昨日、東京・永田町の参議院議員会館で「社民党女性研修・交流会」が開催されました。全国各地から社民党の女性議員・党員などが集まり、私は党全国連合常任幹事として出席しました。
冒頭、福島みずほ副党首(参議院議員)が女性をめぐる問題や国政の重要課題について報告し、「安倍政権がひどいのは、言っていることと実態が真逆なことだ」と厳しい指摘がありました。
その後、5つの分科会に移り、私は「自治体における社会保障の課題」分科会に加わりました。介護保険法の改悪が狙われていることから、主に介護保険制度について議論されました。「介護保険は国の法律に縛られている部分が多く、財政力のある自治体とそうでない自治体の格差が大きい」「やたらと自助や効率化ばかりが強調されており、制度発足当時の理念とはかけ離れたものになっている」「介護施設を経営しているが、大変な仕事なのに賃金を満足に支払えない」といった発言がありました。
結論としては、「介護を取り巻く実態とは違った方向に、制度が改変されており、介護の社会化に逆行している」と理解しました。
私たちは政党に所属している以上、勉強して批判しているだけではなく、成果を出すことが求められます。女性の抱える問題は、男性にとっても深刻な問題として受け止め、女性と一緒に行動する議員でなければいけないと意を強くしました。