まだまだ寒い山形。春分の日も過ぎましたが、雪がちらつく日々が続いています。暖かかった先月を経ているので、もう季節感がよくわからなくなってきています。
ただいま23箇所
まだまだ寒い山形。春分の日も過ぎましたが、雪がちらつく日々が続いています。暖かかった先月を経ているので、もう季節感がよくわからなくなってきています。
明日から2月。本来なら雪に閉ざされた山形のはずですが、今日はよく晴れて気温も12℃!例年、プラスだったら暖かく感じるこの時期に、まさかの2桁超え。…なんだか心配になりますね。
大雪の翌日は晴れて、今日は気温が上がりましたね。まだ春には遠いですが、今年は降ったり溶けたり、雪の心配は少ないかもしれません。
さて、1/22(月)に行われる山形弦楽四重奏団 第90回定期演奏会は月曜日開催のため少々チケット販売の面で苦戦しています。
90回だから記念的な演奏会を!
とは考えず、かなりマニアックなプログラムを組んでしまったせいかもしれません。しかし、滅多に聴けない曲の演奏会は貴重なものですので、是非ご来場ください。
今回演奏会のメインは、川上一道氏と演奏するI.ミュラーの2曲のクラリネット四重奏曲です。ちゃんと調べてないのですが、おそらく山形初演でしょう。
初期ロマン派の作品は、聴いているぶんには中々の佳作です。
やっている方は、冷や汗の連続ですがいい曲です。
F.シューベルト弦楽三重奏曲の2作品は、ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロが織りなすシンプルな響きを楽しみいただきたい。
リハーサル最終日は、無事終わりました。あとはゲネプロ・本番で。
チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
ただいま33箇所及び山形市内公民館
正月三が日が過ぎ、いよいよ今年も演奏活動が始まります。
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
それぞれの休日を堪能した後は、1月22日の第90回定期演奏会に向けて本腰を入れなければなりません。
その間にもちろんオケ業務もありますので、個人の時間を工夫して磨きをかけて行きます。
本日は、F.シューベルトのD.471とD.581(第1稿)のリハーサルをば。
F.シューベルトの弦楽三重奏曲は、と言うか彼の作風ですが、先輩のハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンと比べるとメロディーが先にあり、その後にカチッとした伴奏があるわけでもなく(ベートーヴェン達はカチッとした伴奏〜例えば8分音符や16分音符の刻みなど)、先輩達と違う伴奏〜三連符や速い楽章でのロングトーンなど〜を用います。
三連符を使用することで、ふあ〜とした雰囲気を出したり、死と乙女のような曲では追い込むような切迫した雰囲気作りを伴奏隊に与えます。
音型もギター好きから、4度での音の進行も多く、中々演奏家泣かせでもあります。
先輩3人の作品などは、誤解を恐れずに言えば、演奏家の気合いで乗り切る演奏もアリかと思いますが、シューベルトの場合、特にこの弦楽三重奏曲2曲は気合いは入りません。
常に心地よい音色で、優しい性格の音楽が流れます(その事がヴァイオリンはかなり難しいですが!)。
隣の楽器と2度でぶつかったり、短4度の和音が頻繁しますが、本日はその和音づくりのための音程など、ゆっくり練習しました。
後は、個人練習あるのみ!
チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
ただいま22箇所及び山形市内公民館
13 keys clarinet I.ミュラー作(写真)
オーケストラ業務が昨日無事終わった本日、山形Qの年内最後のリハーサル日となりました。
前回、初合わせの時からゲストの川上一道氏が参加したために、弦楽の3人での打ち合わせをしていない状態でしたので、後から来る川上氏との合わせに備えて、I.ミュラーのクラリネット四重奏曲を弦メンバーだけで練習。
ハイドン・モーツァルト・ベートーヴェン・シューベルトなどよく演奏されている作曲家の作品が、長い時演奏されて整えられてきたのを実感させられます。
その周辺の作曲家、ボッケリーニやヴァンハル、その他、星の数ほどいる作曲家の作品を演奏すると、演奏者側があまり演奏しないような音型や不思議な和音に出会う事!
昔の演奏家達が、数多く演奏される作品に関しては助言したり、アーティキュレーションなど整えたりしたものが現在出版されているもので、マイナーな作曲家の作品にはそれがありません。
作曲されたまま、凸凹のある楽譜が、これまた大手ではない出版社から出たりしているので、間違いかな?と感じる音のまま印刷譜として残ってしまっています。
今回出会ったI.ミュラーの作品もまさにそれ!
