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自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

ビオトープ

2011-08-25 09:54:55 | Weblog
 その土地に昔から居た野生の動植物が、人間により多少手がくわることによって自然の生態系が機能する空間に復活することをビオトープと言う。
ギリシャ語で生命をビオ(bio)、場所をトープ(topos)と言い、ドイツの学者が生き物の住む空間を合成語としてビオトープと呼んだことに端を発している。

そのビオトープを堂々川で最初につくった場所がここ4番砂留川原である。
2006年9月23日 草丈2.5mの川原を現副会長と事務局長が草刈りを始めたのが最初である。
指を折ればもう5年が過ぎ、砂留がある川故、最初の川は砂で埋まり、現在その横に新設した川も砂で埋まりはじめ、ここ1年放置していた。
猪も好きなように耕してくれた。だから草はよく伸びる。その草を副会長が刈られた見たい。
先日彼岸花を植えた時この荒廃を感じ少しだけ整備して見た。


川とは見えない川

草を除去
本流の水を引き入れる


ここで生活している生き物を紹介する。


普通のコオロギ100匹どころではない

白い翅のコオロギもいる

このコオロギよく見れば
仮面ライダーみたいな顔


この虫がはたして正義の使者
 この川原にはハグロトンボが約20匹舞っている。
餌を咥えた物を発見、撮りはしたがピン外れで証拠にはならない。



バッタの仲間、周囲に体色を似せているのですぐ見失った。



ここでは蜘蛛とイナゴの争いを見た。



悪いことをした。もしこの場に来なかったらイナゴはあわてて飛び立つこともなかったはずだ。
蜘蛛は網のイナゴをぐるぐる巻きにし始めた。イナゴは蜘蛛が足のあたりに来た時キック。
蜘蛛は地上まで落ちたが命綱はちゃんと機能してすぐに元の場所へ戻る。
しばらくはイナゴのそばに寄らなかったが又ぐるぐる巻きを始めた。
この間約6分、良い休息時間になった。
22日に植えたヒガンバナの赤球根のそばに我が家から白の球根21球を持参して植えた。
近い将来広島県トップクラスの悲願を達成させるためには暑くても頑張らなくては。
ちなみに昨年植えたヒガンバナの仲間ナツスイセンは


球根が大きい
今年咲く可能性もある

現在21の花をつけている


この谷と言うか、川の両岸は役員の方が草刈りをしてくださったようだ。



ブログの主、自然が作業をしているように書いていることもあるが、同好会では多くの人が自分のできることをわずかづつ作業することで大きな成果にしている。
もし、このブログをご覧の方で同好会に入会したい方はコメント欄に書いてください。
今なら『堂々川今昔』冊子を10月には配布出来そうです。