山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

これから会合なので急いで晩飯をつくった

2014-01-20 16:39:26 | グルメ

今晩は6時30分から久慈市内で共産党の26回大会の報告会があり出席しないとならない。それで、大急ぎで晩飯の仕度をした。昼食を済ませた後、小麦粉を薄い塩水で良くこね、2時間余り寝かせておいた。小麦粉に粘りを出すためである。3時30分からとりかかって、出汁を取りタレをこしらえ、ニンジン、マイタケ、鶏肉、冷凍しておいたユウガオを入れる。具材が煮えたところで、仕込んでおいた小麦粉を水をつけた手で引き伸ばしてちぎって汁に投入する。この作業から「ひっつみ」という名前がついたという。別の地方では「とってなげ」というそうだ。投げ込んだものが浮いてきたら薄目に切った豆腐を入れ、斜め切りした長ネギを入れ、煮立ってきたら「ひっつみ」の出来上がりだ。昨日、間違って2パック購入してしまったサバ(ゴマサバ)にした味をつけて竜田揚げにした。ホウレンソウとモヤシのナムルをつくってこれで良しとする。昨日から煮ているサバの味噌煮は明日の夜にでも食べれば良い。そんなに時間はかからないだろうから、私たちは帰ってから食べることにする。


『幻の城』大阪夏の陣異聞=風野真知雄著

2014-01-20 16:29:56 | 読書

風野真知雄の『幻の城』を読んだ。大阪夏の陣異聞と副題があるから、その城は大阪城であろうとすぐ想像がついたが、それをどの角度からどのように描くのかに興味を感じた。豊臣からの要請を受けて大阪城入りした真田幸村は、一抹の不安を覚えていた。大阪城には総大将にふさわしい器を備えた事物がいない。「あの人しかいない」幸村は密かに根津甚八らを流人の島・八丈島に向かわせる。そこには、関ヶ原の合戦で西軍に属した宇喜多秀家がいた。しかし、秀家は狂人になっている。解説でも書いているが、風野の作品は史実をちょっとずらした視線で眺めるというのがあるそうだ。この作品あたりはまさにその通りの作品だと思う。


DVD「天地明察」を鑑賞

2014-01-20 13:13:00 | レビュー/感想

DVDで「天地明察」を鑑賞した。2010年第7回本屋大賞受賞した、沖方丁の同名の小説を、滝田洋二郎が監督した作品で。主演が岡田准一、相手役で宮崎あおいなどが出演している。映画館にかかったときに観たいなとは思ったのだが、忙しかったりで鑑賞しないでしまっていた。25年以上かけ日本独自の太陰暦をつくりあげた天文歴学者・渋川春海の若い時代の姿を描く。江戸期の天文学、和算などにたけた青年・安井算哲(後の渋川春海)が、800年にわたって使われてきた中国暦にずれが生じていることを明らかにし、新たな暦を作り上げるまでを描く。作品中、和算の大家・関孝和が登場するが、私たちが子どもの頃遊んだ「上毛かるた」で「和算の大家関孝和」というのがあった。上州・群馬の偉人である。その意味でもなつかしかった。安井の妻となり、彼をささえた(えん)の役を宮崎あおいが演じており、魅力的だった。原作を読んでいないので、これから読まなくっちゃと思っている。


名護市長選勝利の翌朝

2014-01-20 07:44:16 | グルメ

名護市長選で辺野古への基地建設ノーの姿勢を明確に示した現職の、稲嶺さんが基地推進の相手候補を破って当選した。バンザイである。「基地をなくせ」というオール沖縄の声が結果に反映されたと思う。この選挙で感じたのは、自民党・石破幹事長の「札びらでほっぺたをはる」ような発言の低俗さである。もともと自民党という政党は、利益誘導で国民を困難に追い込むようなことをする政党だと思うが、もっとも悪い形でその姿を示したのが石破発言ではないだろうか。共産党の志位委員長は秘密保護法の強行採決に際し、「安倍内閣の終わりの始まり」と言ったが、名護市での選挙の結果にも「終わりが近づいている」印象を強く持った。これで、東京で宇都宮さんが勝利できれば、安倍内閣の存立そのものが問われることになるだろう。都民のみなさんの懸命な判断を期待したい。私も、遠く岩手の地からあらゆるつてを頼って宇都宮さんへの支持をお願いするつもりである。

だからと言って、朝食は特別なものではない。塩マスの焼き魚、生揚げの煮物、コマツナの辛し和え、オムレツ、これにキャベツたっぷりのサラダ、味噌汁はナメコと豆腐。いつものように、いつもの時間に朝食を済ませた。

今日は、定例の検診日。月1回血糖の検査をし、1か月分の薬をもらってくる。糖尿病とのたたかいもはや10数年。発見当初はデーターの悪く、もっとひどいことになるかと思ったが、まじめに定期に検診を受け、医師の指導で投薬にも工夫をし、体に無理がかからないよう仕事もやめ、今は農業を中心に体を動かしているのが良いのかもしれない。明日は眼底検査もまっている。65歳をこえると何かしら病気と付き合わねばならない。だからこそ、高齢者の医療を無料化した時代があった。ところが安倍内閣は、70歳から74歳までの医療費を1割から2割に引き上げるという。まったく本末転倒。許しがたい連中である。