各パート色々やらかしていますので、演奏する方で気づくことが大切になってきます。
不思議な和音も現代曲まで知ってしまっている私たちの耳には、別に問題にならないこともあるでしょう。
しかし、なるべく古典の音楽にしないと・・・・。
その不思議発見が、こういう作品を演奏する時の楽しみでもありますけどね。
練習後半、川上氏も加わって、4人でリハーサル。
シューベルトは年末年始の宿題。
今年も応援してくださる方々に感謝を申し上げ、終了します。
ありがとうございました。
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ただいま22箇所
来年1月22日(月)19時〜やまぎん県民ホール スタジオI で開催予定の山形弦楽四重奏団 第90回定期演奏会に向けたリハーサルが、始まりました。
毎度のことながら、キリ番の90回目の定期演奏会ですが、特別なことはしません。いつも通りお客様と一緒に作品を楽しむだけです。
今回は、F.シューベルトの弦楽三重奏曲2曲とI.ミュラーのクラリネット四重奏曲2曲。
シューベルトは、第1番は2019年の第73回定期演奏会で取り上げていますし、第2番は第2稿を2022年7月の第84回で演奏しています。
今回の第2番は、初稿の方を演奏します。
第2稿は、やはり改訂されているだけあって出来上がった曲でしたが、同じような曲なのに初稿の方は、ところどころ慣れていないせいもありますが、演奏し辛い箇所が散見されます。しかし、作曲者の最初の着想を楽しむ方向でリハーサルを進めてゆきたいと思います。
一方、Iwan Müller(イーヴァン・ミュラー)は、メンバー誰も知らなかった作曲家で、エストニア生まれのドイツのクラリネット奏者・作曲家・クラリネットの開発、発明者らしいです。
細かい知識はこれからですが、クラリネット奏者の作品は、もちろんクラリネットが大活躍する作品です。古典派からロマン派に移行する時期に書かれた作品ですが、モーツァルト・ハイドン・ベートーヴェン・シューベルトのように世界中で演奏されてきた作品ではないので、楽譜整備がまだ進んでいないようで、手に入れた楽譜にもアーティキュレーションの疑問点、書いてある音の疑問点が多くあります。
本日は、ゲストの川上一道氏と共にリハーサルを進めながら、整理整頓を行いました。
もう少し個人練習や曲の理解度を深めて行く事で、本番までに解決して行くでしょう。
年末にもう一度リハーサルをしますので、頑張ります!!
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ただいま14箇所
随分と朝晩冷えるようになりましたが、日中は11月だというのに暑く感じる事も。
気温差がありますので、皆様も体調管理にはお気をつけください。
さて、第90回定期演奏会に向けての練習が始まりましたが、今日は、11月と12月に行う大江町のスクールコンサートのためのリハーサル。
メインのプログラムは、W.A.モーツァルト 弦楽五重奏曲第1番 変ロ長調 K.174です。
この曲、2004年の4月27日(火)の第11回定期演奏会に取り上げて以来ですので、メンバーも違えば、担当するパートもチェロ以外は全て変更しているので、曲を知っていてもお初の感じです。
犬伏亜里さんのおかげて、Allegro moderatoも無謀なテンポになりませんし、急ピッチで仕上がってゆきました。
この先、3回ばかしこの曲と付き合う予定になっているので、個人的にどんどん深読みしてゆけるのがとても楽しみになっています。
K.100番台のモーツァルト作品って、魅力的な作品が多いような気がします。
色々難しいですが、本番まで頑張ります!!
まちなか音楽会2023に出演した後、いつものコミセンに再集合して最終リハーサルでした。
山形交響楽団のコンサートマスター、楽団の大黒柱を長年務めてこられた犬伏さんと共に取り組む今回の演奏会。
20年以上職場を共にしてきた犬伏さんとの創作は、家族と過ごすような、互いにリスペクトしながら建設的に意見を交わす時間になりました。
リハーサルの度に発想が湧き、聴いてくださるお客様の耳にいかに色彩豊かに音楽を届けられるのか検討を重ねてきました。
明日15日はいよいよ本番。
皆様に楽しんでいただけるよう、励んでまいります。
やまぎん県民会館2階のスタジオ1にて、18時30分開演(18時00分開場)です。
さて、あとは残りの準備作業を。。。
譜面台などの道具は明日車に積み込めば良いので、チケットの取置きの準備などしておきましょうかね、、、
そうそう、うちの娘もお師匠様が出演するので張り切り聴きに来ると申しておったのでチケットを用意し、、、、、
あれ?
