信を視聴していた方から、「ある党では大会自体が3時間もかからなかったですよね」という話が出た。共産党の大会は大会に先立って、たくさんある支部で討議を行い、地区党会議、県党会議での議論をへて、選出された代議員が討論をして「担ぎ」となる。こうした討論の流れや、大会の運営を通じて「国民と深く結びついた党」の存在を強く意識しなければならない。それにつけても、「強く大きな党」をわが町にも作りたいと思う今日この頃である。


小正月の夕食

2014-01-15 19:11:55 | グルメ

今日は小正月。昔はかなりご馳走が並んだらしいのだが、わが家でも正確には伝承されていないので、朝食にはお赤飯をつくり、夜にはけんちん汁と刺身などを用意する段取りであった。私は共産党の26回党大会の中央委員会報告の様子をインターネット通信で観てもらうために、4時半過ぎまで久慈市の事務所にいたので、得意の料理の腕を振るうチャンスはなかった。帰宅途中、「おおの健康の湯」にざっとつかり家に帰ったが、まだ料理は完成しておらず、けんちん汁の味付けに妻が悩んでいた。味見をすると、どうやらごま油が足りないらしいと見当をつけ、ごま油を足すと見事にけんちん汁の味になった。赤飯とけんちん汁を仏さんに供え、いよいよ小正月の夕食。けんちん汁、刺身の他には菊のオロシ和え、ワカメとワケギの酢味噌和えなどが並んだ。


『青嵐を斬る』居眠り同心影御用10=早見俊

2014-01-15 08:41:00 | 読書

居眠り同心影御用シリーズ第10作『青嵐を斬る』を読んだ。「両御組姓名掛」という名の閑職に左遷された、北町奉行所同心・蔵馬源之助は、まさに暇を持て余している。春爛漫の日和に誘われて向島に釣りにでかける。その時、花見客の中に暴れ馬が走りこんできたのを源之助が止めると、乗っていた武家が背中に深手を負っていた。武士が一通の書状をもっており、ここから信濃木曽10万石の名門大名家のお家騒動、そして信濃屋という材木問屋の不正など、またしても影御用にかかわる源之助である。


小正月の朝

2014-01-15 07:34:08 | グルメ

今日は「小正月」である。私が子どもの頃は、群馬の生家では蚕を飼っていたので、「マユダマ」をつくって飾った。米の粉を練ってマユの形にして蒸し、これをミズキ(枝が赤い)に刺して飾っていた。岩手では「ミズキダンゴ」というらしい。私が大野の久慈家の姓を名乗るころには、この家ではこの風習はなくなっていた。このような風習は結構全国にあるらしい。思えば、当時は養蚕は農家の現金収入として欠かせないもので、米づくりに適さないような場所には桑が植えられていたのである。「桑畑の茂る葉は、亡き母の背に追われれて」などという歌が歌声の歌集にあったのを思い出す。60年位前の農村は、国民の食糧を支える場所として、みんなの力で農地を開き、少しでもたくさんの食糧を作り出そうと懸命に働いていた。ところが、今はどうだろう。自民党政治のもとで農業は粗末に扱われ、農村は荒れ果ててきた。今、自民党安倍政権が前のっめりになった進めているTPPが本格的動き出せば、この荒廃は一層進むことになるだろう。「マユダマ」とか「ミズキダンゴ」とかも、遠い昔の話になってしまうのではないだろうか。私も、退職後の仕事ではあるが農業を営む者の一人として、改めて農業を破壊するやり方に反対の声をあげたい。

前置きが長くなってしまった。わが家では小正月の朝は「赤飯」をつくることにしている。昨日から準備してアズキを煮、米をうるかして「炊きオコワ」にした。ところがアズキと思っていた豆が実は違うものらしい(笑)。道理で今年収穫した際、「大粒だな」と思ったはずである。ササゲの1種らしい。少し柔らかくなりすぎて、オコワの中で崩れてしまう。とにかく赤飯らしく色がつたので良しとしないとならない。今朝はこれにシマホッケの焼き魚、切り干し大根の煮物、チンゲンサイの辛し和え、味噌汁はマツモと豆腐だった。今朝も「ごちそうさん」。

今日は午後1時に日本共産党の第26回党大会が伊豆学習会館で開催される。私もインターネットで大会への報告を視聴するつもりだ。いつもはわが家で、夫婦と支部の皆さんでの視聴だが、今日は地区委員会事務所でPCを操作して視聴会のお世話をしないとならない。いつもは若い人がやっていたが、体調を壊していてできないという。難しい操作でもないのだが、人がいないということなので、出向いて放映するようにしないとならない。私も、PCは後発組なのだが、何とかメール、ブログ、ツイッターなど世間並には楽しめるようになった。ぜひ、ご年配の皆さんも新しい世界を楽しんでもらいたいと思う今日この頃である。