山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

旧正月の元旦にキムチチゲ

2014-01-31 17:46:25 | グルメ

旧正月の元旦の夜は「何か鍋を」と思っていたが、当日は買い物をしていないので冷蔵庫の有り合わせで工夫することになった。まず、豚のホルモンを発見。使い残しのキムチがあったのでこれは「キムチチゲ」だとうろ思い、ハクサイ、チンゲンサイ、ブナシメジ、豆腐を用意。チゲの元があったので、これを鍋に入れ水で適当な濃さに薄める、マイルドにあるために白味噌、料理酒などを加え、豚ホルモンを入れニンジン、ハクサイを入れて加熱。これらの野菜に火が通ったら、チンゲンサイ、ブナシメジ、豆腐を入れ煮立ったら熱いうちに食べる。唐辛子が効いているので汗が出る位だ。今晩はこれにアカウオの煮つけ(凍りドウフ入り)、サントナのおひたし、朝の残りの煮豆とフキの煮物をつけた。正月ほど豪華ではないが、まずまずの出来ではないだろうか?


映画「蝉しぐれ」

2014-01-31 08:29:50 | レビュー/感想

DVDで映画「蝉しぐれ」を鑑賞した。というのも最近、NHK金曜時代劇で放映された「蝉しぐれ」を視聴して、映画版とはかなりちがうと感じたものだからである。映画の方は、黒土三男が監督し主演は市川染五郎である。

物語の舞台は出羽の海坂藩という小藩(庄内藩がモデルと言われている)。政変に巻き込まれ父を失い家禄を減らされた牧文四郎の成長を描くものだ。その中心的な流れの中に藩主側室となった幼ななじみの(ふく)との心の交流があり、藩主死去のもとで尼寺に入る(ふく)と最後の別れをするというもので、そのストーリーを詳しく語る必要はなかろう。

全体として、毎週45分合計7回にわたって放送されたNHK版の方が話の細部にわたって描かれているのは仕方ないと思う。少し気になったのは。映画版の文四郎が少し男前に過ぎないかなという疑問である。私の印象はもうちょっと個性的な方があうと思うのだが。いずれにしても、何度見てもとにかく面白いし、ジ~ンとくる作品だ。


『誓いの酒』目安番こって牛征史郎

2014-01-31 08:16:58 | 読書

直参旗本花輪家の次男坊征史朗は、9代将軍家重の側用人。大岡忠光から目安番を任じられている。日本橋の両替商。両口屋が目安箱に「喜多方藩でお家騒動の恐れあり」と投書してきたので探索せよという密命が下る。喜多方藩の藩主と家重の次女・紀美姫の婚儀が整っていたが、藩主は吉原の女郎に入れあげている。結局この目安箱への投書は、尾張藩らが裏で糸を引いた自作自演なのだ。征史朗らの活躍で、問題は解決される。『誓いの酒』のタイトルは喜多方産の酒の拡販をすすめる藩士と征史朗の交流に由来するもので。いささか、剣劇場面にリアリティがない感じだなあと思った。


旧正月の朝食

2014-01-31 07:37:08 | グルメ

「あけましておめでとうございます。」今日は旧正月の元旦。当地では夜中に雨が降り、それが明け方には凍り始め、新聞配達には最悪の路面状態だった。雪が積もっている方がまだ安心して走ることができるのである。黒く凍っているアスファルトの路面は非常に滑りやすい。したがって最高でも30㌔位しか出せないので、日曜版も配達する今日はいつもの3倍の時間がかかってしまった。いつかは、こんな日に少しスピードを出しすぎていて、下り斜面の凍結路で道路から飛び出してしまった経験があるので、慎重にならざるをえない。

今朝は旧正月の元旦なので、わが家ではお赤飯で祝った。今日のはちゃんとアズキでこしらえた。やはりお赤飯に入れるのはアズキでないとならないと思った。間違って栽培した豆は「キントキ」とかいうもので、今日のメニューの真ん中に煮豆になっている。いつものフキの煮物に妻は少し豆板醤を入れてみたとのこと。それにホウレンソウの白和え、シマホッケの焼き魚である。洋野町ではホウレンソウを特産化し、「雨よけホウレンソウ」「寒じめホウレンソウ」などの名前で出荷している。そのため、産直にいけばスーパーよりかなり安く地物のホウレンソウが手に入るので重宝している。