
元旦、2日と晴天で暖かい、3、4、5日は曇り空、寒くてという感じはしない。
今年も、もう5日が過ぎた。
「1月はいぬる、2月が逃げる、3月が去る」の言葉が分かる気がする。
今日は春の七草について考えました。
古詠に「セリ ナズナ ゴギョウ ハコベラ ホトケノザ スズナ スズシロこれぞ七草」とあるのでここから薬草分析をします。
セリ
ナズナ
ゴギョウ
ハコベ
ホトケノザ
醍醐天皇の御世頃から始まったとされるお正月の七草粥も、昭和の飽食期には一時暦の上のみで姿が消えかけたが、最近はこれらを専門に作る農家も増え入手が楽になった。
さて、
セリはきれいな水の小川や湿地の畦に生息し、ビタミンA、B類 C、ミネラルの鉄分、カルシュウムも多く貧血、胃腸強化及び、お正月の食べすぎで弱った胃腸を回復させそして冬場のビタミンC不足を補います。
ナズナは五訂食品成分表を見てもミネラル、ビタミンが非常に豊富で繁殖力旺盛である。お正月の偏った栄養はこの草で一気に解消出来るとも言われている。血圧降下作用及び高血圧予防、便秘解消、利尿作用、整理不順等効果があり、案外この草から新しい薬が発見できるかも?との期待が持てる!
ゴギョウ(母子草)は灰色のビロード感触の葉が特徴であるが風邪に関する効果が見られ、風邪予防、扁桃腺炎、気管支炎、痰をきる等が知られる。このゴギョウはヨモギの代わりに入れてヨモギ餅モドキとしてよく利用されたそうです。
ハコベは塩と混ぜハコベ塩を作り歯磨きとして利用する。歯槽膿漏に効果があり、昔は虫垂突起炎を抑えるのに使ったと聞く。また最近流行の身体を弱酸性にする効果もあるようです。
ホトケノザは紫色の花が咲き毒草とも言われるシソ科の外来種と名前が同じなので間違われるが、正式には「コオニタビラコ」と呼び田圃に這いつくばった姿をして黄色の花が咲く。この草も胃腸を整える作用があります。しかしこの草は春の七草に入れるかどうかの議論が合ったようで七草のうちでも薬効を探すのに苦労した。
表題写真はスズナ(カブ)清白(スズシロ=大根)は食べたものの消化を助ける働き、免疫力を高めるなど一般に良く知られた存在です。
以上のような食材が医学知識が全く無い時代にすでに見つけられ、飽食のお正月の終わりに食べると決めていたのですから私たちの祖先はすばらしい感性と感をもっていたわけであらためて尊敬しなければなりません。
今年も、もう5日が過ぎた。
「1月はいぬる、2月が逃げる、3月が去る」の言葉が分かる気がする。
今日は春の七草について考えました。
古詠に「セリ ナズナ ゴギョウ ハコベラ ホトケノザ スズナ スズシロこれぞ七草」とあるのでここから薬草分析をします。
セリ