んん〜〜〜〜、チケットに印刷したシューベルトの作品番号がなぜにジェラール番号、、、、、
あぁ、これは、第88回で演奏したボッケリーニの作品番号だ。
正しくは、シューベルト作曲 弦楽四重奏曲 第1番 ト短調 D18 ですね。
最近、こういう間違いが多くて困ります。
誰だ、こんな間違いしたのは!!
わたしだ!!
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ただいま41箇所及び山形市内公民館
山形Qの第89回定期演奏会が一週間後まで迫りました。
昨日までの旅の疲れも忘れ、本日も山形市内某所にいそいそと集いリハーサルを行うのでした。
リハーサルも残すところ本日を含め残り2回ということで、ゲスト第一ヴァイオリンの犬伏さんも合流し打ち合わせも仕上げの段階へ。
今回はヴァイオリンのお二人が頭脳もお指もよく回り、山形交響楽団でともに過ごされた時間も長いので気心もよく通じ合っておられますし、ヴァイオリンの2パートの掛け合いが見ていてとても面白いのです。
特に長らく四重奏団で第一ヴァイオリンを演奏していた中島氏が第二ヴァイオリンを演奏するということで、第一ヴァイオリンの譜面を熟知している中島氏の繰り出す気遣いが隅々まで行き届く●ルサンのように広範囲を細やかにサポートしてゆく様子は、見ていてとても勉強になります。
本日も四人の歩みを順調に進めました。
雨降りの一日でしたが、リハーサルを終えて建物の外に出ると遠くに大きな虹。
来週の本番で虹のように色彩豊かな音色の音楽をお届けできるよう、ラストスパート頑張ります。
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ただいま38箇所及び山形市内公民館
第89回定期演奏会まであと二週間となり、本日は男衆三人での最後の準備作業。
次回からはゲストの犬伏さんをお迎えしての仕上げはいりますので、今回はメインのベートーヴェンを中心に、細かいところをクリーニング。
14年前に山形Q定期で演奏した時には気にならなかったところが気になったり、以前は弾くのに手こずったところを弾けるようになったり、今回は(加齢?からか)妙に譜面が見え辛かったり、色々な面で新鮮な気持ちで取り組めています。
総合的には今の方が作品に親密に接することができているので、歳をとるのも悪くないと思います。
そういえば、加齢のせいか、ブログの記事を作ることが歳を追うごとに苦手になってきました。
前々回の練習日誌などは、練習前日におおよその内容を打ち込んでおいたのですが、想定外の用事(娘の学校からの呼び出し)が入ったことで下拵えが徒労に終わりました。
その点、日曜日のリハーサルは良い。
娘は家に居て、妻が家に居るので、リハーサル中に急な呼び出しがかかる心配が無い。
そんな時に限って、事前の下書き準備を出来ずにリハーサルを迎えました。
閑話休題。
そういえばベートーヴェンといえば、ドイツ人のJ.N.メルツェルなる人物が商品化した「メトロノーム」をいたく気に入り、1817年に出版社の刊行紙に交響曲の1番から8番までの各楽章、各部のテンポ設定をまとめて掲載したとの逸話が残っています。
それ、弦楽四重奏曲にもやっておいて欲しかったな。。。
残っていないものは仕方がないので、四人のコミュニケーションを発展させる良き材料とさせていただきます。
ところで、音楽家が頼りにする資料のひとつにニューグローヴという大変大きな音楽辞典がございます。
その辞典によれば、メルツェルという人物は発明家で、色々な楽器を自動演奏する装置も造り、1808年にはウィーンで宮廷機械技師に任命されたり、ベートーヴェンが愛用した補聴器のひとつも彼の手によるものだったり、とあります。
ベートーヴェンと深く親交を温めたメルツェルでしたが、一方で他人のアイディアをかすめ取るという困った手癖の人物でもあったようで。。。
ベートーヴェンとロンドンへ演奏旅行を行うべく資金調達の演奏会を企画したメルツェル。
