山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

『草笛が啼く』居眠り同心影御用5=早見俊著

2014-01-11 10:34:51 | 読書

居眠り同心影御用シリーズを快調に読んでいる。ついに5作目を読み終わった。つまりストーリーが面白いことと、読みやすいことで引っ張り込まれているのである。第5作は、『草笛が啼く』と表題がつけられている。今回は鞍馬源之助のつとめる北町奉行の永田備後守正道から直々に「影御用」の密命が下される。永田が勘定奉行時代に内定をしようとしていた、両替商摂津屋と老中上村肥前守盛次の裏を探れというものである。そしてそこに、領地の庄屋で妻を側室に差し出さなければならなかった男と子供がからみ、子どもの救出やら老中上村と摂津屋のかかわりなどが源之助の手によって解き明かされる。無事、妻を取り戻した庄屋一家が岐路に着く時、母子の吹き鳴らす草笛が聞こえるという大団円だ。


今朝もパスタにポテトサラダ

2014-01-11 06:59:36 | グルメ

おはようがんす。今朝は空は曇っているようだ、この冬最高の寒気が入っているのだが、雲のおかげで気温の低下がさほどでないらしい。先週は、こうした状況で風がなかったので放射冷却現象も加わって、道路の温度表示で氷点下11度を記録した。そうはいっても、この寒さは水道管を凍らせるような寒さである。私が群馬から岩手に来て、大学の寮からアパートに移った年の冬水道を凍らせ、栓を閉めないでおいたため今度は溶けて階下を水攻めにしてことがあった。かれこれ岩手に居ついて40数年、そんな心配はなくなったが、よほど気を付けていないと不凍水栓で水を落としても凍らせることがあるくらいだ。岩手の冬は、大豪雪はあまりない代わり、思い切って冷え込むので、日本海側とも違った冬の心構えが必要なのである。

土曜日の朝は、いつものとおり「山賊食堂」の出番である。そしていつものとおりポテトサラダとパスタ(ナポリタン)をつくってしまった。昨日、八戸で買ってきたチカを塩焼きにし、またまたいつものコマツナの辛し和え。味噌汁はアサリ。チカは八戸あたりから北の海でとれる魚で、ワカサギを大きくしたような白身の魚である。6匹入って170円位で売っている。淡白で食べやすいのでしばしばわが家の食卓に上がる魚である。

今日は妻は午前中習字教室。田んぼも畑も雪に埋まっているので、体を動かす機会が減っている。ドカ雪でも降れば除雪に汗を流すのだが、今の時期は比較的雪が積もらないのである。かつてやっていた「ネイチャースキー」用のスキーでも引っ張り出しで、雪原散歩でもしてみようかなどとも考えるが、寒さを考えると尻込みしてしまう有様だ。