山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

山形Q 練習日誌76-vol.3(茂木記)

2020-06-02 22:52:47 | 練習日誌
 再度、中二日を空けてのリハーサル。

 休みが長かったので、リハーサルを再開したらしたで今度はハイペースです。

 手洗い消毒、距離の保持などいつもの様に気をつけつつ、慎重に進めています。

 本日は、ヴィオラのゲスト田中さんにもお越しいただき、クーラウから弦楽器のみでの仕込み作業を行いました。

 初めての音出しをフルートのゲスト小松崎さん抜きで行うのは、意地悪したのではありません。

 弓の使い方(弓を動かす向きなど)を予め調和しておくことにより、フルートを加えた時に余計な時間を浪費せずに済むのです。

 例えば、リハーサルの途中で弦楽器の弓の向きが幾つか提案されて、どの弓遣いで演奏するのかを議論するばかりでなかなか音を鳴らさないなどという状況が生じれば、管楽器奏者は非常に無駄な時間を過ごすことになってしまうので。

 ラーメン屋でラーメンを注文したのに、従業員同士が麺を鍋に入れる時の手つきについて客の前で議論をはじめてしまい10分20分経っても麺を鍋に入れる気配が一向にない。

 そんな感じになってしまうのです。

 本日のリハーサルで弦楽器的な都合も大体の様子が見えました。

 1年ぶりで二曲目となるクーラウは、和声の運びがふんわりとしている様子。

 内声がヴィオラ二台になりますので、とてもおおらかで温かい音色がします。

 フルートの小松崎さんを加えてのリハーサルが楽しみです。

 ベートーヴェンとヒンデミットも一通り確認を行い、本日も無事にリハーサルを終えることができました。

 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
   ただいま1箇所
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