自身が造った自動演奏装置のために楽曲の草案を練り、それを基にベートーヴェンが作曲を行った「戦争交響曲」、それをさらなる資金稼ぎになればとベートーヴェンに勧め完成した「戦争交響曲」の管弦楽版、そして演奏会の際にそうした楽曲を自身の作品として発表してしまうメルツェル。
ベートーヴェンは腹を立て友交を断絶し訴訟まで起こしますが、最後までメルツェルを懲らしめるには至りませんでした。
ベートーヴェンの怒りを買ったメルツェルはというと、その後、オランダ人のヴィンケルという機械技師が考案した装置を手直し(目盛りを付け加えた)して特許を取得、メルツェル社を創設して1816年までにパリの工場で「メトロノーム」を大量生産し販売します。
「メトロノーム」に関しては、ヴィンケルに訴えられて敗訴し特許を失いますが、「メルツェルのメトロノーム」という名称が後世まで残り、楽譜のテンポ表記にその頭文字を用いて「M.M.」と記す場合があります。
昔からいたんですね、こういう困、いや、迷惑、というか、とてもたくましい方。。。
ともあれ、絶交した相手が売りまくっていた「メトロノーム」をいたく気に入ったというベートーヴェン、画期的で優れた機械だと理解しそれを受け入れた、懐の深〜い話でした。
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ただいま35箇所及び山形市内公民館
今秋の山形交響楽団は、いつになくたくさんのお客様に演奏を聴いていただくシーズンになりました。
はじめて伺うホールや久しぶりに伺うホールなど、また遠方へ出向く機会も多いのですが、どこの会場でも終演後にお客様から「楽しみました!!」とお声がけを賜り、最後は互いに「ありがとうございました!!」と挨拶を交わして会場を後にする日々が続いております。
演奏活動が生命力の私たちには、とても幸せなことです。
そして本日はもうひとつの幸せ生命維持活動、山形Qのリハーサルでした。
今回も男三人、土台作りの密談議でございます。
前回のリハーサルは、突然の呼び出し事案があり少ししか調整を行えませんでしたので、今回はしっかりと。
まずはシューベルトの第1番から。
シューベルトらしい、主題メロディーの美しさが際立つ作品なのですが、その後に生み出す歌曲、交響曲や室内楽などで紡ぐような語彙力の醸成はまだ、といった感じ。
だからと言って「稚拙」な作品といわけではなく、14歳の若者が家族や友人と一緒に演奏するため精一杯の心を込めた、あたたかな気持ちが心地よい作品。
若きシューベルトが作品に込めた愛情を精一杯懐深く抱きしめて演奏したいと思います。
続いて、モーツァルトの第1番。
シューベルトの1番と同じ14歳の時に書いた作品ですが、幼い頃からヨーロッパ各地巡って経験を詰んだアドヴァンテージを感じさせる、同じ14歳でもより練れていると感じます。
それでもはじめて書いた弦楽四重奏曲なので、やはり歳相応の純朴さがありゴテゴテしていない分すっきり爽快感がある。
自分が学生の頃には、シューベルトやモーツァルトの最初期の四重奏曲には目もくれず、ベートーヴェンの中・後期の四重奏曲やシューマンやブラームスなどを弾きたかったものですが、最近は大作曲家の若い頃の作品を心地よく味わえるようになりました。
中年のおじさんから見ると、若人の初々しい息吹が眩しくも羨ま、、、、、、、。
さて最後にベートーヴェンの第1番。
やはりこれが一番難しい、意気込み一番で練りに練って出版前に校訂版と差し替えただけあって、音楽の完成度が高い。
さらなる個人の仕込みが必要です。
本日、終了。
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ただいま32箇所及び山形市内公民館
いつも練習を行うコミュニティーセンター(コミセン)を取り囲む田んぼにも稲穂が頭を垂れ、いよいよ秋本番に突入!!
と思うのですが、何をどう間違ったのか、真夏を彷彿とさせる猛暑一歩手前の陽気がぶり返しましたね。
これも異常気象でしょうか、
茂木家の裏山の食料も乏しいとみえて、茂木家の庭のオクラがカモシカ(と思われる)にむしゃむしゃと喰い荒らされておりました。
チ〜ン。。。。。。
いいもん、ケダモノが見逃した脇芽にだってオクラは成るもん!!
