山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

スキーウォーキング

2014-01-14 14:59:56 | スポーツ

今日も昼食後、スキーウォーキングを約1時間取り組んだ。使っているスキーは写真のものである。締め具はつま先だけ止め、かかとがあがるようになっている。全体として細身で、普通のスキーより長い。現在のように除雪が行き届かない頃は、雪国ではこうしたスキーが移動手段であった時代もある。このスキーをはいて、比較的なだらかなところをひたすらに歩く。私は、勝手にこれを「スキーウォーキング」と呼んでいる。大野キャンパスと呼ばれる場所は、かつて久慈市にあったアレン短期大学の運動場などがあった場所で、短大がなくなった後、旧大野村に返却され、それで大野キャンパスと呼ばれるようになったと聞く(間違っているかもしれないが)。キャンパス内には道の駅があり、グリーンヒル大野という宿泊施設、おおの健康の湯などの施設がたっている。雪のない季節には文字通りウォーキングのためのコースが0.5㌔、1.5㌔、3.5㌔など設定されており、出発点近くにはちょっとしたグランドのようなところがある。今は雪で埋まっているのでここを周回したり、ウォーキングコースに入ったりして楽しむ。だいたい1時間もすれば、体にしっとり汗をかくくらいだ。気温が低いので、汗はかいていても手足が冷たくなってそれ以上は続けられない。今日ではじめて4日めだ。すこずつ体が慣れてきている感じがしている。


『惑いの剣』居眠り同心影御用9=早見俊著

2014-01-14 07:31:40 | 読書

「居眠り同心影御用」第9作『惑いの剣』を読み終えた。北町奉行所の元筆頭同心で、今は「居眠り番」の鞍馬源之助と岡っ引きの京次が場末の酒場で助けた無銭飲食の男は、大奥出入りの高名な絵師・村上定観だった。この定観の若かりし頃のあこがれの人が、岡場所で「やりて」をつとめていて、もう一度会いたいという依頼舞い込む。一方懇意にしている日本橋の履物問屋。杵屋の長男善太郎からも、父が若い女に入れ込んでいるらしいので何とかしてほしいという依頼が舞い込む。殺人自然を織り交ぜ、人間の機微に触れながら居眠り同心が謎を解いていく。あっという間に読んでしまった。


芽が動き始めたジャガイモを食べる

2014-01-14 07:13:59 | グルメ

おはようがんす。今朝もわが洋野町大野は冷え込んでいる。それでもこの冬最高にはならないらしい。こんな冷え込みの中でも、わが家で貯蔵しているジャガイモの芽が動き始めている。冬至を過ぎ、日差しが長くなったことをジャガイモは感知しているだと思う。一昨年のジャガイモは、妻が蔵の中に貯蔵しておいたのだが全部凍ってしまい、溶けると腐ってしまったので相当量放棄せざるをえなかった。私の生まれ故郷の上州でも、ジャガイモやサツマイモは地下に掘った「ムロ」に入れたものである。わが家の台所に下にも立派な「ムロ」があるのだが、妻が「せっこき」をして蔵でも何とかなるだろうの思ったらしい。そんなに自然は甘くない。すっかり凍らせてしまったのである。「せっこき」とは面倒臭がって手を抜くというような意味の岩手の方言である。

ところで、芽が動き出してもすぐにだめになるわけではないが、貯えられたデンプンが消費されるので味が落ちてくる。可能な限り消費していかないと、せっかく台地がくれた食材に申し訳が立たない。そんなわけで、ジャガイモ料理を工夫することになった。今日は、その第1作目で、「ジャガイモとニンジンの和え物」である。ジャガイモ、ニンジンを拍子木に切り、湯がいてからポン酢にごま油を垂らして和えたもの。飾りに「とうみょう」を切ったものを乗せた(写真中央)。ごま油を入れるとこくが出て美味しい。今朝はこのほか、塩マスの焼き魚(残り物なので2個しかない)、煮物、ホウレンソウのゴマ和え、サラダ。味噌汁は小川原湖産のシジミ。私も毎回、1品はジャガイモ料理を考えないとならないようだ。

今日は午前中、久慈市内での会議に行ってきて、午後から日課の運動(スキーウォーキング)。冬といえども、体を動かさないとならない、それが最大の治療法という病気(糖尿病)の持ち主なのだ。