山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

映画「利休にたずねよ」を鑑賞

2014-01-24 18:09:10 | レビュー/感想

今日は読み古しの本を処分するために、八戸市の古書店(全国チェーン)まで出向いた。そのついでに、フォーラム八戸で映画「利休にたずねよ」を鑑賞した。何せ、60代になって良かったことの一つにシニア料金が適用されることがある。1,700円の映画が1,000円で鑑賞できるのだから、これを活用しない手はない。「利休にたずねよ」の原作は、山本兼一作で直木賞を受賞した同じ題の小説である。原作を読んでいたので、ある程度すじはわかっていた。映画「利休にたずねよ」は田中光敏が監督、脚本は小松江里子である。何といっても利休を演じた市川海老蔵の演技が光っていると思う。抑えたタッチで、利休の美意識をしっかり表現していたのではないだろうか。利休といえば、今日の茶道につながるお茶の道を開いた大人物である。茶の湯などはまったく理解できない私でさえ、その美意識には何かしら感ずるものがある。最近鑑賞した映画では、これが1番かもしれない。


夜はさつま汁

2014-01-24 17:28:25 | グルメ

今晩の「山賊食堂」はさつま汁をつくることにした。インターネットで検索したら、薩摩鳥をつかった汁のことと書いてあった。私は、サツマイモを使う料理だと思っていたので、意外だったが鶏肉やサツマイモを煮込むという点では同じということで、これも「さつま汁」だということにした。今日のは、コブで出汁を取り、ニンジン、サツマイモ、タケノコを入れて煮る。柔らかくなったら、鳥もも肉、シイタケなどを入れ白みそ、赤みそを合わせて味をつける。調整に醤油や料理酒を少々入れても美味しい(お好みで)。最後に豆腐ととネギを入れて煮立ったら出来上がりなのだが、私自身が本物のさつま汁を食したことがないので、これで合っているかはわからない。今晩はこれにハクサイのおひたしと卵のすき煮をつくり、あとは朝からの残り物を並べて夕食の支度は終わった。


今朝は茶色系

2014-01-24 07:30:00 | グルメ

おはようがんす。今朝は日曜版を配達したので、時間が倍かかった。山峡の道を行くと「雪うさぎ」が道路を横切って行った。この時期のノウサギは全身が真っ白で大変美しい。キツネにしてもタヌキにしても冬毛の方が見栄えが良い。彼らにしてみれば、厳しい冬の寒さをしのぐため細かい毛を生やしてふっくらしているので、見栄えなどは考えていないだろう。夏のキツネなどはみすぼらしい格好をしているものだ。

ところで、東京都知事選がはじまった。私は、宇都宮けんじさんを熱烈応援だが、一応有力候補が出そろったが、いかにも不可思議な人たちだ。元航空幕僚長の田母神氏などは論外だが、元厚生大臣の舛添さんにしても、元総理の細川さんにしても「金」の問題で色々引きずっている。小泉人気にあやかろうという陣営もあるようだが、小泉氏自身が今日の格差社会をすすめてきた張本人なのだから、その反省もなしに「原発0」だけしか訴えるものがないというのでは、またしても有権者をだまして「白紙委任」を取り付けようとするのかと疑ってしまう。都知事は都民の生活に直結した仕事をするのが役割。石原、猪瀬と都民の生活をないがしろにする知事が続いただけに、この方向を転換する知事の誕生こそ待たれていると思う。ぜひ、都民のみなさんの賢明な判断をお願いしたい。遠く、岩手の北の端からそのように願っている。

今朝のメニューは「茶色系」。もともと、岩手の田舎の冬の食事はこんな色合いだったはずだ。メインはイカダイコン、卵の袋煮、切り干し大根の炒め煮、ブロッコリーのマヨネーズ和えである。色はともかく、美味しかった。「ごちそうさん}。

今日は、読み古した文庫本、その他不要になった書物を古書店に売渡しに行き、ついでにフォーラム八戸で「利休にたずねよ」でも鑑賞しようかと思う。そして食糧品を買い出して、今晩は私が料理担当。妻がいただいてきてタマゴが山のようにあるので、できるだけ消費しないとならない。困った困った!