。。。。
。。。。。。。。
練習日誌でしたね。
はい、ちゃんと記してまいります。
実は、前回の練習では、ベートーヴェンの作品にあまり時間をかけられなかったのでした。
で、今回も犬伏さんとともに四人でベートーヴェンを中心に作戦タイム!!の回。
今まで第一ヴァイオリンをしこたま弾いてきてからの第二ヴァイオリンを演奏する中島氏。
楽しそう、
アンサンブルの隅々まで痒いところに手が届きます。
そして今回、ベーレンライターの新版スコアを参照しつつ参戦してくださっている犬伏さん。
古典派の作品において「新版」の楽譜とは、現在、作曲家が書いた音楽に「忠実」であるのは何なのか?を模索するためのツールのひとつでもあります。
作曲家が遺した自筆譜が読み解き辛い場合の対処をしていたりする初期の出版、後世の演奏家がより良い作品になるという信念で味付けを行った時代の版、現在までに加えられた味付けを取り払うとどうなるのかを知ろうとする現在の版、それぞれの時代に出版社は様々な努力を重ねながらその時代の価値観に見合う「新版」を出しています。
最後は、演奏者の選択に委ねられるのですけど。。。
今回、色々な発見を重ねながら新しい解釈に身を委ねることで、とても自然体で演奏できる場面がたくさん増えました。
3人寄れば文殊の知恵、4人寄れば釈迦のひらめき、と願いつつ。。。
良い味付けをお届けできればいいな!!
リハーサル終了後、田んぼの前で撮影会をしてもらいました。
田んぼがキレイでしたので。
「そのもの地味な衣をまといて金色の野に降り立つべし、、、」以下、ご想像にお任せいたします。
アニメ大好き、茂木でした。
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ただいま12箇所
山形Q再起動。
今回は第一ヴァイオリンに山形交響楽団の犬伏亜里さんをお招きしております。
首席コンサートマスターとして普段から山響でも無駄のない入念な準備をされる犬伏さん、本日のリハーサルにも参加されてひと通りの演目についてしっかり打ち合わせをしてゆかれました。
忙しいスケジュールのなか初回から参加していただき感謝です!!
これまでの定期演奏会の記録を見返してみると、2009年にベートーヴェンの第1番、2007年にモーツァルトの第1番ということで、二作品とも前回から15年ほどが経過。
楽譜の上に過去の過ちが残っているのでそこを取り去りつつ、新規の読み込みの感覚での試みも加え、、、
約15年というブランクが楽曲の大規模再構築をしやすくしています。
まったくのご新規さんシューベルトの第1番も、丁寧に弾き込んでゆくと良い味わいが出てきそう。
フレッシュな気分で取り組む、本番が楽しみな「第1番」尽くしの第89回定期演奏会です。
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ただいま12箇所
毎年恒例となりました山形市の北部公民館で行われる「北部☆夏コンサート」を終えることが出来ました。
今回は山形交響楽団フルート・ピッコロ奏者の小松崎恭子さんをお招きしてのフルート四重奏ということで、メインにはW.A.モーツァルト作曲、J.ヴェント編曲による「後宮からの誘拐」Fl.四重奏版の抜粋を据え、ヴァイオリンの中島による大変流暢でわかりやすい解説と共にお楽しみいただきました。
オペラという音楽と歌と舞台装置を必要とする総合舞台芸術は、現在に至っても多くの人員や原資を必要とする贅沢なものです。
作曲された当時には、それこそ至極上等な娯楽であり、その楽曲だけでも劇場の外で楽しもうと作品が作られるとすぐに小編成での演奏用に編曲されたりしていました。
今回演奏したJ.ヴェントによるフルート四重奏版もそういった環境で編曲された楽曲のひとつで、モーツァルトの時代に親しまれた娯楽の趣を味わっていただけたのではないでしょうか。
会場となった公民館ホールの空調が連日の猛暑の影響からか不調となってしまい、室内の気温が高かくなっておりました。
会場にお集まりいただいた皆様にはご不便をおかけいたしましたこと、お詫び申し上げます。
エアコンのなかった時代は、夏のコンサートといえばこのような雰囲気だったのかな、と想像しながら演奏に励みました。
体調を悪くされる方も出ず、無事にコンサートを終えることが出来ましたことに、深く安堵した次第です。
暑いなか、いささか暖かすぎた会場で熱い演奏を聴いていただきました皆様に、深く感謝を申し上げます。
ご来場いただきました皆様ならびに演奏会の準備に最後まで全力でご尽力いただきましたスタッフの皆様、本日はまことにありがとうございました!!
今回の「後宮からの誘拐」で舞台音楽を楽しいと感じていただいた方は、コンサート・トークの話題に登りました「やまぎん県民ホール」でのオペラやバレエの公演へぜひ足をお運びください。
生の演奏に歌や踊り、豪華に創り込まれた舞台装置などが合わさることで、観て・聴いて・全身で感じ楽しんでいただける、そこでしか味わえない特別贅沢な時間を体験していただけます!!