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自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

観光地 ホタル

2019-12-12 14:53:18 | Weblog
昨年のホタルの舞は「福山市でトップ」の評価の方が多いです。
よく飛ぶ地域3カ所からホタルの雌が欲しいと言われた。
 堂々川のホタルは「ソメイヨシノ」の花が咲いた直近の雨の夜
幼虫は光りながら水から上陸して土に潜ります。


サクラが咲いた

水の中

水から上陸


幼虫が光りながら上陸する様は独特の綺麗さを感じます。


1匹の光

5匹が上陸


上陸して土に潜り、約40~50日後に成虫になり光りだす。
ホタルの光る部分は雄の場合お尻の2節が光り、メスは1節が光りもう1節は赤い。


雄のホタル


ホタルの成虫


源氏ボタル


堂々川のホタルの光は年により異なるが普通は6月10日頃がピークである。


多くの人が5番砂留川原で見物される
時々路上駐車で警察に叱られることがある。


ホタルの光の軌跡


3番砂留川原

6番砂留の下方

写真愛好家が撮影すると明るい


源氏ボタルは6月から7月にかけて産卵する。
川の周辺のコケや水草の根等で卵から孵化すると水に直接入れる場所。

私たちは今から13年前この川にビオトープを造った。


広島県に申請許可を貰って開発
4番砂留川原から始め、3、2、5番川原を開発した。


それ以降毎年、8月初旬に福山市の出前教育制度を利用して
水質調査をしている。


近隣の小学生が中心


珍しい水生昆虫


ヘビトンボ


ホタルの幼虫2年目


餌になるカワニナを食べている幼虫


普通ホタルの幼虫は1年目の翌4月に上陸するがもう1年留年するものもいる。
たかがホタル、されどほとんど
ここまでになるのは黒い水の対策から始め、ビオトープづくり、
途中3年ほどホタルの幼虫を養殖して放流もした。

会員、支援者等多くの人のご協力でここまでになり
堂々川のホタルとして観光地にまでなった。
石の上にも3年、努力して10年
来年3月、水環境文化賞を盛岡でいただける内示をいただいている。

今後もご指導、ご支援をよろしくお願い致します。