ナズナ

ゴギョウ

ハコベ

ホトケノザ

醍醐天皇の御世頃から始まったとされるお正月の七草粥も、昭和の飽食期には一時暦の上のみで姿が消えかけたが、最近はこれらを専門に作る農家も増え入手が楽になった。
さて、
セリはきれいな水の小川や湿地の畦に生息し、ビタミンA、B類 C、ミネラルの鉄分、カルシュウムも多く貧血、胃腸強化及び、お正月の食べすぎで弱った胃腸を回復させそして冬場のビタミンC不足を補います。
ナズナは五訂食品成分表を見てもミネラル、ビタミンが非常に豊富で繁殖力旺盛である。お正月の偏った栄養はこの草で一気に解消出来るとも言われている。血圧降下作用及び高血圧予防、便秘解消、利尿作用、整理不順等効果があり、案外この草から新しい薬が発見できるかも?との期待が持てる!
ゴギョウ(母子草)は灰色のビロード感触の葉が特徴であるが風邪に関する効果が見られ、風邪予防、扁桃腺炎、気管支炎、痰をきる等が知られる。このゴギョウはヨモギの代わりに入れてヨモギ餅モドキとしてよく利用されたそうです。
ハコベは塩と混ぜハコベ塩を作り歯磨きとして利用する。歯槽膿漏に効果があり、昔は虫垂突起炎を抑えるのに使ったと聞く。また最近流行の身体を弱酸性にする効果もあるようです。
ホトケノザは紫色の花が咲き毒草とも言われるシソ科の外来種と名前が同じなので間違われるが、正式には「コオニタビラコ」と呼び田圃に這いつくばった姿をして黄色の花が咲く。この草も胃腸を整える作用があります。しかしこの草は春の七草に入れるかどうかの議論が合ったようで七草のうちでも薬効を探すのに苦労した。
表題写真はスズナ(カブ)清白(スズシロ=大根)は食べたものの消化を助ける働き、免疫力を高めるなど一般に良く知られた存在です。
以上のような食材が医学知識が全く無い時代にすでに見つけられ、飽食のお正月の終わりに食べると決めていたのですから私たちの祖先はすばらしい感性と感をもっていたわけであらためて尊敬しなければなりません。
私もスーパーにセットが売っていたのでそれを買って七草がゆを食べました
野草があまりにも小さすぎてどれがセリなのかホトケノザなのかわかりませんでした^^;
インフルエンザのウィルスも恐いけど、
PCウイルスも恐いんですね。
どうぞお大事に!
実物をこの目で見たことはなく・・
ここ数年我が家では七草粥を食べたこともなく。。。
来年からは食べることにします
福島県ではインフルエンザの脳症で、中学生が死亡
しました。
何でも予防が大切ですね、気をつけましょう。
いいのですが、今は、お店でセットにして
売っているので、つい、それを買ってしまい
ますよね。
昔の人は、感が働いたのでしょうか?
でも私達の身体も、辛いものを食べた
後には、さっぱりしたものをと、
改めて考えなくても自然に身体がそれを
要求するところがありますよね。
後の世の人が、理論をつけると、先人の
知恵に驚かされるということですね。
二〇〇六年もよき年になりますように
お祈りいたします。
七草は最近では市販の物を食べているので、
ありがたく自然の姿を見せていただきました。
まだ毎日お餅食ですので、
そろそろ胃を休めないと。
明日は七草だったのをおかげで思い出しました。
遅まきながら・・ m(__)m
あけましておめでとうございます!
昔の人は自然に色々なことを知っていたのでしょうね~
おせちや御餅の後には、やっぱり春の七草がゆなんですよね。
胃もたれしっぱなしの私も食べなくちゃ!
本当にすごいことですよね!
今の私たちは科学的な数値を当てにして 鈍感になってるのかも・・・ですね。
と言って、食べませんでしたが、
今年からは、ちゃんと食べまーす。
紹介ありがとうございました~。
うわ~。七草ですね~。私の小さい時は母と一緒に裏の田んぼの是道や空き地につみにいきました。
今は、東京も開発されてしまってスーパーであくも出ないようなものを
仕方なく買ってきますが・・・
本当は、自然のものをいただきたいものです。
母との楽しかった思い出、ひよんなところでおもいだせました。
ありがとうございました
自然を尋ねる人さんみたいに、野草等の知識が豊富
になりたい。
先人の知恵はどのように獲得されたんでしょうか。感心しますね。
食生活だけでなく、あらゆる面で昔からの習慣を
再認識する必要があると思います。
セットで売っているのですが、どの葉っぱが何か分かりませんでした。(ーー;)
せり、スズナ、スズシロは分かりますが‥。
自然を尋ねる人さんの、UPされた画像を見て調べてみたいと思います。
ピッタシカンカンこれぞ自然を尋ねる人さん
私も、正月は,酒に明け暮れたので、七草がゆで胃腸を整えなくちゃ。
縄文時代は、野草でしたが?今は栽培している農家があるのですか?
冷凍食品、3分待つノダヨ、イイスタント食品が多い現代の食事、
若い人たちにこのblogを見せてあげたい。
七草粥を食べなくチャァ。
fkyさん
ご来訪感謝します。ミスして投稿しましたがすこし早くお見えいただいたので一番よいところをお見せできませんでした。
七草粥を食べたし
おはようございます。ゴギョウというものを写真で見るのは初めてです。どんな味がするのでしょう。野草の効能をむかしの人は、どのようにして知ったのでしょう。経験的に会得したのでしょうか。不思議です。