中央リニア新幹線が2027年の東京~名古屋間の開通を目指して、今年度に着工されようとしています。
政財界もマスコミもこぞってリニア新幹線を推進していますが、果たしていいことづくめなのでしょうか。正直なところ、私はまだ分からないことだらけです。
社民党機関紙「社会新報」の最新号(4月9日)に、「リニア新幹線は必要か 電磁波の健康への影響を考える」と題した特集記事が掲載されています。それによると、リニア新幹線は新幹線の3~5倍もの電力を消費し、大量の電磁波を発生させます。とりわけ、沿線住民は日常的に被ばく続けるおそれがあります。
私たちには、原発事故で「安全神話」が崩壊した苦い経験があります。電磁波問題で二の舞を演じることがあってはなりません。万が一のリスクを想定した対応が必要です。