【1月16日(水)の予定】
早朝から、地域を回り、「市政レポートNO.29」のポスティングを行います。
午後、自宅にて文献講読などを行います。
【1月16日(水)の予定】
早朝から、地域を回り、「市政レポートNO.29」のポスティングを行います。
午後、自宅にて文献講読などを行います。
兵庫県川西市の「子どもの人権オンブズパーソン」を6年間にわたって務めた、桜井智恵子さんが書いた『子どもの声を社会へ-子どもオンブズの挑戦』(岩波新書、2012年)を読んでいます。
その一節を以下引用(青字部分)します。
現在の子どものおかれている状況は、「もっともっと」と多大なエネルギーを消費しながらがんばる私たち自身の生き方と直結しているのである。個別救済で子どもが発した声は「助けてほしい」という声であると同時に、実は私たちの暮らし方や働き方がつくっている構造に向けても発せられているのである。「この余裕のなさをなんとかしてほしい」「暮らし方を減速してほしい」。それを伝えることこそが、子どもの声を社会へ代弁する本書のもうひとつのメッセージである。
なるほど、その通りだと思いました。子どもが好き勝手に問題を起こすわけではありません。子どもを追い込んでしまったのは、大人であり、社会です。子どもや親の「自己責任」を問う前に、子どもがイキイキと過ごせる環境を作り、息苦しい社会を変革することが求められています。
子どもの問題を、個別の事象として片づけるのではなく、社会構造と関連付けて論じていきたいものです。